官能評価 アンケート データ分析
        
“知財DX”の導入と推進ポイント
適正な知財コストの考え方と権利化、維持、放棄の決め方
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<セミナー No 508501>


【Live配信 or アーカイブ配信】

★評価項目、評価スケールをどのように設定するか!パネルをどのように選ぶか!
★目的に応じた官能評価手法の選び方、結果の読み解き方を詳解!!

官能評価の基本とアンケート作成、データ分析のポイント


■ 講師

(株)ジャパン・ダイレクト・リサーチ 代表取締役 中野 教子氏

【講師略歴】
プロクター・アンド・ギャンブル・ファー・イースト・インク(現P&Gジャパン)にて、約12年間R&D部門にて主 に官能評価室の立ち上げ運営及び消費者調査業務に従事。日本ロレアルR&Iリサーチセンターにて製品評価部長として機器評価、 官能評価、及び消費者評価業務を統括。現在は、日本企業及び外資系企業に対して、主に官能評価及び消費者調査の研修及びコン サルティングを行っている。大阪公立大学生活科学部卒、英国ダラム大学ビジネススクール卒(MBA)。所属団体:ESOMAR

■ 開催要領
日 時

【Live配信】2025年8月6日(水) 10:30〜16:30
【アーカイブ(録画)配信】 2025年8月18
日まで受付(視聴期間:8月18日〜8月28日まで)

会 場 Zoomを利用したLive配信 または アーカイブ配信 ※会場での講義は行いません
セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料

1名につき 55,000円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49
,500円〕

〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

■ プログラム

【講座の趣旨】
製品を使用するユーザーの感覚を捉え、製品の企画設計に活かすことは、製品開発において重要です。ユーザー の使用感を捉え、製品設計に活かす方法として、官能評価が行われます。しかしながら、官能評価を主観的な評価と捉えた り、よくわからない評価方法という声も聴きます。 本セミナーでは、官能評価の基本を解説し、演習に取り組むことで、官 能評価のアンケートの作成方法や分析方法、そして結果を製品開発設計に活かすコツを体得し、実務に活用して頂くことを目 的としています。開発業務に携わって間もないメーカーの商品企画開発担当者の方から官能評価の知識を確認したいメーカー の技術者の方まで、幅広い方々を対象とした内容です。


【講座内容】
1. 官能評価の基礎
  1.1 官能評価とは
  1.2 製品開発における官能評価の意義と活用事例
  1.3 官能評価と機器評価及び消費者調査との違い
  1.4 閾値とは
  1.5 分析型官能評価と嗜好型官能評価
   【演習1】嗜好型官能評価と消費者評価の違いを理解する

2. 官能評価を実践するための基礎知識
  2.1 官能評価を行う環境
    (1) 官能評価室
    (2) オンライン官能評価の環境
  2.2 テスト品のコントロール
    (1) テスト品の評価に影響する要素
    (2) テスト品の提示について
  2.3 評価項目
    (1) テストの目的と評価項目の関係
    (2) 評価項目を選定するポイント
  2.4 評価スケール
    (1) 様々な評価スケールとその特徴
    (2) 絶対評価と比較評価
   【演習2】回答しやすい評価項目と評価スケールを理解する

3. 官能評価方法の種類
  3.1 分析型官能評価
    (1) 比較評価 . 一対二点比較法、3点比較法、SD法
    (2) 絶対評価 - 記述分析法(QDAとスペクトラム記述分析法)
   【演習3】一対二点比較法と3点比較法のアンケートの作成の仕方を理解する
  3.2 嗜好型官能評価
   【演習4】嗜好型官能評価アンケートを作成し、アンケートの作成方法を理解する

4. 官能評価者の選び方
  4.1 消費者を対象とした官能評価
  4.2 訓練された評価者による官能評価
    (1) 品質管理を目的とした官能検査の評価者
    (2) 記述分析法の評価者

5. 官能評価データの分析方法
  5.1 分析型比較評価 - 一対二点比較法、3点比較法、SD法
  5.2 分析型絶対評価 - 定量記述分析法
   【演習5】嗜好型官能評価アンケートから収集したデータを分析し、分析方法を理解する

6. 効果的な結果報告の仕方
  6.1 効果的なグラフの活用方法
  6.2 結果報告の注意点

7. 官能評価を行う上での注意事項
  7.1 テスト品の安全性及び評価者への倫理配慮
  7.2 官能評価データの倫理的取り扱い
  7.3 製品開発者と官能評価実施者とのコミュニケーション

8. 海外の官能評価
  8.1 海外の官能評価のトレンド
  8.2 海外の官能評価の情報源、リソース

【質疑応答】

官能評価 アンケート作成 データ分析 セミナー