液浸冷却技術と最新動向 セミナー
        
電子機器の放熱・冷却技術と部材の開発
次世代高速・高周波伝送部材の開発動向
 

<セミナー No.512224>

【Live配信のみ】 アーカイブ配信はありません

★ 冷却液(冷媒)の特徴から液浸冷却に求められる特性、課題までじっくり解説します!

AIサーバー・データセンターへ向けた
液浸冷却技術と最新動向


■ 講師

1.

山口東京理科大学 工学部 機械工学科 教授 博士 (工学) 結城 和久 氏

2.

原 潤一郎 氏 (元 カルソニックカンセイ(株))
■ 開催要領
日 時

2025年12月15日(月)  12:30〜16:00

会 場 Zoomを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません
Live配信セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料 1名につき 49,500円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき44,000円〕

〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕
■ プログラム

【12:30-14:30】

1.空冷・液冷・浸漬冷却の基礎とサーバー・データセンターへの応用

山口東京理科大学 工学部 機械工学科 教授 博士 (工学) 結城 和久 氏

 

【講座概要】
  本講演では、高度情報化社会を支えるデータセンタやサーバなど様々な電子機器の熱制御において、カーボンニュートラルを意識した省エネ促進が重要であることを紹介します。その後、先ず、空冷・液冷・浸漬冷却技術における冷却能力の差について理解を深めます。その後、熱設計の基礎となる伝熱工学について概説し、ファンやポンプを用いた空冷と液冷において、伝熱相関式を用いた冷却面温度の予測方法について説明します。受講者は、例題を通して冷却面温度の具体的予測方法について学ぶことができます。その後、今後のデータセンタやサーバの冷却技術として注目されている浸漬冷却の簡易設計方法について学び、その最新技術について紹介します。最後に、高発熱密度電子機器の熱設計で無視できない接触熱抵抗やヒートスプレッダの考え方についても紹介します。

1.はじめに

2.空冷/液冷/浸漬冷却の性能差

3.伝熱相関式による簡易熱設計法
 3.1 伝熱の3形態
 3.2 ファン/ポンプを用いた 空冷/液冷の簡易熱設計手法

4.電子機器の浸漬冷却
 4.1 油浸冷却
 4.2 沸騰冷却

5.その他、高発熱密度電子機器の熱的課題
 5.1 接触熱抵抗について
 5.2 ヒートスプレッダについて

6.おわりに


【質疑応答】


【14:40-16:00】

2.液浸冷却 (浸漬冷却) による電気自動車用電池およびデータサーバーの冷却の最新動向

原 潤一郎 氏 (元 カルソニックカンセイ(株))

 

【習得できる知識】
 レオロジーの基礎と実測定の概要。安定した測定でキレイなデータを得るコツ。

1.液浸(浸漬)冷却用材料
 1.1 構成材料と相変化
 1.2 媒体例

2.CRAY-2

3.歴史

4.電気自動車(EV)用駆動電池の冷却

5.データセンターの冷却方式
 5.1 液浸(浸漬)冷却
 5.2 単相冷却 vs 二相冷却

6.EV用冷却での各社の開発

7.PFAS規制対応

8.電気自動車の状況

9.電気自動車とデータセンターの冷却方式の今後

【質疑応答】