軟磁性材料・軟磁性部品の磁気特性評価、測定ノウハウ セミナー
        
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<セミナー No 512281>

【 アーカイブ配信】 (2025年11月19日(水) Live配信の録画配信です)

★ 試料の形状・状態、温度、コイルの巻き方など測定ばらつきの要因とその対策を詳解します!

軟磁性材料・軟磁性部品の磁気特性評価、測定ノウハウ


■ 講師
岩崎通信機(株) T&M カンパニー T&M 推進部 フィールドサポート課 成田 芳正 氏
■ 開催要領
日 時

【アーカイブ(録画)配信】 2025年12月1日まで受付(視聴期間:12月1日〜12月11日まで)
※2025年11月19日(水) 10:30〜16:30の録画配信です

会 場 Zoomを利用したLive配信 または アーカイブ配信 ※会場での講義は行いません
セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料

1名につき 55,000円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49
,500円〕

〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

■ プログラム

【習得できる知識】
軟磁性材料の磁気特性測定に関わる?般的な基礎知識を得るだけでなく、磁気特性測定上の留意点を知ることで、正しく測定評価したり応用したりするための基礎知識を得ることが出来る。
・磁性材料の種類や用途
・軟磁性材料の磁気特性の基礎
・軟磁性材料の磁気特性の評価・測定方法
・軟磁性材料の鉄損(コアロス) や比透磁率の測定ノウハウ

【講座の趣旨】
モータやトランス、インダクタ、電流センサ、記録媒体など、軟磁性材料は多岐の分野に利用されています。誰でも軟磁性材料や軟磁性部品の測定評価ができるように、磁気測定の考え方と技術に関して実例を交えながら紹介いたします。最近は比透磁率の低い試料の測定にご苦労されている方も多いと思います。巻線方法に関する最新研究成果をもとにして磁気特性測定に熟練した方でも、さらに正確な測定を行えるように、測定のノウハウに関してご紹介いたします。

1.身の回りにある磁性材
 1.1 磁性材料の種類
 1.2 軟磁性材料の種類と用途
 1.3 軟磁性材料の形状と用途
 1.4 モータやモータ駆動回路での使用例

2.軟磁性材料の磁気特性の基礎
 2.1 軟磁性材料の磁気特性
 2.2 B-H カーブの測定原理と試料定数
 2.3 軟磁性材料や軟磁性部品の評価方法
 2.4 磁気特性を測る測定器と得られる磁気パラメータ
 2.5 磁気パラメータの算出方法
 2.6 磁性材料の形状に合わせた測定方法と注意点
 2.7 磁気特性の特長とその測定に必要とされる測定器の機能

3.軟磁性材料の磁気特性評価
 3.1 トロイダル形状試料による基本的な磁気特性の測定と勘所(実機による測定デモ付)
 3.2 シート形状試料による基本的な磁気特性の測定と勘所(実機による測定デモ付)
 3.3 温度によって変化する磁気特性の測定と勘所
 3.4 直流重畳により変化する磁気特性の測定と勘所(実機による測定デモ付)

4.鉄損(コアロス)や比透磁率測定時の測定ノウハウ
 4.1 鉄損(コアロス)と比透磁率
 4.2 ゼロを測るのは難しい(低損失材料の損失評価時の課題)
 4.3 目に見えない現象に注意
 4.4 巻線による測定結果への影響度合いの最新研究結果(実例をもとにご紹介)

【質疑応答】