転がり 軸受 セミナー
        
次世代パワーデバイスに向けた高耐熱・高放熱材料の開発と熱対策
セラミックス・金属の焼成、焼結技術とプロセス開発
 
<セミナー No.506404>
【Live配信のみ】 アーカイブ配信はありません

★インバータ制御によるモータの普及で電食問題への対応が急務に!
 電食の発生条件、リッジマーク成長過程、電食を防止する方法を解説
転がり軸受電食発生メカニズムと防止技術

■ 講師

関東学院大学 理工学部 准教授 博士(工学) 堀田 智哉 氏

■ 開催要領
日 時 2025年6月24日(火) 12:30〜16:30
会 場 ZOOMを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません
Live配信セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料 1名につき55,000円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込)〕
〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕
■ プログラム

【本講座で学べること】
・転がり軸受電食発生条件の詳細
・電食リッジマーク形成過程の詳細
・転がり軸受電食防止技術の詳細
・EVモータ用軸受の開発動向


【講座概要】
軸受の寿命は機械そのものの寿命を決定づける大切な要素です。したがって、機械設計においては、転がり軸受の基本的なポイントを押さえておく必要があります。インバータ制御によるモータが普及するにつれて、さまざまな電気製品での電食が問題となるようになってきました。また近年では、自動車の電動化にともなって電食がキーワードとなりつつあります。通常は、転がり軸受の内部を電気が流れるような設計をしていないはずですので、電食が発生する原因はよくわからないことが多くあります。このセミナーでは過去の研究事例を踏まえて、電食の発生する条件、リッジマーク成長過程、電食を防止する方法を解説いたします。参加者の皆様にとって有意義なセミナーにできればと考えております。

1.転がり軸受の電食発生条件
 1.1 直流における電食発生電流密度
 1.2 直流における電食発生電圧

2.電食損傷と油膜パラメータとの関係
 2.1 回転速度を変化させた場合
 2.2 表面粗さを変化させた場合
 2.3 グリース基油粘度を変化させた場合
 2.4 リッジマークの形成条件
 2.5 リッジマークの形成過程
 2.6 リッジマークの成長と振動上昇

3.電食防止に関する研究
 3.1 導電性グリース
 3.2 セラミックス転動体

4.高圧高周波環境下における電食

5.EV用転がり軸受・電食防止の技術動向
 5.1 EV用転がり軸受の特徴
 5.2 絶縁軸受の研究動向


【質疑応答】

転がり 軸受 電食 セミナー