リチウム リサイクル セミナー
        
EV用電池の安全性向上、高容量化と劣化抑制技術
リチウムイオン電池の長期安定利用に向けたマネジメント技術
 

<セミナー No 507212>

【Live配信のみ】 アーカイブ配信はありません

★ LiBの循環利用ビジネスの課題から、レアメタルの分離・回収の具体例まで!

リチウムイオン二次電池の失活とリサイクル

■ 講師

1.

福岡県リサイクル総合研究事業化センター センター長 工学博士 中村 崇 氏

2.

京都大学 大学院工学研究科 材料工学専攻 教授 博士(工学) 宇田 哲也 氏
3. 愛媛大学 大学院理工学研究科 教授 博士(工学) 青野 宏通 氏
■ 開催要領
日 時

2025年7月16日(水) 10:30〜16:15

会 場 Zoomを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません
Live配信セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料

1名につき 60,500円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき
55,000円

〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

■ プログラム

【10:30-12:00】

1.LIB循環全体のボトルネック解消に向けて

福岡県リサイクル総合研究事業化センター センター長 工学博士 中村 崇 氏
 

1.我が国のLiB循環の現状

2.サーキュラーエコノミーをベースにしたLiB循環システム

3.LiBリユース技術
 3.1 診断技術とトレーサビリティ
 3.2 リユースビジネス例

4.福岡県グリーンバッテリーネットワークの活動

5.まとめ

【質疑応答】


【13:00-14:30】

2.リチウムイオン電池の水中での粉砕失活処理

京都大学 大学院工学研究科 材料工学専攻 教授 博士(工学) 宇田 哲也 氏

 

【講座の趣旨】
現在、国内では、焙焼によるLiBの失活が主流となっているが、過去には水中破砕による失活を実施した特許もあり、海外でもそのようなプロセスの検討が行われている。本講義では、様々な充電状態のリチウムイオン電池を水中失活した際の様子を動画などで紹介するとともに、安全性の観点など水中失活法を実用化するために克服すべき課題について議論をする。


【14:45-16:15】

3.使用済みリチウムイオン電池の焼成粉末からのキレートイオン交換樹脂によるレアメタルの分離技術

愛媛大学 大学院理工学研究科 教授 博士(工学) 青野 宏通 氏

 

【講座の趣旨】
電気自動車の著しい普及に伴いリチウムイオン電池(LIB)の需要が急速に伸びている。LIBにはLi, Ni, Co, Mnのレアメタルが多量に使用されており、資源不足や価格高騰が懸念されているため資源確保が重要な課題となる。本講演では、使用済みLIBを焼成処理して得られる「ブラックサンド」を用いて、キレートイオン交換樹脂によるレアメタルを分離・回収する技術など、これまで得られた成果について紹介する。

1.廃車載用リチウムイオン電池の資源評価

2.ブラックサンドからのリチウム回収

3.イオン交換樹脂によるニッケル、コバルト等の分離

4.イオン交換プロセス

【質疑応答】

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