微細藻類の培養技術と産業利用の動向、ビジネス展望
        
ペロブスカイト太陽電池の開発動向と特性改善
微生物を用いた有用物質生産技術の開発
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<セミナー No.510403>
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★なぜビジネスとして成功している例が少ないのか?その問題点を明らかにし産業利用への指針を解説

微細藻類の培養技術と産業利用の動向、ビジネス展望


■ 講師

宮崎大学 農学部 海洋生物環境学科 教授 博士(農学) 林 雅弘 氏

■ 開催要領
日 時 【Live配信】2025年10月9日(木) 10:30〜16:30
【アーカイブ(録画)配信】 2025年10月21日まで受付(視聴期間:10月21日〜10月31日まで)
会 場 ZOOMを利用したLive配信またはアーカイブ配信 ※会場での講義は行いません
セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料 1名につき55,000円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込)〕
〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕
■ プログラム

【本セミナーで学べること】
・微細藻類を商材として実用化するための事業化計画の考え方
・微細藻類の今後の産業利用可能性
 など


【講座概要】
各種微細藻類の産業利用研究がブームになり、様々な公的資金や補助金が投入されているが、実際にすでに実用化されてビジネスになっている例はそれほど多くない。微細藻類の利用と産業利用の間に存在する様々なハードルと、それを克服して実用化した具体例について講義する。

1.はじめに
 1.1 微細藻類の基礎知識
 1.2 微細藻類ビジネスの現状
 1.3 微細藻類ビジネスの問題点

2.微細藻類の培養・生産プロセス技術
 2.1 微細藻類の培養技術
  ・微細藻類培養の基本プロセス
  ・大量培養
 2.2 微細藻類の成分回収・分離・抽出技術
  ・微細藻類の成分回収・分離・抽出技術とそのポイント

3.各微細藻類の特徴・培養のポイントと実用化例
 3.1 ユーグレナ
  ・ユーグレナの生理生態学・培養特性
  ・飼料としてのユーグレナ
  ・食品としてのユーグレナ
  ・化粧品原料としてのユーグレナ
  ・バイオプラスチックの開発
  ・ユーグレナの産業利用に向けた課題
 3.2 クロレラ
  ・クロレラの培養
  ・DHA強化クロレラ
  ・GABA強化クロレラ
 3.3 ヘマトコッカス
  ・ヘマトコッカスの培養
  ・アスタキサンチンの生産
  ・アスタキサンチンの機能特性
 3.4 ラビリンチュラ
  ・ラビリンチュラの特徴・生理生態学
  ・DHA生産の現状
  ・分子育種の例
  ・脂肪酸組成のバリエーション
  ・培養のスケールアップと高密度培養
  ・ラビリンチュラの産業利用:バイオ燃料生産
  ・今後の展開:脂質メディエーターの発見

4.終わりに:多様な微細藻類の産業利用にむけて―必要性と技術課題―
  ・従属栄養性の利用
  ・微細藻類を利用したものづくりの可能性


【質疑応答】