ビトリマー 架橋 セミナー
        
ポリウレタンの 材料設計、環境負荷低減と応用事例
エポキシ樹脂の配合設計と高機能化
 

<セミナー No 505224>

【Live配信のみ】 アーカイブ配信はありません

★ 資源循環可能な新しい架橋樹脂として注目されているビトリマー!
★ リサイクル性/自己修復性/強靭性向上に向けた最先端の取り組みを解説します!

ビトリマー(結合交換性架橋樹脂)
基礎,分子設計と応用展開

■ 講師

1. 名古屋工業大学 生命・応用化学科 助教 林 幹大 氏
2. 東京理科大学 理学部第一部 応用化学科 講師 博士 (工学) 氏

3.

岡山大学 学術研究院環境生命自然科学学域 准教授 博士(工学) 渡邉 貴一 氏
■ 開催要領
日 時 2025年520日(火)   12:30〜16:40
会 場 Zoomを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません
Live配信セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料 1名につき 49,500円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき44
,000円

〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕
■ プログラム

【12:30-14:00】

1.結合交換性架橋樹脂(ビトリマー)の特徴とSDGs関連技術への応用展開
              
名古屋工業大学 生命・応用化学科 助教 林 幹大 氏
【習得できる知識】
・ 結合交換性架橋樹脂(ビトリマー)に 関する一般知識
・ リサイクル性/修復性樹脂デザインに関する知識
・ アップサイクル技術に関する知識

【講座趣旨】
 本講座では、結合交換性架橋材料(ビトリマー)について、既存の共有結合架橋材料や超分子架橋材料と比較しながら解説し、その基礎的性質を説明する。リサイクル性/修復性樹脂の最先端の取り組み・実用への応用についても紹介する。


1.研究背景:架橋樹脂に関して

2.ビトリマーとは
 2-1 結合交換型動的共有結合の概念
 2-2 熱硬化性/熱可塑性樹脂との違い

3.ビトリマーの物性的特徴と機能
 3-1 結合交換特性に因んだ物性的特徴
 3-2 結合交換特性に因んだ機能的特徴

4.ビトリマーの様々な分子設計と物性制御
 4-1 既報の分子設計の紹介
 4-2 既報の物性制御法の紹介

5.ビトリマーコンセプトの実用応用について
 5-1 新規アップサイクル技術について
 5-2 実用に関する課題

【質疑応答】


【質疑応答】


【14:10-15:20】

2.多糖類を原料としたビトリマーの特徴

東京理科大学 理学部第一部 応用化学科 講師 博士 (工学) 岩田 直人 氏
 

【習得できる知識】
 多糖類に関する基礎知識
 多糖類を原料としたビトリマーの作製方法とその特徴

【講座趣旨】
 近年、持続可能な社会を実現する観点から、リサイクル可能な高分子材料の開発が強く求められている。本講座では、植物の主成分であるセルロースなどの多糖類を原料としたビトリマーについて解説するとともに、これらの特徴について紹介する。

1.多糖類とは

2.多糖類を原料としたビトリマー
 2-1 多糖類を原料としたビトリマーの分子設計
 2-2 多糖類を原料としたビトリマーの特徴
 2-3 多糖類を原料としたビトリマーの応用例

3.まとめと今後の展望

【質疑応答】


【15:30-16:40】

3.イオン伝導性を有するビトリマー材料の開発とその特性

岡山大学 学術研究院環境生命自然科学学域 准教授 博士(工学) 渡邉 貴一 氏

 

【講座趣旨】
  本講座では、結合交換性架橋材料(ビトリマー)の中でも、イオン伝導性を示す材料の開発事例を解説します。特にイオン液体特性を有するビトリマーの基礎的性質や設計方法について説明します


1.イオン液体(IL)について
 1-1 イオン液体の特徴
 1-2 イオン液体の材料化

2.高分子イオン液体について
 2-1 主な合成方法
 2-2 高分子イオン液体の特徴(高分子イオン液体イオンゲルの紹介含む)

3.主鎖型高分子イオン液体
 3-1 モノマー設計
 3-2 合成方法
 3-3 特徴的な物性

4.イオン伝導性ビトリマー
 4-1 既報の分子設計の紹介
 4-2 高分子イオン液体系のビトリマーの設計と特徴
 4-3 応用展開


【質疑応答】


 

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