【習得できる知識】
・CCUSならびにDACにおけるCO2吸着材に求められる特性およびその評価法
・メソポーラスシリカおよび表面修飾によるCO2吸着材の調製法
・ゼオライトやその他の多孔性材料を吸着材として利用したCO2吸着に関する最近のトレンド
【講座の趣旨】
世界的に排出抑制が求められているGHGのうち,CO2は回収だけでなく利用に関する技術開発研究で先行例が多い。特に多孔体を利用したCCUSならびにDAC材料技術から学ぶべき事象をまとめ概説する。
1.メソポーラスシリカ吸着材によるCO2吸着
1.1 アミン官能基をもつ有機鎖を表面に結合させたメソポーラスシリカ
1.1.1 調製法
1.1.2 CO2吸着特性
1.2 窒素原子をシリカ骨格に埋設させた窒素含有メソポーラスシリカ
1.2.1 調製法
1.2.2 CO2吸着特性
1.3 メソポーラスシリカを鋳型に調製された窒素含有メソポーラスカーボン
1.3.1 調製法
1.3.2 CO2吸着特性
2.ミクロポーラスゼオライト吸着材によるCO2吸着
2.1 アルカリイオン含有アルミノ珪酸塩ゼオライトによるCO2吸着
2.2 様々な骨格構造やミクロ細孔径をもつゼオライトによるCO2吸着
3.MOF,ZIFなど新規多孔質吸着材によるCO2吸着
3.1 代表例の紹介
【質疑応答】
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