感性 計測 セミナー
                  
ヒトの感性に訴える製品開発とその評価
 
<セミナー No.907112>

☆ 嬉しい、心地よい、美しいなど、消費者の無意識的な評価をいかに定量するか?
☆ “ラケットの打球感”や“ハイレゾ再生機”“集中力UPの紙素材”など、ユニークな事例を豊富に解説!

生体情報計測を用いた

ヒトの“受容性快適性”の定評評価

製品開発


■ 講師
【第1部】 

(株)NIPRO LFR総合研究所 副主席 小林洋平 氏

【第2部】 長岡技術科学大学 工学部 教授 中川匡弘 氏
【第3部】 (株)ソフィア・サイエンティフィック 先端科学機器部 プロダクト・マネージャー 兼 代表取締役 梅澤真司 氏
■ 開催要領
日 時

2019年7月8日(月)10:00〜17:00

会 場 [東京・五反田] 日幸五反田ビル 8階 技術情報協会 セミナールーム
聴講料

聴講料 1名につき60,000円(消費税抜き/昼食・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき55,000円〕
〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度(アカデミック価格)があります。
詳しくはお問い合わせください〕

※定員になり次第、お申込みは締切となります。

■ プログラム

【10:00〜12:00】  

【第1部】 生体情報計測を用いた製品(コンテンツ)の受容性・快適性の評価

(株)NIPRO LFR総合研究所 副主席 小林洋平 氏

 

【講座主旨】

人間が物の価値をどのように捉えるかは、経済学の分野では長年にわたる主要なテーマである。これは効用(Utility)という架空の金銭的な指標として扱われ、ミクロ経済学などではこの価値基準に対してどのように人間が判断し行動するかが議論の対象とされてきた。例えば100円の商品と200円の商品を選ぶ場合、200円の商品をより好むといったものである。この場合、より価値のある方を欲するのは、その個体がより快適に生きるために合理的であると解釈される。しかし、しばしば人間の行動はこのような合理的な解釈が困難な場合がある。例えば、宝くじをはじめとするギャンブルはほぼ損をするようにできているし、保険制度などのシステムの掛け金なども同様であるが、多くの人が利用している。本講座ではこのような矛盾点に対するアプローチとして、実験経済学、実験哲学、ニューロエコノミクス、ニューロマーケティング、感性解析などを説明する。

【講座内容】

●効用と選択
・効用とは何か―経済学における価値の考え方―
・選好と行動―スモールデシジョン―
・リスクと合理性―リスク回避のパラドックス―
・現実社会の様々な矛盾―宝くじ、保険、重大事故―
・実験哲学に見る矛盾―トロッコ問題、正義とは何か―
・4種類の自己の投影―記憶の想起、心の理論、未来の予測、―

●感性解析
・なぜ感性解析が必要なのか
・ハイブリッド感性解析システム―瞳孔、表情、脳波―
・脳波とは何か―脳活動の計測の方法―
・脳波の解析方法―β派と深部解析―
・fakeとreal―表情の嘘と脳波、瞳孔―
・コンテンツに対する評価
・異性に対する好み
・感性解析システムの今後

【質疑応答】


【12:45〜14:45】

【第2部】 生体情報に基づく「使用感・触感」の快適性の評価

長岡技術科学大学 工学部 教授 中川匡弘 氏

 
【講座主旨】

本講座では、脳波等の生体情報を計測し、その信号の時空間特性をフラクタル解析により定量化することにより、ヒトの感性を計測する技術を紹介する。具体的には、打球感が心地よいテニスラケットの開発、ハイレゾ再生機の開発、ソフィスタ、コットン、ポリエステルの線素材の触覚に係る感性計測、さらには、集中力Upの紙素材の開発等について紹介する。

【講座内容】

1.カオス・フラクタルの基礎

2.感性工学の重要性

3.脳波におけるフラクタル性

4.フラクタル次元に基づいた感性計測の基礎

5.テニスラケットの開発事例

6.ハイレゾ再生機の開発事例

7.ソフィスタの素材の触覚に係る感性計測

8.集中力Upの紙の開発

9.タッチパネル式非常電話の開発

10.トニックシャンプーの開発

【質疑応答】


【15:00〜17:00】

【第3部】 表情解析による感性・情動の定量評価技術

(株)ソフィア・サイエンティフィック 先端科学機器部 プロダクト・マネージャー 兼 代表取締役 梅澤真司 氏

 

【講座主旨】

感性・感情・情動の計測における非侵襲かつ簡便な手法として近年急速に注目を集めている表情解析。その発祥と歴史、そして科学的な根拠や理論を分かりやすく説明するとともに、国内外での具体的な最新事例を紹介します。 さらに後半には、世界の最先端表情解析ツールを使用し、実際のデモンストレーションを含めて現在の最新手法を紹介、実践的なフィールドワークのレベルまで詳細に解説します。 後半の最後には質疑応答とあわせてツールによる表情解析のワークショップを実施しますので、簡単な表情解析を実際に体験していただくことも可能です。

【講座内容】

・「表情解析」とは何か?

・行動分析と表情解析(随意行動と不随意行動)

・表情解析の歴史と変遷

・ベースとなるFACS理論の解説

・他の生理手法との比較と併用の可能性

・初期の事例紹介(オランダ・『未来のレストラン』)

・さまざまな産業界における現在の最新事例報告

・「表情解析ツール」のご紹介

・研究・実験・プロジェクトの進め方とフィールドワーク

・長所/短所と今後の展望

・ワークショップ「表情解析を実際に体験してください」

【質疑応答】


感性 計測 評価