PFAS規制の動向と半導体業界への影響、対応状況
        
先端半導体製造プロセスの最新動向と微細化技術
PFASの規制動向と対応技術
 
<セミナー No.510452>
【 アーカイブ配信】 (2025年10月7日(火) Live配信の録画配信です)

★EUの規制案の検討状況を中心に海外・国内のPFAS規制の最新動向を解説
 半導体製造でPFASが使われている工程、処理方法の現状、そして代替可能性を探る

PFAS規制の動向と
半導体業界への影響、対応状況、今後の方向性


■ 講師

(株)ISTL 代表取締役社長 博士(工学) 礒部 晶 氏

1984−2002 日本電気(株)にて半導体プロセス開発
2002−2006 (株)東京精密にてCMP事業執行役員
2006−2013 ニッタハース(株)にてテクニカルサポートセンター長等
2013−2015 (株)ディスコにて新規事業担当
2015− (株)ISTL設立し現在に至る 技術・事業アドバイザー、各種セミナー講師等

精密工学会プラナリゼーションCMPとその応用技術専門委員会幹事(2006−)

■ 開催要領
日 時 【アーカイブ(録画)配信】 2025年10月17日まで受付(視聴期間:10月17日〜10月27日まで)
 
※2025年10月7日(火) Live配信の録画配信です)
会 場 ZOOMを利用したLive配信またはアーカイブ配信 ※会場での講義は行いません
セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料 1名につき49,500円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき44,000円(税込)〕
〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕
■ プログラム

【本セミナーで学べること】
・PFASとは何か
・国内外のPFAS規制条約法令の動向
・PFASが用いられる半導体工程の詳細
・半導体PFAS代替の動向
・半導体工場の排水処理システム


【講座概要】
PFASについてはニュースでもしばしば取り上げられるようになり、一般の関心も高くなっている。POPs条約で規定されている一部の有害なPFASについては日本国内では化審法により規制されている。一方、EUではREACH規則による全面的な使用制限が検討されており、今後の動向に注目が集まっている。本講ではPFAS規制の海外国内の動向、特にEUの包括規制案の動向について解説する。また、PFASは様々な用途に用いられ、半導体製造工程でもその応用は多岐にわたっている。PFASが用いられていると考えられる工程の内容とその代替可能性、排水処理方法の現状等について解説する。

1.PFASとは?
 ・PFASの定義
 ・国内・海外のPFAS関連ニュース
 ・製品ライフサイクルとPFASの人体・環境への影響

2.PFAS規制の動向
 ・ストックホルム条約
 ・国内の規制〜化審法、水道法
 ・欧州の規制〜REACHの包括規制案の状況
 ・米国の規制

3.PFASの分析技術・処理技術
 ・分析方法〜LC-MS/MS、GC-MS/MS
 ・総量分析
 ・焼却処理
 ・その他の処理方法

4.半導体産業への影響
 ・半導体とは?
 ・半導体製造プロセス
 ・3Mショック
 ・PFAS使用工程
 ・ドライエッチング〜チラーの冷媒
 ・リソグラフィー〜フォトレジストの添加剤、ペリクル材料
  ・ウエットエッチング〜エッチング液の添加剤
  ・超純水配管
  ・後工程部材〜モールド材、DAF、パッケージ基板材料
 ・半導体工場の排水・廃液処理システム
 ・排水管理基準
 ・半導体材料・部材メーカーの対応状況
 ・半導体企業の対応状況


【質疑応答】