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各種接着剤分析技術
〜硬化過程の分析、樹脂・添加剤の分離・分析、信頼性評価〜
Analytical technique of various adhesive
■ 執筆者(敬称略)

元・セメダイン(株)
大日本インキ化学工業(株)
住友スリーエム(株) 
ヘンケルジャパン(株)
防衛大学
エスアイアイナノテクノロジー(株)
住友スリーエム(株) 
元ヘンケルジャパン(株)
三菱電機(株)
元ヘンケルジャパン(株)

明木 繁正
小林 恒夫
畑中 秀之
道端 孝久
木本 博喜
大久保 信明
畑中 秀之
並木 陽一
原賀 康介
水上 雅樹
■ 目  次

 

第1章  接着剤における分析技術

第1章  接着剤における分析技術

1.溶剤系接着剤の分析
  1-1.溶剤の分析
  1-2.樹脂系接着剤
   1-2-1.非反応系樹脂接着剤
   1-2-2.反応系接着剤
   (a)アミノ樹脂接着剤
   (b)フェノール樹脂接着剤
  1-3.ゴム系接着剤の分析
   1-3-1.クロロプレンゴム(CR)接着剤
   (a)組成成分
   (b)成分分析
   1-3-2.ニトリルゴム(NRB)接着剤
   (a)組成成分
   (b)成分分析
   1-3-3.その他ゴム系接着剤
   (a)SBR系接着剤
   (b)天然ゴム系接着剤
   (c)再生ゴム系接着剤
   (d)無極性ゴム接着剤の組成分析
   (e)極性ゴム系接着剤

2.無溶剤系系接着剤の分析
  2-1.エポキシ接着剤
   2-1-1.組成成分
    (a)主剤
    (b)硬化剤
    (c)1液タイプ
   2-1-2.成分分析
  2-2.ウレタン接着剤(イソシアネート接着剤)
  2-3.反応型アクリル接着剤

3.無溶剤非反応接着剤の分析
  3-1.オレフィン、EVA、エステル系ホットメルト接着剤
  3-2.ポリアミド系接着剤

4.水系接着剤の分析
  4-1.樹脂系エマルション接着剤
  4-2.ゴムラテックス接着剤
  4-3.水溶性接着剤

5.硬化物の分析

6.添加剤の分析


※ 【この章は1996年 技術情報協会 発刊:  
『高分子材料の分析・評価技術事例集』 第2章第2節 接着剤の分析 より転載しています。】

第2章 接着剤の組成分析 


第1節は著作権の都合上、掲載しておりません

1.はじめに
2.添加剤分離技術
  2-1.溶解再沈法
  2-2.抽出法
  2-3.遠心分離法
  2-4.クロマト分離法
3.添加剤の定性と定量法
  3-1.GC,GC/MS分析 3-2.GC/IR分析
  3-3.GC/AED分析 3-4.熱分解分析
  1)二段階熱分解法
  2)TMAH同時誘導体化熱分解GC/MS分析
  3-5.HPLC分析 3-6.LC/MS分析
  3-7.分取用GPCおよびHPLC分取分析
  3-8.F-NMR,Si-NMR分析
4.まとめ

□第2節  各種分析手法を用いたエポキシ樹脂の分析
1.赤外分光分析(IR)法によるエポキシ樹脂の分析
2.GPC法によるエポキシ樹脂の分析
3.NMR法によるエポキシ樹脂の分析
4.HPLC法によるエポキシ樹脂の分析
5.MALDI-TOFMS法によるエポキシ樹脂の分析
6.IR法によるエポキシ樹脂硬化物の分析
7.熱分解GC/MS法によるエポキシ樹脂積層板の分析


□第3節  UV硬化接着剤における組成分析
1.光重合性オリゴマー
2.光重合性モノマー,ラジカル開始剤
3.カチオン開始剤
4.UV硬化後の接着剤

 

 

第3章 接着剤の硬化過程・硬化物分析

□第1節  エポキシ樹脂系接着剤
  1-1.昇温測定
  1-2.定温測定

□第2節  NMRを用いたエポキシ樹脂の硬化度測定
  2-1.実験法
  2-2.FIDと緩和時間測定 2-3.硬化過程

□第3節   DSC・DMAによる接着剤の硬化反応測定
  3-1.DSCによるエポキシ接着剤の硬化反応測定
  3-2.DMAによるエポキシ接着剤の硬化過程の測定

第4節は著作権の都合上、掲載しておりません

□第5節  UV硬化接着剤における硬化分析
  6-1.アクリル系ラジカル硬化
  6-2.エポキシ系カチオン硬化
  6-3.リアルタイムFT-IR法による硬化挙動の解析
□第6節    FT−IR法によるUV硬化型接着剤の硬化率測定技法の実際
1. FT-IR概論
  1-1 赤外吸収 1-2 FT-IR装置 1-3 特長
  1-4 物理量・単位 1-5 硬化率測定への応用
2. FT-IR法の測定手順
  2-1 対象ピーク 2-2 測定器具の選択
  2-3 測定 2-4 計算例
3.FT-IR法の注意事項
  ・水蒸気による妨害の軽減 ・除去・内部標準ピークの安定性
  ・しみ込み深さ ・試料膜厚の限界
  ・吸光度と透過率 ・ピーク面積とピーク高さ
  ・反応率と硬化率 ・微小ピークの取扱い
  ・ベースライン補正による方法
  ・補正用スペクトルによる方法


第4章 接着の信頼性評価


第1節  接着の信頼性評価
1.強度のばらつきと凝集破壊率の評価
2.経時安定性の評価
  2-1.熱劣化の予測法
  2-2.耐湿性・耐水性における寸法効果の評価
  2-3.耐湿性・耐水性における乾燥による強度回復の評価
  2-4.クリープ試験法
  2-5.クリープ耐久性の予測法
  2-6.疲労試験法

第2節  接着剤における強度、経時安定性・ 硬化収縮・応力の評価
1.強度評価
2.経時安定性の評価
3.硬化収縮・応力の評価

第3節は著作権の都合上、掲載しておりません