プラスチック トラブル セミナー
        
ポリマーアロイ/ブレンドにおける 相溶性・分散条件の最適設計,評価応用
樹脂/フィラー複合材料の界面制御と評価
 

<セミナー No 312208>


★材料組成,成形の温度・圧力,速度などのパラメーターなどの情報伝達のコツ

★成形金型への材料供給が不足,ねじれや歪み,ゲートやランナーの問題,熱歪み,他


【Live配信セミナー】

 

後工程への情報の伝え方を考慮した

プラスチック製品設計のトラブル未然防止策

 


■ 講 師


田口技術士事務所 代表 技術士(機械部門)  田口 宏之 氏

  <著書,論文>
  強度設計実務入門 (日刊工業新聞社)
  プラスチック材料特性 (日刊工業新聞社)
  機械材料の基礎知識(共著・日刊工業新聞社)

   ※他,プラスチック設計関連の講演,執筆多数 

■ 開催要領
日 時

2023年12月21日(木) 10:30〜16:30

会 場 Zoomを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません
Live配信セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料

1名につき55,000円(消費税込み,資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49,500円〕

〔大学,公的機関,医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

■ プログラム

【講座の趣旨】

  1つのプラスチック製品を作り上げるには,たくさんの部門や企業と協業することが求められます。そのため設計者は必要な情報を抜け漏れなく,正確に後工程へ伝えなければなりません。 一方,機密情報などを含む設計情報をうまく伝えるには,様々なノウハウが必要です。本セミナーでは情報の伝え方に着目して,製品設計のトラブルを未然防止する方法をわかりやすく解説します。


【セミナープログラム】

1.プラスチックを使ったものづくりの概要
  1.1 プラスチックのメリット/デメリット
  1.2 金属材料との違い
  1.3 プラスチック関連知識
    1.3.1 材料
    1.3.2 成形・金型
    1.3.3 二次加工
    1.3.4 製品設計

2.後工程への情報の伝え方とそのノウハウ
  2.1 バリューチェーンにおける設計の位置づけ
    2.1.1 バリューチェーンにおける設計の位置づけ
    2.1.2 設計工程の重要性
  2.2 何を伝えるか(要求事項の抽出と整理)
    2.2.1 伝えるべき情報
    2.2.2 伝えなくてよい情報
    2.2.3 機密情報
    2.2.4 MECEで情報を伝える
  2.3 どのような方法で情報を伝えるか(図面/3D/仕様書 他)
    2.3.1 図面(2D/3D)
    2.3.2 仕様書(購入仕様書/納入仕様書)
    2.3.3 要求事項一覧表
    2.3.4 その他
    2.3.5 MECEで情報を伝える
  2.4 情報伝達のノウハウ
    2.4.1 機能/性能/詳細仕様
    2.4.2 性能規定と仕様規定

3.金型・成形に関するトラブルを防ぐ具体策
  3.1 基本事項(PL/ゲート/抜き勾配 他)
  3.2 金型材料(耐久性/溶接性/鏡面性 他)
  3.3 成形不良(ウェルドライン/ヒケ/変形 他)

4.材料に関するトラブルを防ぐ具体策
  4.1 プラスチックの基本特性
  4.2 プラスチックの応用特性
    4.2.1 劣化
    4.2.2 粘弾性特性(クリープ/応力緩和)
    4.3 配合剤
    4.4 再生材料

5.二次加工でのトラブルを防ぐ具体策
  5.1 接合(組立)
  5.2 表面処理
  5.3 機械加工

【質疑応答】

 
 

成形加工 金型 セミナー