液化水素貯蔵材料の特性,課題と今後の展望 セミナー

                  
 
水素の製造とその輸送,貯蔵,利用技術
CO2排出量の算出と削減事例
<セミナー No.509225>
【Live配信のみ】 アーカイブ配信はありません

★ 極低温環境下でも耐えうる強靭性、低温脆性と断熱性能との両立!
★ 液化水素貯蔵材料の種類や安全性評価まで、各社の取り組み事例をもとに解説します!

液化水素貯蔵材料の
特性,課題と今後の展望


■ 講師
1.

九州大学 名誉教授 理学博士 秋葉 悦男 氏

2.

岩谷産業(株)  岩谷水素技術研究所 部長 辻上 博司 氏

3.

日本製鉄(株) 部長 工学博士 小薄 孝裕 氏

■ 開催要領
日 時

2025年9月29日(月) 10:30〜16:00
→2025年9月30日(火) 10:30〜16:00
 (開催日を変更しました 8/13)

会 場

Zoomを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません
 セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。

聴講料

聴講料 1名につき60,500円(消費税込/資料付き)
 〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき55,
00円〕
 〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度が
あります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

■ プログラム

【10:30-12:00】

1.水素貯蔵材料の基礎と今後の展望

九州大学 名誉教授 理学博士 秋葉 悦男 氏

 

【習得できる知識】
水素の貯蔵の重要性と様々な方法の特徴および将来展望
 
【講座の趣旨】 
  水素は常温常圧では気体であるため貯蔵と輸送には液体や固体の燃料と比較して困難な点があります。カーボンニュートラル実現に重要な役割をはたすと期待されている水素の貯蔵と輸送について、分かりやすく説明します。

【講座内容】

1.水素と水素エネルギー
 1.1 水素について
 1.2 水素エネルギーとは

2.カーボンニュートラルへの水素の役割
 2.1 カーボンニュートラルと水素
 2.2 水素に関する政策

3.水素の貯蔵輸送技術
 3.1 気体
 3.2 液体
 3.3 固体

4.水素貯蔵材料の実証例

【質疑応答】

 

【12:50-14:20】

2.水素社会実現に向けた岩谷産業の取り組み

岩谷産業(株)  岩谷水素技術研究所 部長 辻上 博司 氏

【ご専門】 液化水素、水素貯蔵

 

【習得できる知識】
 水素の物性、水素の市場、岩谷産業の取り組み

【講座主旨】
  岩谷産業は、水素を「究極のクリーンエネルギー」と位置づけ、その利活用を通じ てカーボンニュートラル社会の実現に貢献することを目指している。
本セミナーでは、当社における水素事業の概要、および水素関連の技術開発の取り 組みについて紹介する。

【講座内容】

1 . 水素を取り巻く背景

2 . 水素の物性及び市場

3 . イワタニの水素事業の取り組み

4 . イワタニの水素技術開発

5 . まとめ

【質疑応答】

 

【14:30-16:00】

3.高強度と低温靭性を両立する液化水素環境用鋼管の開発

日本製鉄(株) 部長 工学博士 小薄 孝裕 氏

 

【習得できる知識】
・高圧水素環境下で使用可能な高強度ステンレス鋼
・高圧水素環境下での耐水素脆性を確保可能な溶接金属組織の考え方
 

【講座主旨】
 高圧水素環境下で使用可能なステンレス鋼とその理由について詳細に解説するとともに、高強度と低温靭性を両立する液化水素環境用鋼管HYDLIQUIDRについて紹介する。


【講座内容】
1.高圧水素用ステンレス
 1.1 高圧水素環境下で使用される材料
 1.2 高圧水素環境下での耐水素脆性評価手法
 1.3 高圧水素用ステンレス鋼管の種類
 1.4 高圧水素環境下での溶接金属の耐水素脆性

2.開発鋼HYDLIQUIDRの紹介
 2.1 鋼材設計の考え方
 2.2 各種特性
 2.3 溶接施工方法

【質疑応答】