実験 計画 セミナー


                  
ベイズ最適化の活用事例
晶析プロセスの設計・制御と結晶解析手法
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☆ 分散分析から直交表、SN比まで、そのExcel解析の手順、テクニックを丁寧に解説!

≪演習問題で学ぶ≫

実験計画法における

Excel関数活用の実演


■ 講師

(株)ウテナ 開発統括部 技術顧問 深澤 宏 氏

■ 開催要領
日 時

2025年6月23日(月)10:00〜16:00

【アーカイブ(録画)配信】
 2025年7月2日(水)まで申込受付(視聴期間:7月2日〜7月12日まで)

会 場

Zoomを利用したLive配信 or アーカイブ配信いずれか  ※会場での講義は行いません
 セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。

聴講料

聴講料 1名につき55,000円(消費税込/資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49
,500円〕
〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

■ プログラム

【講座主旨】

実験計画法とは、「取り上げる対象の結果にどの要因が影響を与えているのか」「その要因をどのような値に設定すれば結果がどれくらい良くなるのか」などを解析する統計手法の総称です。もともとは、農事試験での応用を目的に、フィッシャー(R.A.Fisher)によって開発されましたが、工業や医療分野をはじめとする様々な分野で活用されています。  一方タグチメソッドは、田口玄一博士によって作り上げられた、品質を経済的に作りこむためのアプローチと手法の体系をいいます。日本では品質工学と呼ばれていますが、1980年代のはじめに米国でこの手法が知られたときにタグチメソッドと命名されました。 本稿では、フィッシャーの実験計画法からタグチメソッドまで、事例を通して理解します。解析ではMS-EXCELを用いて変動の分解から要因配置図までを作成します。  ビッグデータの時代だからこそ、データの中身に着目して、数理統計学を実践で活用できるようになります。ものづくりに関わっているすべての技術者に最適な内容です。

【講座内容】

1.実験計画法とは
 ・実験計画法の歴史
 ・田口の実験計画法
 ・パラメータ設計とは

2.実験計画法の考え方
 ・フィッシャーの3原則
 ・因子の分類
 ・演繹的実験と帰納的実験
 ・水準数の決め方

3.変動の分解
 ・全変動を平均の変動と誤差の変動に分解する
 ・ばらつきと損失

4.分散分析
 ・F検定
 ・自由度
 ・分散分析
 ・純変動と寄与率
 ・系統誤差の分離(乱塊法)
 ・水準変更が困難な場合(分割実験)

5.一元配置実験計画
 ・対比による変動の分解
 ・3水準以上の変動の分解
 ・一元配置の一般式

6.二元配置実験計画
 ・繰り返しの無い二元配置
 ・直交多項式による交互作用解析
 ・繰り返しのある二元配置(繰り返しがそろっている場合)

7.直交表入門
 ・直交表実験
 ・線点図とその応用(疑水準法,組み合わせ法,多水準作成法,擬因子法)

8.混合系直交表とSN比
 ・望目特性のSN比(平均とばらつきの同時解析)
 ・動特性のSN比(信号×誤差の交互作用)

9.パラメータ設計の活用
 ・パラメータ設計の手順
 ・機能性評価
 ・最適条件(SN比の最大化)
 ・パラメータ設計の実践
 ・誤差原因の定量的把握
 ・許容差設計(直交多項式展開)

10.補講

【質疑応答】

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◆◆講師プロフィール◆◆

専門:
 タグチメソッド、化粧品GMP、品質管理、技術開発

略歴・活動:
 昭和52年4月 株式会社小林コーセー(現株式会社コーセー)入社
 平成04年7月 株式会社アルビオンに転籍
 平成29年4月 株式会社ウテナへ(現職:常務執行役員 開発統括部長)入社

資格等:
 甲種危険物、有機溶剤主任者、品質管理検定1級,公害防止管理者水質4種,技術士(経営工学部門)等

所属学会:
 品質工学会(代議員),日本品質管理学会会員,品質工学フォーラム埼玉(顧問),日本技術士会(経営工学)会員

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