【講座の趣旨】
電気自動車の著しい普及に伴いリチウムイオン電池(LIB)の需要が急速に伸びている。LIBにはLi,
Ni, Co, Mnのレアメタルが多量に使用されており、資源不足や価格高騰が懸念されているため資源確保が重要な課題となる。本講演では、使用済みLIBを焼成処理して得られる「ブラックサンド」を用いて、キレートイオン交換樹脂によるレアメタルを分離・回収する技術など、これまで得られた成果について紹介する。
1.廃車載用リチウムイオン電池の資源評価
2.ブラックサンドからのリチウム回収
3.イオン交換樹脂によるニッケル、コバルト等の分離
4.イオン交換プロセス
【質疑応答】
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