研究開発 原価計算 コストマネジメント
        
 
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<セミナー No 408502>

【Live配信 or アーカイブ配信】

★研究開発段階での製品原価計算の仕組みをやさしく解説!
★製品別の原価情報を活用したコストダウンの実践ポイント!

研究開発における原価計算の基礎と
コストダウンへの活かし方

■ 講師

(株)MEマネジメントサービス 代表取締役 技術士(経営工学) 小川 正樹氏

■ 開催要領
日 時

【Live配信】2024年8月6日(火) 10:30〜16:30
【アーカイブ(録画)配信】 2024年8月19
日まで受付(視聴期間:8月19日〜8月29日まで)

会 場 Zoomを利用したLive配信 または アーカイブ配信 ※会場での講義は行いません
セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料

1名につき 55,000円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49
,500円〕

〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

■ プログラム

【講座の趣旨】
 研究開発においてコストダウンを実践するには、モノづくりの前に行う事前原価計算と原価計算結果をコストダウンへ活用する仕組みとしてのコストマネジメントが欠かせません。 本講座は、研究開発者の方々に研究開発段階での製品原価計算の仕組み、製品別の原価情報を活用したコストダウンや利益を得るためのノウハウ、コストマネジメントの実践プロセスを豊富な事例と演習を交えて徹底指導します。 研究開発段階での原価計算とコストダウンへの活かし方をマスターして、コスト意識が高いワンランク上の研究開発者を目指してください。


【講座内容】
1.研究開発者に必要な事前原価計算の基礎知識
  1.1 研究開発者に必要な原価の分類はなにか
    ・製品からみて原価を分ける直接費と間接費
    ・仕事量からみて原価を分ける変動費と固定費
    ・意思決定からみて原価を分ける差額原価と機会原価
  1.2 事前原価計算でコスト構造を可視化
    ・試作品から製品化に向けたコスト上の留意点
    ・DXで間接費が直接費に
    ・ロットの違いによる原価への影響を考慮
    ・人(工数)から設備(時間)の稼働を区分
    ≪演習:原価の基礎を確認する≫

2.研究開発段階でのコスト構造を見える化する
  2.1 研究開発者に必要な材料費計算のノウハウ
    ・材料の単価表を整備
    ・歩留まりが肝になる材料消費量の算定
    ≪演習:製品1個の材料費を計算する≫
 2.2 研究開発者に必要な加工費計算のノウハウ
    ・加工賃率(加工費レート)の設定
    ・設備レートを定額法で設定
    ・段取時間と作業時間で製品の加工時間を設定
    ・生産量の変化と加工費の変化をシミュレーションする
    ≪演習:製品1個の加工費を計算する≫

3.製品別原価のコストダウンへの活かし方とストマネジメント
  3.1 研究開発段階の原価を管理するコストマネジメントの進め方
    ・コストマネジメント活動のレベル診断
    ・付加価値率と限界利益率でポートフォリオを作成
    ・材料費の基本機能、補助機能、技術歩留ロスとは
    ・目標原価の設定とコストダウン対策
    ・デジタルツインなどサイバー空間を活用したコストダウン事例
    ≪演習:ポートフォリオ分析でコストダウン対象製品を発掘する≫
  3.2 原価計算を利益に結びつける
    ・損益分岐点図表の作り方と使い方
    ・営業利益率を20%にするには変動費をいくらにするか
   ・作れば作るほど赤字になる製品とは
    ≪演習:値引きの要求にどこまで応じるか≫
  3.3 原価計算を意思決定に結びつける
    ・ロボット導入の効果から投資額の上限を設定する
    ・設備投資金額の分岐点を求める
    ・操業状態で意思決定は違ってくる
    ・効果を算定する

【質疑応答】

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