異音 雑音分離 異常検知  
『機械学習・ディープラーニングによる“異常検知”技術と活用事例集』
 
<セミナー No.505505>
【Live配信】

★異常音を認識するために必要な雑音分離はどのように行うのか!
★非定常音を対象にした信号解析、音源分離技術の最前線に迫る!

 

異音の認識・雑音抑制・分離技術と
異常検知への応用


■ 講師

広島市立大学 大学院大学情報科学研究科 准教授 中山 仁史氏

■ 開催要領
日 時

2025年5月27日(火) 10:30〜16:30

会 場 Zoomを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません
Live配信セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料

1名につき55,000円(消費税込、資料付) 
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込)〕

大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。
詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい。

■ プログラム

 

【講演趣旨】
音や振動をはじめとする音響情報は非侵襲的な解析技術としての利用や応用が期待でき る。この技術により、製品や被計測対象における状態推定や品質管理において音響計測と音響解析で明 らかにすることができる。本セミナーでは計測対象が時々刻々と変化する非定常音を対象とした信号解 析や音源分離を紹介する。そして、講師が現在担当する工業用検査技術や医療用診断技術を中心のその 実用例について紹介する。


【講演項目】
1.音の認識技術
  1.1 音の分析
    (1)周波数分析
    (2)線形予測分析
    (3)ケプストラム分析
  1.2 確率モデルによる音の認識技術
    (1)パターン認識の基礎
    (2)特徴量抽出
  1.3 ディープラーニングを用いた音の認識技術
    (1)ニューラルネットワークの基礎
    (2)ディープニューラルネットワーク
    (3)ディープニューラルネットワークによる音の認識技術

2.所望音(異音)を得るための雑音抑制・分離技術
  2.1 異常音と雑音の関係性
    (1)異常音を認識するために必要な雑音分離
  2.2 雑音抑制手法を用いた雑音分離技術
    (1)スペクトルサブトラクション法
    (2)ウィーナー法
  2.3 音源分離技術
    (1)音源分離の基礎
    (2)独立成分分析による音源分離
    (3)非負値因子行列分解(NMF)
    (4)独立低ランク行列分析(ILRMA)
    (5)ILRMAによるブラインド音源分離

3.音のデータ解析による異常検知への応用
  3.1 音源分離による音のデータの前処理
  3.2 定常音を対象とした異常検知技術とそのポイント
    ・スペクトル解析を用いたデータ解析
  3.3 非定常音を対象とした異常検知技術とそのポイント
    ・スペクトログラム解析を用いたデータ解析
  3.4 機械の故障に伴う音や振動の解析とその応用
    ・解析上の注意点やノウハウ

【質疑応答】

 

異音 雑音分離 セミナー