第1節 圧力センサを用いた脈波・呼吸・体動の計測技術と応用事例
1.生体信号の定義と計測方法
2.無拘束生体信号センシング技術
3.ECMを用いた圧力式生体信号検出システム
4.脈波計測から睡眠深度の推定
5.生体信号計測に必要な要素技術
5.1 時定数増幅技術6)
5.2 エアチューブ型圧力センシング
6.脈波計測から速度脈波,加速度脈波へ
7.心電信号で確立されている交感神経・副交感神経との相関
8.心電波形増幅用時定数増幅器
9.容量結合型電極を用いた心電波形計測
第2節 圧電フィルムセンサによる無拘束生体センシング技術
1.多機能型センサ
2.無拘束生体センシング
3.バイタル及び体位センシング
4.まとめ
5.今後の展望
第3節 心拍,呼吸の無拘束計測技術と睡眠状態の推定
1.圧電素子を用いた無拘束心拍呼吸計測
1.1 最小二乗逆フィルタによるBCGからの心拍計測
1.2 複数BCGセンサからのLength transformによる心拍計測
1.3 BCG信号のパワースペクトルからの呼吸計測
2.圧電素子を用いた睡眠状態の推定
2.1 睡眠状態のモニタリングの重要性
2.2 呼吸性不整脈の位相コヒーレンスと徐波睡眠の連関
第4節 圧電素子を用いたベッド上での心拍、呼吸検出システムの開発
1.呼吸・心拍の測定
1.1 圧電素子
1.2 計測環境
2.提案手法
2.1 呼吸・心拍信号の抽出方法
2.1.1 呼吸信号抽出方法
2.1.2 心拍信号抽出方法
2.2 素子選択法
2.3 呼吸・心拍抽出信号の正規化方法
3.検証実験
3.1 呼吸・心拍計測内容
3.2 実験結果
第5節 触覚センサを用いた呼吸・心拍の無拘束計測技術
1.触覚センサを用いた睡眠モニタリングシステムの構成
2.呼吸数・心拍数測定方法
3.姿勢判別のためのパターン処理
4.姿勢判別の評価実験
4.1 サンプルデータと評価方法
4.2 学習
6.リアルタイムプログラム
7.瞬時心拍数の検出
第6節 超高感度圧力センサを用いた無拘束生体計測システムとその応用
1.空気圧方式による脈波,呼吸,鼾の無拘束センシングデバイス
1.1 計測システムの物理モデル
1.1.1 生命活動にともなう振動によるエアマットレス内の圧力特性
1.1.2 エアマットレスとバックチャンバーの空気圧特性
1.1.3 エレクトレットフィルムの動特性
1.1.4 圧力センサ内の回路特性
1.1.5 計測システム全体の周波数特性
1.2 実際の計測回路の特性
2.応用事例
2.1 様々な在宅環境での生体信号計測例
2.2 確定的睡眠段階の推定および確率的睡眠段階の推定
第7節 静電容量型フレキシブル近接センサの開発と人感,呼吸センシング
1.静電容量型フレキシブル近接センサの生体情報センシングとしての特徴
2.スクリーンおよびスクリーンオフセット印刷法による静電容量型フレキシブル近接センサ
3.静電容量型フレキシブル近接センサによる人感センシング
4.静電容量型フレキシブル近接センサによる呼吸センシング
第8節 ウェアラブル電極素材hitoeRとリハビリテーションへの応用
1.ウェアラブル電極素材
1.1 応用展開分野
1.2 センサデータからの情報生成
2.回復期リハビリテーションにおける応用事例
2.1 回復期リハビリテーション
2.2 モニタリングシステム
2.2.1 ウェアとトランスミッタ
2.2.2 スマホ、無線ゲートウェイ
2.2.3 サーバー
2.2.4 セキュリティ
2.3 脳卒中患者の活動性評価に用いる指標
2.3.1 心拍数
2.3.2 %予備心拍数(%HRR)
2.3.3 体動
2.3.4 歩行
2.3.5 姿勢
2.3.6 活動コスト指数
2.4 24時間相当の指標を生成するアンサンブル平均
3.実証実験結果
3.1 安静時心拍の取得における夜間計測の有効性
3.2 活動時間とFIMの関係性
3.3 体動とFIMの関係性
3.4 %HRRとFIMの関係性
3.5 環境が身体に及ぼす影響
3.6 リハビリテーション栄養、行動変容
第9節 スマートウェアを用いた心拍数計測とその応用
1.肌着を用いた心拍数計測
2.心拍数・心拍変動解析の基礎
3.暑熱労働環境の安全を見守るスマートウェア
第10節 導電性高分子膜を用いたウェアラブル生体情報モニタリングセンサの開発
1.ヘルスケア用ウェアラブルデバイス
2.イオン導電性高分子-金属接合体(IPMC)
3.IPMCのスマートテキスタイルへの応用
3.1 IPMCを用いた変位量計測
3.1.1 計測方法
3.1.2 計測結果
3.2 人の動きを想定した実用性の評価
3.2.1 計測方法
3.2.2 計測結果
4.IPMCを用いた生体情報モニタリング
4.1 ウェアラブル生体情報センサを用いた関節運動計測
4.2 ウェアラブルデバイスを用いた動きと生体電気の同時計測
4.3 計測結果
第11節 導電性繊維を用いた褥瘡予防センサの開発
1.導電性繊維の基本構造
2.褥瘡発症要因とその対策
3.静電容量型センサ
3.1 静電容量計測原理
4.SNSを導入した褥瘡予防センサシステム
5.導電性繊維を用いた褥瘡予防のためのセンサ開発
第12節 銀メッキ導電性繊維を用いたスマートウェアの開発と生体情報計測
1.銀めっき導電性繊維「AGposs」ついて
1.1 導電性繊維の分類
1.2 AGpossの概要
1.3 AGpossの用途例
1.4 AGpossの洗濯耐久性
2.着衣型ウェアラブルデバイス「hamonR」について
2.1 hamonの構成要素
2.2 hamonの洗濯耐久性
2.3 hamonによるソリューション
3.hamonによる生体計測について
3.1 hamonでわかること
3.2 心電データを検出するためにhamonに必要とされること
3.3 hamonの電極位置
第13節 光ファイバセンサを用いたスマートテキスタイルセンシング
1.FBGセンシングシステムと脈波検知
1.1 FBGセンサと脈波検知
1.2 装着型システムのためのFBGセンサシステム
2.バイタルサインセンシング
2.1 心理ストレス状態の計測
2.2 血圧および血糖値の計測
3.非侵襲,無拘束バイタルサインのスマートテキスタイルの展望
第14節 ヘテロコア光ファイバを織り込んだ柔軟素材による無意識・無拘束生体モニタリング
1.ヘテロコア光ファイバ
2.織物センサ
3.生体情報モニタリングへの応用
第15節 スマートグラスを用いた生体情報のリアルタイムモニターシステムの開発
1.頭部での心電図計測法
1.1 電極間の距離について
1.2 電極の位置について
2.頭部で計測した心電図の信号処理法
2.1 電磁波の影響について
2.2 筋電の影響について
2.3 周波数フィルタ処理法について
3.日常生活中で正確なHR検出のためのスマートアイモニターシステムにおける今後の課題
3.1 電極種類について検討
3.2 AIアルゴリズムを用いたデジタル信号処理について検討
第16節 ネックバンド型呼吸モニタリングシステムによる無呼吸・低呼吸の自動検出
1.口腔咽喉音分析による呼吸モニタリング
2.低呼吸・無呼吸の自動検出
2.1 ピーク間隔検出法
2.2 移動平均検出法
2.3 2値化検出法
2.4 各検出法の利点と欠点
3.ネックバンド型SpO2推定システム
4.呼吸酸素飽和度のモニタリング
第17節 ウェアラブルセンサと機械学習を用いた心理状態の推定と可視化
1.心理状態の測定
1.1 アンケート
1.2 行動
1.3 生体信号
2.ウェアラブルセンサを用いたピッキング時の作業者の心理状態の推定
2.1 概要
2.2 作業者の生体信号・動作の取得
2.3 行動と脈波特徴の計算
2.4 仮説検定による変数選択
2.5 ディープニューラルネットワークによる感情と没頭の予測
3.実験結果
3.1 実験目的
3.2 実験手順
3.3 心理モデルの検証
3.4 予測精度
4.結論
第18節 脈波波形を特徴量としたカフレス血圧推定法の開発
1.PPGと従来の特徴量
2.カフレス血圧推定法
2.1 等高線脈波特徴量
2.2 PLS回帰を用いた推定モデル
3.実験
3.1 実験方法
3.2 実験結果
4.考察
第19節 光電容積脈波からの血圧推定のためのオートエンコーダによる特徴抽出
1.光電容積脈波
2.脈波特徴量
2.1 加速度脈波波形
2.2 加速度脈波の波高比
3.脈波信号解析
3.1 脈波信号処理
4.脈波特徴量抽出
4.1 相互相関関数
4.2 脈波特徴量の抽出
4.3 オートエンコーダ
5.Deep Learningを用いた血圧推定実験
5.1 自動血圧計
5.2 光電容積脈波センサ
5.3 計測環境・個人情報
5.4 実験結果
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