【習得できる知識】
マイクロカプセルを用いた自己修復高分子系複合材料の設計手法、損傷の可視化手法、自己修復効果の評価方法、数値シミュレーションの活用例など
【講座の趣旨】
優れた特性と自己修復効果の両立を目指した自己修復炭素繊維強化高分子系複合材料の開発と、自己修復高熱伝導性高分子系複合材料の開発に関する研究成果を紹介する。
1.はじめに
1.1 自己修復材料の背景と必要性
1.2 自己修復高分子系複合材料への応用
2.自己修復炭素繊維強化高分子系複合材料の開発
2.1 マイクロカプセル含有炭素繊維強化高分子系複合材料の課題
2.2 開繊炭素繊維を用いた複合材料の提案と特性評価
2.3 マイクロカプセルを用いた損傷の可視化手法
2.4 数値シミュレーションによる力学特性の予測と検証
2.5 開繊炭素繊維と織物炭素繊維のハイブリッド化による力学特性の改善
2.6 微小フィラーの添加による自己修復効果の改善
3.自己修復高熱伝導性高分子系複合材料の開発
3.1 高熱伝導性高分子系複合材料における課題
3.2 数値シミュレーションによる複合材料の配合設計
3.3 温度サイクル試験による特性評価
3.4 ナノフィラー含有マイクロカプセルによる特性改善
3.5 X線CTを用いた損傷挙動の非破壊観察
4.おわりに
4.1 マイクロカプセルを用いた自己修復高分子系複合材料の課題
4.2 今後の展望
【質疑応答】
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