医薬品 ライセンス セミナー
                  
適正な知財コストの考え方と権利化、維持、放棄の決め方
 
 
<セミナー No 501103 (Live配信)のみ>
【Live配信のみ】 アーカイブ配信はありません

★ 必ず知っておくべき医薬品ライセンス契約の重要ポイント

★ 『ロイヤルティのワーディングで注意すべき事項』、『データ保護期間の考え方』、 『マイルストーンペイメント』、『ロイヤルティの減額要因』 等の経済条件のポイント!

★ 公的研究機関と製薬企業間で創薬研究に対する立場や価値観の違いは?


”相場観をふまえた”
医薬品ライセンス契約と
ライセンスフィー設定の課題


■ 講師
【第1部】  弁護士法人内田・鮫島法律事務所 弁護士・獣医師 永島 太郎 氏
【第2部】 特定非営利活動法人メディッセ 理事 志甫 理 氏
■ 開催要領
日 時

2025年1月21日(火) 10:30〜16:30

会 場 Zoomを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません
Live配信セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料

1名につき 55,000円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49
,500円〕

〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

■ プログラム

【10:30〜14:30】 途中に昼食休憩あり 

【第1部】 必ず知っておくべき医薬品ライセンス契約の重要ポイントとその対応策

弁護士法人内田・鮫島法律事務所 弁護士・獣医師 永島 太郎 氏

 

【講座主旨】
 
医薬品ライセンス契約のドラフト・レビューにおいては、知的財産法や、薬事規制の内容も含めた医薬品ビジネスの観点から注意すべきポイントが多数あります。これらはその前提知識がなければ気付くことすらできないおそれがありますが、一度、理解しておけば、後は、適切に対処することが可能です。
本講演では、このような医薬品ライセンス契約において注意すべきポイントについて、幅広く説明を行うものとなります。


【講座内容】

第1.基礎編
1.そもそも契約を締結する目的とは?
2.ライセンス契約の一般論
 (1) 「ライセンス」の意味
 (2) ライセンスの対象とこれに関する権利等
 (3) 「特許権侵害」はどのように判断するのか?
 (4) 契約書作成の視点
 (5) ライセンス契約における各当事者の意図
 (6) 上記意図を踏まえたライセンス契約のポイント
 (7) 応用@:データのライセンスとは?
 (8) 応用A:ライセンス以外の選択肢についても検討する

第2.応用編
1.応用編で取り上げる事例
2.医薬品ライセンス交渉の3つのポイント
3.タームシートの活用
 (1) 総論
 (2) ポイント型タームシートと網羅型タームシートのメリット・デメリット
4.ライセンス範囲の各観点
 (1) 許諾物質、許諾製品、対象疾患、許諾地域
 (2) 独占・非独占
5.経済条件のポイント
 (1) ロイヤルティのワーディングで注意すべき事項
 (2) データ保護期間の考え方
 (3) マイルストーンペイメント
 (4) ロイヤルティの減額要因
6.その他の重要ポイント
 (1) ステアリングコミッティ―
 (2) ノウハウの伝授の要否
 (3) 開発のサポート
 (4) 研究、開発及び商業化条項のポイントとは?
 (5) 知財条項
 (6) 表明保証
 (7) 補償
 (8) ライセンシーにとって契約期間・解除が重要となる理由
 (9) その他

第3.本日のまとめ



【質疑応答】


【14:45〜16:30】   

【第2部】 医薬ライセンスの相場観とライセンスフィー設定の課題

特定非営利活動法人メディッセ 理事 志甫 理 氏

 

【講座主旨】
 医薬ライセンスの相場観では双方の再生産性が担保されているかどうかや双方の強みを生かしたプロジェクト価値の向上が図られているかどうかが重要です。さらに創薬モダリティの創薬研究コンセプトについては疾患の発症/増悪メカニズムに直結しているかどうかが重視されるようになってきましたが、公的研究機関と製薬企業間で創薬研究に対する立場や価値観の違いがみられます。ここではこれらの課題について考察したいと思います。


【講演内容】


1.収益性評価の重要性
 1−1 科学的目利きとは
 1−2 ライセンスフィー案の留意点

2.ライセンスフィーへの期待
 2−1 実態との乖離
 2−2 ライセンス化合物の客観的評価

3.プロジェクト価値向上の重要性
 3‐1 プロジェクト価値とは
 3‐2 収益性評価で見るプロジェクト価値の重要性
 3‐3 バスター化による収益配分バランスの崩れと対策

4.創薬モダリティの課題
 4‐1 公的研究機関の創薬研究ポリシーの課題
 4‐2 製薬企業による啓発活動のポイント
 4‐3 製品戦略から事業戦略への転換


【質疑応答】


 

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