【講座の趣旨】
化学物質に関する法規制は、多岐にわたり複雑で理解することが難しい。 本セミナーでは、業務で化学物質を取り扱う方々にとって、重要な日本の4つの法規制、(1)化学物質審査規制法(化審法)
(2)労働安全衛生法(安衛法) (3)化学物質排出把握管理促進法(化管法) (4)毒物及び劇物取締法(毒劇法)
についてポイントと最新動向を分かり易く解説します。さらに、日本のJISに準拠したGHS(化学品の分類および表示に関する世界調和システム)分類、改正安衛法と化管法に対応したSDSやラベルの作成について解説します。また、欧州及び米国の化学物質規制の概要とSDS、ラベル制度(CLP規則及びHCS)についても紹介します。
1.化学物質管理規制の国際動向
2.化学物質審査規制法(化審法)
2.1 化審法の概要
2.2 新規化学物質の事前審査制度
2.3 既存化学物質の管理制度
3.労働安全衛生法(安衛法)
3.1 安衛法の概要と改正
3.2 新規化学物質の事前審査制度
3.3 既存化学物質の管理制度
4.化学物質排出把握管理促進法(化管法)
4.1 化管法の概要と改正
4.2 化管法の管理制度
5.毒物及び劇物取締法(毒劇法)
5.1 毒劇法の概要と動向
5.2 毒劇法の管理制度
6.日本のJIS Z 7252/7253: 2019、安衛法、化管法改正に準拠したGHS対応SDS、ラベル作成
6.1 GHS分類の基礎
6.2 SDS作成の概要
6.3 ラベル作成の概要
7.欧州の化学物質管理制度
7.1 REACH規則の概要
7.2 CLP規則の概要とSDS、ラベル制度
8.米国の化学物質管理制度
8.1 TSCAの概要
8.2 HCSの概要とSDS、ラベル制度
【質疑応答】
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