【講演趣旨】
プラズマインジケータは、プラズマ中のラジカルやイオンで変色する色材を用いた評価ツールです。装置内に置くだけで、プラズマの処理効果を可視化でき、簡便に工程のバラつきや面内分布を評価でき、生産性向上やトラブルシューティングに役立ちます。大気圧プラズマのラジカル種に特化した検知性能を有するので、プリント配線板製造/FPD製造/フィルム加工など、大面積の大気圧プラズマ処理のチェックに適しています。
本講座では、その基礎原理から、基本性能、さらに評価事例を解説します。さらに、筆記具技術を応用して新規開発した「PLAZMARK?大気圧用マーカータイプ」の特徴と応用例を紹介し、現場での活用につながる情報を提供します。
1.はじめに
1.1.会社概要
1.2.サクラクレパスの主な商品
1.3.サクラクレパスの機能性色材
1.4.プラズマインジケータのこれまでの研究経緯
2.プラズマインジケータの概要・基礎原理
2.1.概要
2.2.変色原理
2.3.商品ラインナップ
2.4.一般的なプラズマ処理効果との比較・相関
2.5.プラズマインジケータでできること
3.プラズマインジケータ大気圧プラズマ用の基本性能
3.1.概要
3.2.基本性能
4.プラズマインジケータの大気圧プラズマ処理評価事例
4.1.長尺型大気圧プラズマ装置の分布評価
4.2.トーチ型大気圧プラズマ装置の分布評価
5.PLAZMARKR大気圧用マーカータイプのご紹介
5.1.マーカータイプとは
5.2.概要
5.3.使用事例
6.まとめ
【質疑応答】
【質疑応答】
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