軟骨 治療 書籍
 
No.1833
痛みのメカニズムとこれからの治療薬・治療法の開発
 

◎国民病であるロコモティブシンドロームに立ち向かう製品を開発する!

◎再発防止、根治、予防薬を創出するための、ターゲットの選定、エビデンス、データの取り方は?

骨・関節・軟骨治療のための
新製品開発と臨床ニーズ
〜治療薬、診断薬、診断装置、健康食品〜

発 刊 日:2015年10月30日  体 裁:A4判 378頁  定 価:80,000円(税抜) ISBM:978-4-86104-595-0


■ 本書のポイント


◆新薬、既存薬のマーケティング・製品戦略に役立つ◆
  ・疫学、開発品、バイオシミラー動向から差別化戦略を練りこむ!
  ・治療、予防医療の医療経済評価・費用対効果の考え方は?
  ・売れている製品の臨床成績、エビデンスは?、メリットはどこにあるのか?


◆治療の現状・臨床医のニーズから開発のヒントを得る◆
  ・治療で臨床現場が困っていることは?、今後求められる治療法は?
  ・治療薬、機能性食品開発のための動物での評価法は?
  ・開発コンセプト、製品プロファイルをどのように設定するべきか?


◆最新の診断技術と、検査薬の開発事例を掲載!◆
  ・体外診断用医薬品の有用性評価と開発戦略を紹介!
  ・リウマチ、骨粗鬆症、骨転移、脊髄損傷の検査薬への臨床ニーズとは?
  ・画像診断ソフト、画像診断装置の開発経緯、臨床評価は?

■ 執筆者(敬称略) 

神戸薬科大学 森脇 健介 国立障害者リハビリテーションセンター 土肥 透
(株)アンテリオ 堀 玲子 国立障害者リハビリテーションセンター 緒方 徹
屋代弁理士事務所 屋代 順治郎 旭化成ファーマ(株) 高倉 綾
三枝国際特許事務所 森嶋 正樹 東京大学 角田 茂
富山大学附属病院 松下 功 東京理科大学 秋津 葵
近畿大学 梶 博史 キユーピー(株) 大江 眞理子
国立長寿医療研究センター研究所 竹下 淳 磐田化学工業(株) 関口 喜則
岡山大学 鉄永 倫子 (株)明治 中山 恭佑
岡山大学 鉄永 智紀 (株)DHC 内藤 健太郎
大杉バイオファーマコンサルティング(株) 大杉 義征 CBC(株) 中山 雄一
東邦大学 藤澤 有希 ハムリー(株) 関 あずさ
東邦大学 亀田 秀人 金沢大学 鈴木 信雄
埼玉医科大学病院  秋山 雄次 東京医科歯科大学 服部 淳彦
大阪市立大学 小池 達也 (株)サン・クロレラ  星崎 昌子
東京医科歯科大学 川畑 仁人 浜松医科大学 松山 幸弘
    北海道脳神経外科記念病院 今村 博幸
慶應義塾大学 宮本 健史 広島大学 田中 信弘
島根大学 山本 昌弘 広島大学 宇治郷 諭
徳島病院 高田 信二郎 神戸労災病院 金山 修一
千葉大学 渡辺 淳也 愛知医科大学 竹内 幹伸
インディアナ大学 米田 俊之 三朝温泉病院 森尾 泰夫
国立がん研究センター中央病院 小林 英介 帝京大学 宮本 亘
富士フイルムRIファーマ(株) 河上 一公 帝京大学 高尾 昌人
同志社大学 眞野 功 北里大学東病院 高平 尚伸
ラトックシステムエンジニアリング(株) 南郷 脩史 熊本赤十字病院 岡村 直樹
(株)イノテック 伊藤 賢治 香川大学 中村 修
東京大学 岡 敬之 香川大学 加地 良雄
東京医科大学 吉井 雄一 香川大学 山本 哲司
岩手医科大学 江原 茂 杏林大学 森井 健司
東京歯科大学 小橋 由紋子 東京慈恵会医科大学 細谷 龍男
北海道内科リウマチ科病院 深江 淳 船橋総合病院 金谷 幸一
徳島大学大学院 米田 和也 大阪大学 波多 賢二
徳島大学大学院 鈴木 秀宣 東京医科歯科大学 大関 信武,
徳島大学大学院 河田 佳樹 東京医科歯科大学 宗田 大
徳島大学大学院 仁木 登 東京医科歯科大学 関矢 一郎
(株)ピー・エム・エル 坪井 五三美 岡山大学 エミリオ・サトシ・ハラ
富士レビオ(株) 和田 直子 岡山大学 大野 充昭
大阪市立大学 山田 真介 岡山大学 窪木 拓男
大阪市立大学 稲葉 雅幸 近畿大学 磯貝 典孝
東邦大学 神谷 直人 近畿大学 西脇 仁
東邦大学 鈴木 啓悦 理化学研究所 山澤 建二

■ 目  次

第1章 医療経済評価の視点から見る今後の骨・関節疾患

第2章 今後の骨・関節疾患治療の市場動向

第3章 骨再生、骨破壊の最新メカニズム

第4章 治療薬開発・研究事例 〜製品コンセプト・適応症・臨床成績〜

第5章 画像診断装置の製品開発

第6章 バイオマーカーと検査薬・試薬の開発

第7章 治療薬開発のためのモデル動物作成

第8章 健康食品・サプリメントの開発

第9章 各疾患への治療の現状と治療薬・治療法ニーズ

第10章 軟骨領域での再生医療の現状と製品開発

第11章 積層造形技術による人工骨の成形


◇第1章 医療経済評価の視点から見る今後の骨・関節疾患◇

第1節 骨粗鬆症治療と医療経済評価

1.医療経済評価の方法論
 1.1 医療経済評価の分析手法
 1.2 費用対効果の判断基準
 1.3 医療経済評価の研究デザイン
 1.4 骨粗鬆症領域の医療経済評価の特制

第2節 骨折予防治療と費用対効果

1.骨粗鬆症の検診と予防の費用対効果
 1.1 初発骨折予防のための検診・治療の費用対効果
 1.2 二次骨折予防のための治療の費用対効果
2.骨粗鬆症の治療の費用対効果
 2.1 治療開始条件と費用対効果
 2.2 様々な治療法の費用対効果
3.日本における骨粗鬆症治療の医療経済評価の事例


◇第2章 今後の骨・関節疾患治療の市場動向◇

第1節 リサーチ企業から見る今後の骨・関節治療薬市場

T.骨粗鬆症
1.骨粗鬆症現状
2.骨粗鬆症概要
 2.1 診断のポイントと課題
 2.2 骨粗鬆症の疫学
 2.3 市場
 2.4 最近の傾向
 2.5 開発品(2015年4月現在)
 2.6 新薬のマーケティングの留意点
 2.7 既存製品の取り組み
3.各製品の特徴
 3.1 BP製剤
 3.2 SERM(選択的エストロゲン受容体モジュレータ)
 3.3 PTH製剤(骨折後に投与)
 3.4 抗RANKLモノクロナール抗体
 3.5 ビタミンD3
 3.6 カルシトニン
4. 診療科
5. 骨粗鬆症患者への治療はまだ不十分
6.国際展開

U.関節リウマチ(RA)
1.背景
2.抗リウマチ薬市場
 2.1 新規薬剤
 2.2 注目のJAK阻害薬
 2.3 バイオシミラーについて
3. 生物学的製剤
 3.1臨床現場での使用と評価
 3.2生物学的製剤既存薬について
4.新製品及び既存品の新効能・適応拡大
5. 関節リウマチ抗CCP抗体
6. 今後の治療の形として

第2節 特許視点から見る今後の骨粗鬆症治療薬市場と動向

1.アレンドロン酸
2.リセドロン酸
3.ゾレドロン酸法

第3節 バイオシミラーを巡る特許の状況から見る関節リウマチ治療薬市場動向

1.相次ぐ先行バイオ医薬品の特許切れ
 1.1 インフリキシマブ
 1.2 エタネルセプト
 1.3 アダリムマブ
 1.4 セルトリズマブ
2.主要国におけるバイオシミラーの承認申請の制度と状況
 2.1 欧州
 2.2 日本
 2.3 米国
3.バイオシミラー企業と先発企業とのバランスを図るための枠組み
 3.1 米国
 3.2 他国の枠組み

 


◇第3章 骨再生、骨破壊の最新メカニズム◇

第1節 骨破壊のメカニズム(関節リウマチ)

1.破骨細胞の活性化
2.関節炎モデルからみた骨破壊における破骨細胞の役割
3.RANKLと破骨細胞分化
4.T細胞による破骨細胞の分化制御
5.RANKLシグナルと共刺激シグナル

第2節 骨吸収のメカニズム(骨粗鬆症)

1. 骨吸収機構
 1.1 破骨細胞による骨吸収のメカニズム
 1.2 破骨細胞の形成
 1.3 破骨細胞の活性化
 1.4 RANKL/OPG系の骨吸収における役割
 1.5 破骨細胞が分泌するオステオクラストカイン
2. 骨粗鬆症における骨吸収
 2.1 閉経後骨粗鬆症
 2.2 性腺機能低下による骨粗鬆症
 2.3 副甲状腺・甲状腺機能亢進による骨粗鬆症
 2.4 グルココルチコイド過剰による骨粗鬆症
 2.5 糖尿病による骨粗鬆症
 2.6 骨粗鬆症におけるビスホスホネート、ビタミンD、カルシトニン

第3節 骨形成のメカニズム

1.骨形成とは
2.サイトカインによる骨形成促進
 2.1 BMPによる骨形成誘導
 2.2 Wntによる骨形成制御
 2.3 その他の骨形成を制御する液性因子
3.転写因子から見た骨形成
 3.1 Runx2
 3.2 Osterix
 3.3 その他の転写因子
4.骨形成細胞の起源響

第4節 痛みのメカニズム

1.痛みの機序による分類
 1.1 器質的疼痛
 1.2 非器質的疼痛(心因性疼痛)
2.侵害受容性疼痛のメカニズム
 2-1 伝達メカニズム
 2-2 侵害受容線維
 2-3 脊髄における侵害刺激の伝達
 2-4 脳
 2-5 下行性疼痛抑制系
3.神経障害性疼痛のメカニズム
 3-1 侵害受容性疼痛との違い
 3-2 メカニズム
4.関節痛のメカニズム
5.骨痛のメカニズム
6.筋痛のメカニズム


◇第4章 治療薬開発・研究例 〜製品コンセプト・適応症・臨床成績〜◇

第1節 関節リウマチ薬(生物学的製剤)の開発

[1] アクテムラ
1.製品コンセプト・作用機序
 1.1 アクテムラ研究開発の着想から上市に至るまでの経緯概略
 1.2 IL-6の関節リウマチ発症、病態の進展における役割
 1.3 動物モデルでのIL-6の病因的役割
 1.4 アクテムラの作用機序
2.適応症・臨床成績
 2.1 関節リウマチ患者を対象とした臨床第三相試験で、軟骨・骨破壊の進行抑制効果が認められた。
 2.2 アクテムラ治療により、血中VEGF,およびMMP-3が低下する。
 2.3 アクテムラで緩解を達成した患者では、血中IL-6レベルが正常化した。 
3. おわりに

[2] エタネルセプト
1. 国内第III相試験
2. JESMR試験
3. RACAT試験
4. PRIZE試験
5. 本邦におけるエタネルセプト市販後調査成績

[3] ヒュミラ(アダリムマブ;adalimumab)
1. アダリムマブが誕生するまで
 1.1 腫瘍壊死因子(tumor necrosis factor; TNF)
 1.2 TNF阻害薬
 1.3 モノクローナル抗体製剤
 1.4 ファージディスプレイ法
2.アダリムマブ
 2.1 アダリムマブ(ヒュミラ?)とは
 2.2 市販後の成績(RA全例調査)
 2.3 重要な臨床試験

[4] シンポニー  (ゴリムマブ)
1.関節リウマチと生物学的製剤
 1-1.初期の生物学的製剤の成功と問題点
 1-2.生物学的製剤改良のポイント
2.ゴリムマブの製品コンセプト
3.ゴリムマブの臨床成績
4.ゴリムマブの適応症

[5]  セルトリズマブ
1.構造
2.用法
3.関節リウマチに対する効果
4.安全性

第2節 骨粗鬆症治療薬

[1] 骨吸収抑制薬(デノスマブ)臨床成績と今後の課題
1.RANKLとは
 1-1. RANKLの発見
 1-2. RANKLの機能
2.デノスマブの臨床成績
 2-1. デノスマブによる骨粗鬆症治療効果
 2-2. デノスマブによる有害事象
3.今後の課題

[2] 骨形成促進薬(テリパラチド)〜臨床成績と今後の課題〜
1.TPTD単独療法
2.テリパラチドを含む逐次療法:
 2.1 他剤先行治療薬からTPTDへ切り替え
 2.2 TPTD先行治療から他剤へ切り替え
3.テリパラチドと他剤の併用療法
4.その他の骨代謝異常に対するテリパラチド治療の適用拡大
 4.1 ステロイド骨粗鬆症
 4.2 骨吸収阻害薬関連顎骨壊死(anti- resorptive agents-related osteonecrosis of
 4.3 骨折に対する治癒促進薬

[3] 骨粗鬆症治療薬の治療成績と今後の課題【ビスホスホネート製剤】
1.ビスホスホネート製剤単独療法
2.ビスホスホネート製剤と他剤との併用療法
3.ステロイド骨粗鬆症
4.骨パジェット病に対する薬物療法
5.ビスホスホネート製剤の副作用
 5.1 顎骨壊死 
 5.2 非定型大腿骨骨折

第3節 変形性関節症(ヒアルロン酸)
1.ヒアルロン酸製剤の薬理作用
2.ヒアルロン酸製剤の臨床効果
3.HA製剤使用のガイドライン

第4節 がんの骨転移の治療薬
1. 骨転移の成立・進展のメカニズム
 1.1 骨転移における破骨細胞の役割
2. がんの骨転移治療
 2.1 市販の骨転移治療薬
  2.1.1 ビスホスホネート(Bisphosphonate, BP)
  2.1.2 デノスマブ (Denosumab, Dmab)
 2.2 開発中の骨転移治療薬候補物質

第5節 骨腫瘍における新規治療開発の現状と展望
1.悪性骨腫瘍とは
2.骨肉腫における標準治療と新規治療開発
 2.1 現在の標準治療
 2.2 骨肉腫における新規治療開発事例
3.骨巨細胞腫における新規治療開発事例

 


◇第5章 画像診断装置の製品開発◇

第1節 画像診断装置の製品開発事例

[1] 骨転移の画像解析ソフトウェア
1.製品コンセプト(課題の克服と新しい価値)
 1-1 課題
 1-2 BONENAVIによる課題の解決
 1-3 BONENAVIによる付加価値
2.適応
 2-1 適応症例
 2-2 解析データと使用状況
3.臨床成績
 3-1 骨転移診断に関する評価(読影時の感度および診断結果の一致率の向上)
 3-2 BSIによる骨転移の評価

[2] 骨密度測定装置の製品開発
1.既存の骨密度測定方法
2.開発装置の原理
3.開発経緯
4.臨床研究結果
5.今後の展開

[3] 4DQCT法による骨折リスク予測、治療のフォローアップソフト TRI/3D-BON-FCSCL
1. はじめに
 1-1 骨量と骨構造
 1-2 骨石灰化度と骨の材質
2. 4次元QCT法(4DQCT法)概要
 2-1 MDCTによる海綿骨の観察
 2-2 骨代謝観察による脆弱部位の早期発見
3. 4D QCT法で観察する骨
 3.1 正確性が高い
 3.2 投薬効果が見える
4. 4D QCT法における計測
 4.1 骨塩量計測
 4.2 3D海綿骨形態計測
 4.3 有限要素法による応力解析 (Finite Element Analysis; FEA)

[4] クラウド型 変形性関節症画像診断支援ソフトの開発
1.従来の読影法と画像処理技術による定量値診断支援
 1.1 クラウド型KOACAD機能との特徴
2.クラウド型遠隔診断支援システムのモデルと展開
 2.1 遠隔診断支援システムの波及効果
 2.2 主な効果
3.薬事法改正による「医療機器プログラム」販売の展望について
 3.1 ソフトウェアー開発会社の問題点と課題

 

第2節 画像診断装置の臨床ニーズ

[1] 組織弾性計測のための超音波検査関連機器の開発
1.超音波エラストグラフィ法
2.超音波探触子振動装置の開発
3.超音波探触子振動装置の臨床応用

[2] 骨・軟部腫瘍画像診断装置開発のニーズ
1.骨腫瘍の定義
2.軟部腫瘍の定義
3.骨腫瘍の画像解析の原則
4.画像診断の現状
5.新たな画像診断技術の可能性

[3] 足部足関節捻挫の診断装置のニーズ
1.足関節の解剖
 1.1 足の関節と骨
 1.2 足関節の靱帯
 1.3 足関節周囲の腱
2. 足関節捻挫
 2.1 前距腓靱帯損傷の静止画像での画像評価
 2.2 前距腓靱帯のキネマティックMRIにおける評価

[4] 関節リウマチ診療における超音波検査装置へのニーズ
1.関節超音波検査の発展
2.関節超音波検査による知見
 2.1 滑膜炎の診断と関節超音波検査
 2.2 滑膜炎の評価と関節超音波検査
3.関節リウマチ診療と関節超音波検査
4.関節リウマチ診療に特化した超音波断層装置の方向性

[5] 骨粗鬆症の画像診断装置へのニーズ
1.骨粗鬆症の画像診断
2.QCTを用いた骨粗鬆症の診断
3.胸部CT画像を用いた骨粗鬆症診断支援システム
 3.1 骨格の構造解析
 3.2 椎体の構造解析
 3.3 椎体の評価
 3.4 骨粗鬆症診断支援システムの評価

 


◇第6章 バイオマーカーと検査薬・試薬の開発◇

第1節 検査薬・検査用試薬の製品開発事例

[1] 体外診断用医薬品の製品開発事例(リウマチ検査)
1.リウマチ
2.リウマチ検査の市場性
3.MMP-3 開発戦略
 3.1 モノクローナル抗体の調製
 3.2 モノクローナル抗体を用いたラテックス試薬
 3.3 MMP-3ラテックス試薬の有用性

[2] 新規骨形成マーカーの開発
―Intact P1NPの本邦における開発事例について―
1.骨形成/骨吸収マーカー測定試薬としての特性
2.Intact P1NP開発の経緯
3.Intact P1NP測定試薬の概要
 3-1. 試薬名称
 3-2. 一般的名称
 3-3. 使用目的
 3-4. 測定原理
 3-5.測定結果の判定法
 3-6. 試薬性能
4.Intact P1NPの臨床的意義
5.基準値、カットオフ値の設定と臨床応用
6.今後の展望

 

第2節 検査機器・検査用試薬の臨床ニーズ

[1] 骨粗鬆症検査薬への臨床ニーズ
1.骨粗鬆症の診断・治療
 1.1 骨粗鬆症の診断
 1.2 骨代謝マーカー
 1.3 骨粗鬆症の治療
2.骨粗鬆症診療の問題点
 2.1 骨質を評価する方法が確立されていない
 2.2 骨代謝マーカーの適正な使用法が設定されていない
 2.3 皮質骨を評価する方法が確立されていない
3.骨粗鬆症検査薬に求められること

[2] 骨転移検査薬への臨床ニーズ
1.血清骨形成・吸収マーカーの役割
2.骨形成マーカー
 2.1 アルカリホスファターゼ:ALP
 2.2 骨型アルカリホスファターゼ:BAP
3.骨吸収マーカー
 3.1 1型コラーゲン架橋N-テロペプチド:NTX
 3.2 I型コラーゲン-C-テロペプチド:1CTP
 3.3 酒石酸抵抗性酸性フォスファターゼ5-b:TRAP-5b
4.骨修飾薬に対する骨代謝マーカーの有用性

[3] バイオマーカーによる脊髄損傷の予後予測
1.背景
2.脊髄損傷の予後予測法
3.バイオマーカーについて
4.脊髄損傷におけるバイオマーカー
 4-1. Neuron-Specific Enolase (NSE)
 4-2. S100β
 4-3. Cleaved-Tau (c-Tau)
 4-4. Myelin Basic Protein (MBP)
 4-5. Glial Fibrillary Acidic Protein (GFAP)
 4-6. Neurofilaments (NF)
5.脊髄損傷のバイオマーカーとしてのpNF-H
 5-1. 対象と方法
 5-2. 結果
 5-3. 考察及び今後の展望
6.まとめ

 


◇第7章 治療薬開発のためのモデル動物作成◇

第1節 骨粗鬆症
1. はじめに
 1.1 概要
 1.2 骨粗鬆症モデル動物の選択と試験デザイン
2. 代表的な骨粗鬆症モデル動物の作製方法および特徴
 2.1 卵巣摘出モデル
 2.2 精巣摘出モデル
 2.3 ステロイド性粗鬆症モデル
 2.4 非荷重・不動性骨粗鬆症モデル
3. おわりに性

第2節 関節リウマチ
1. 病因とモデルマウス
 1.1 MHCやTCR(T cell receptor;T細胞受容体)の異常に基づく自己反応性T細胞による
 1.2 免疫調節因子の異常によるもの
 1.3 異常産生された自己抗体と補体活性化によるもの
 1.4 炎症性サイトカインの過剰シグナルによるもの
 1.5 滑膜細胞のホメオスタシス異常によるもの
 1.6 微生物感染が関与するもの
2. 関節リウマチの表現型解析
 2.1 遺伝的背景と飼育環境
 2.2 RA発症の検討
 2.3 作製モデルのRA自然発症時のメカニズム検討のための解析項目
 2.4 誘導型RA実験モデルの検討


◇第8章 健康食品・サプリメントの開発◇

第1節 ヒアルロン酸(関節)
1.ヒアルロン酸とは
 1.1 関節での役割
 1.2 経口摂取の安全性
2.有効性
 2.1 メカニズム
 2.2 ヒトに対する有効性

第2節 Sアデノシルメチオニン+酵母粉末
1.生体内におけるSアデノシルメチオニンの役割
 1.1 Sアデノシルメチオニンの構造
 1.2 Sアデノシルメチオニンと代謝
2.Sアデノシルメチオニンの利用
 2.1 安定化技術の開発
 2.2 SAMeの生理活性
 2.3 関節症に対する効果
3.健康食品としてのSアデノシルメチオニン
 3.1 酵母が産生するSアデノシルメチオニン
 3.2 製品化された Sアデノシルメチオニン含有酵母粉末


第3節 乳タンパク質(ホエイ、カゼイン)の骨格筋合成に対する効果
1.骨格筋量を増やすために
 1.1 骨格筋を知る:筋タンパク質の合成と分解
 1.2 筋合成を促進するために:運動と栄養
2.乳タンパク質
 2.1. 乳タンパク質とは
 2.2. 乳タンパク質の栄養学的評価
3.乳タンパク質の骨格筋合成促進効果
 3.1 ホエイタンパク質の骨格筋合成促進効果
 3.2 カゼインの骨格筋合成促進効果
 3.3 乳タンパク質の骨格筋合成促進効果
 3.4 乳タンパク質(ホエイタンパク質、カゼイン)の特性を活用した食品製品
4.乳タンパク質の改変〜更なる高機能タンパク質の創出〜
 4.1 乳タンパク質のペプチド化
 4-2 乳タンパク質ペプチドの骨格筋合成促進効果
 4-3 乳タンパク質ペプチドの特性を活用したサプリメントについて


第4節 濃縮乳清活性タンパク(骨形成促進)
1.濃縮乳清活性タンパクについて
2.濃縮乳清活性タンパクの骨形成促進作用
 2-1. 濃縮乳清活性タンパクはカルシウムを定着させる働きを持つ
 2-2. 濃縮乳清活性タンパクは骨形成のスピードを高める
 2-3. 濃縮乳清活性タンパクの骨芽細胞の活性化メカニズム
3.さいごに


第5節 骨芽細胞活性とオリーブ葉エキス
1.骨代謝サイクル
 1-1. 骨の代謝と再構築
 1-2. 破骨細胞 Osteoclasts
 1-3. 骨芽細胞 Osteoblasts
2.骨芽細胞分化とオリーブ葉エキス:オレウロペイン
 2-1. 骨芽細胞と脂肪細胞の分化とその制御
 2-2.オリーブ含有成分オレウロペインによる骨形成促進と脂肪形成阻害
 2-3. 市場に流通するオレウロペイン(Bonolive?)とその作用
3.オレウロペイン(Bonolive?)の最終製品化とヘルスクレーム


第6節 メラトニン
1.基本構造と作用
 1.1 メラトニンの分泌
 1.2 メラトニンの受容体と生体への作用
2.骨への作用
 2.1 松果体の切除による脊柱の所見
 2.2 メラトニンの骨芽細胞及び破骨細胞 (in vitro)に対する作用
 2.3 メラトニンの骨疾患モデル動物(in vivo)に対する作用
 2.4 低カルシウム食給餌ラット(in vivo)に対するメラトニンの作用
3.新規骨疾患治療薬の開発


第7節 エゾウコギ根粉末配合食品の膝関節痛軽減作用
1.エゾウコギとは
 1.1 エゾウコギの歴史
 1.2 エゾウコギの作用
 1.3 エゾウコギ製品開発のきっかけ
2.膝関節痛とエゾウコギ
 2.1 膝関節痛の現状
 2.2 エゾウコギ根粉末配合食品の膝関節痛軽減作用


◇第9章 各疾患への治療の現状と治療薬・治療法ニーズ◇

第1節 脊椎

[1] 脊柱側弯症
1.診断と鑑別
2.側弯症を早期に発見するにはどのようにすればよいか
3.側弯の進行度の予測
4.治療方針は?

[2] 後縦靭帯骨化症・黄色靭帯骨化症
1. 後縦靭帯骨化症(OPLL: Ossification of the Posterior Longitudinal Ligament)
 1.1 疫学
 1.2 病因
 1.3 病態
 1.4 画像診断
 1.5 症状
 1.6 治療
2.黄色靭帯骨化症 (OLF: Ossification of the Ligament Flavum)
 2.1 疫学
 2.2 病因
 2.3 病態
 2.4 画像診断
 2.5 症状
 2.6 治療
 2.7 黄色靭帯石灰化症

第2節 頚椎

[1] 頚椎椎間板ヘルニア
1.頚椎椎間板ヘルニアの理学所見
2.脱出形態
3.頚椎椎間板ヘルニアの画像診断
4.頚椎椎間板ヘルニアの治療戦略
5.新しい治療法の開発

[2] 頚椎症性脊髄症
1.頚椎椎弓根スクリュー挿入法の問題点
2.新たな椎弓根スクリュー挿入技術「スクリューガイドテンプレートシステム(Screw Guide Template system:SGT)」
3.SGTの作成法
4.スクリュー挿入手技とその精度
5.SGTの利点と今後の課題

[3] 頸椎症性神経根症
1.頸椎症性神経根症の診断
 1-1 現病歴と神経所見
 1-2 放射線学的診断
 1-3 体表超音波による診断
2.頸椎症性神経根症の治療
 2-1 保存的加療
 2-2 手術加療

第3節 腰痛

[1] 腰部脊柱管狭窄症
1 病態と症状
2 診断
 2.1 視診
 2.2 理学所見
 2.3 画像診断
 2.4 ABPI(下肢上肢血圧比)
 2.5 鑑別診断
3 自然経過および保存的治療
4 手術療法
 4.1 除圧術
 4.2 固定術
5 予後

第4節 足関節

[1] 距骨骨軟骨損傷
1.病態
2.診断
3.治療
 3.1 逆行性ドリリング
 3.2 Microfracture法
 3.3 逆行性自家海綿骨柱移植術
4.今後の課題

[2] 変形性股関節症
1. 大腿骨外反骨切り術
 1.1 適応
 1.2 検査
 1.3 手技
 1.4 皮膚切開と展開
 1.5 展開の手技と注意点
 1.6 骨切り手技
 1.7 術後の後療法

第5節 肘関節

[1] 上腕骨顆上骨折〜小児を中心とした〜
1.小児上腕骨顆上骨折について
 1-1. 受傷機転
 1-2. 疫学
 1-3. 分類
 1-4. 診断
2.治療
 2-1. 保存療法
 2-2. 持続牽引法
 2-3. 整復と経皮的ピンニング
 2-4. Pucker signについて
 2-5. 観血的整復固定
3.合併症
 3-1.循環障害による合併症
 3-2.神経麻痺による合併症
 3-3.変形遺残
4.当院での治療方針

[2] 変形性肘関節症
1.原因と病態
 1-1. 病態(原因と発生機序)
 1-2. 症状
 1-3. 診断
2.治療の現状
 2-1. 手術適応
 2-2. 手術方法
3.今後の展望

第6節 骨腫瘍

[1] 悪性骨腫蕩
1.疾患の特徴
2.治療の現状
 2-1. 原発性悪性骨腫瘍
 2-2. 転移性悪性骨腫瘍
3.治療薬・治療法のニーズ
 3-1. 原発性悪性骨腫瘍

第7節 全身性疾患

[1] 痛風
1.現在の治療方針
 1.1 急性痛風関節炎の治療
 1.2 高尿酸血症の治療
2.現在の治療薬の問題点と望まれる新薬
 2.1 急性痛風関節炎
 2.2 尿酸降下薬

[2] 骨粗鬆症
1.骨折連鎖
2.骨折連鎖のステージと骨粗鬆症治療薬
 2-1. 第1ステージの治療薬
 2-2. 第2ステージの治療薬
 2-3. 第3ステージの治療薬
 2-4. 活性型ビタミンDのポジショニング
3.骨粗鬆症治療薬中止と逐次療法(治療継続の重要性)
 3-1. 骨粗鬆症治療薬中止の影響
 3-2.逐次療法(治療継続の重要性)
4.Case study
 4-1. 歯科治療の際にビスホスホネート中止を依頼された
 4-2. 椎体骨折の保存治療中に新規椎体骨折が発症
 4-3. 服薬困難例
 4-4. 治療しているにも関わらず骨密度上昇が軽度な場合
5.今後の課題


◇第10章 軟骨領域での再生医療の現状と製品開発◇

第1節 軟骨細胞の分化誘導法
1.軟骨細胞の分化
2.軟骨細胞分化の誘導法
 2-1. 間葉系幹細胞の供給源
3.その他の軟骨細胞分化誘導法
 3-1. ダイレクトリプログラミング法
 3-2 軟骨細胞分化誘導因子のスクリーニング

第2節 次世代自動車におけるディスプレイ技術と要求性能
1.軟骨損傷
2.間葉系幹細胞
3.滑膜幹細胞を用いた軟骨再生医療

第3節 次世代自動車におけるディスプレイ技術と要求性能
1. 既存の軟骨細胞分化誘導因子
2. 軟骨細胞分化促進能を有するグルココルチコイド・FAの同定
3. グルココルチコイドと軟骨細胞分化
4. TGF-β3誘導性軟骨細胞分化に対するFAの特異的効果
5. 治療薬としての有効性
6. FAの軟骨細胞分化促進作用メカニズム

第4節 次世代自動車におけるディスプレイ技術と要求性能
1.微細加工装置の開発
2.マイクロ軟骨
3.耳介再建術式の変遷
4.本技術を導入した3次元耳介形状軟骨の再生誘導法


◇第11章 積層造形技術による人工骨の成形◇

1.積層造形法(Additive Manufacturing)
2.結合剤噴射法による人工骨の成形例

 

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