【講座概要】
・ゾルゲル法の反応条件の設定法と解析法を基礎から例を用いて解説します。基礎から系統的に講義します。
・POSSを用いた耐熱性向上の材料設計指針について解説します。
・様々な機能性材料について現状の課題やニーズについて解説します。また、それらの耐久性向上の手法について解説します。
・ポリウレタンやイオン液体など、ハイブリッド化が困難であった材料を対象にした耐久性向上の研究例とそのメカニズムについて解説します。
・環境センシングにおけるニーズと実施例について解説します。
【受講対象】
合成を行っていない研究者の方も大歓迎です
【プログラム】
1.有機−無機ハイブリッドの基礎から応用
1.1 ゾル−ゲル法の条件設定
1.2 ハイブリッド材料の同定
1.3 マイクロウェーブによる迅速合成
1.4 ハイブリッドの応用
1.4.1 導電性ハイブリッド
1.4.2 発光性ハイブリッド
1.4.3 自動分解性ポリマーのハイブリッド
2.ゾル−ゲル法を使わないハイブリッド材料化技術
2.1 混合のみでハイブリッド化する分子
2.2 POSSの基本物性
2.3 POSSの合成法
2.4 トレードオフの両立(低屈折率化、高屈折率化)
2.5 耐熱性メカノクロミズム発光
2.6 耐熱性白色発光材料
2.7 共役系高分子ハイブリッド
2.8 耐熱性構造色材料
3.ハイブリッド化が困難であった物質のハイブリッド化
3.1 ポリウレタンの耐熱性向上
3.1.1発光色変化ゴム
3.1.2導電性変化ゴム
3.2ハイブリッド型イオン液体
3.2.1 イオン液体用フィラー開発
3.3 ソフトマテリアルのハイブリッド化と環境センサーへの応用
3.3.1 ナノプラスチックセンサー
3.3.2 トランス脂肪酸センサー PFASセンサー
【質疑応答】
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