動的粘弾性測定によるポリマーアロイやゴム・エラストマー材料の評価と材料設計への活用 セミナー
        
【Live配信】をご希望の方はこちらをクリックしてください

<セミナー No 512282>

【 アーカイブ配信】 (2025年11月26日(水) Live配信の録画配信です)

★ 分子構造・配合分散構造と粘弾性特性の関係を詳解します!
★ 温度―周波数換算則の求め方と材料開発への活用事例!

動的粘弾性測定によるポリマーアロイや
ゴム・エラストマー材料の評価と材料設計への活用


■ 講師
テクノリエゾン事務所 代表 今井 昭夫 氏

【専門】
高分子材料設計、製品工業化、研究開発論

【略歴】
公益社団法人 高分子学会フェロー
元 日本ゴム協会 関西ゴム技術研修所 特定科目講師

■ 開催要領
日 時

【アーカイブ(録画)配信】 2025年12月5日まで受付(視聴期間:12月5日〜12月15日まで)
※2025年11月26日(水) 12:30〜16:30の録画配信です

会 場 Zoomを利用したLive配信 または アーカイブ配信 ※会場での講義は行いません
セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料

1名につき 49,500円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき44
,000円〕

〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

■ プログラム

【習得できる知識】
・高分子材料の粘弾性特性、
・ポリマーアロイの相分離構造、
・ゴム・エラストマー材料の分子構造・配合分散構造と粘弾性特性
・ゴム・エラストマー材料の粘弾性特性と実用物性との関係

【講座の趣旨】
実用化された高分子材料は、異種ポリマーの混合や、充填剤など異種材料の配合により設計・開発されていることが多い。プラスチックの場合には、ポリマーアロイの分散構造(モルフォロジー)の工夫により、耐熱性と耐衝撃強度など二律背反と言われてきた物性の同時改良が進められてきた。一方、ゴム・エラストマー材料の場合には、外部からのエネルギーを変形により吸収し変形回復によって放出する特性が有用な用途に展開されており、材料の粘弾性挙動を解析することで、材料設計や開発が進めれてきた。本講座では、これら高分子の分子構造や混合物中の分散形態と、材料の粘弾性特性との関係性について、実例を含めた解説を行う。

1.高分子材料の力学特性と粘弾性
 1.1 プラスチック、ゴム・エラストマーの変形ー応力の関係
 1.2 プラスチック、ゴム・エラストマーの粘弾性の特徴
 1.3 ポリマーアロイの相溶性と粘弾性

2.高分子の粘弾性
 2.1 粘弾性測定の原理と装置
 2.2 高分子の粘弾性特性の温度依存性
 2.3 高分子の粘弾性特性の周波数依存性
 2.4 温度―周波数換算則

3.ゴム・エラストマーの粘弾性
 3.1 ポリマー(生ゴム)の粘弾性
 3.3 ゴムの加硫(架橋)による粘弾性の変化
 3.4 充填剤配合による粘弾性の変化

4.粘弾性挙動に着目した材料開発
 4.1 燃費低減タイヤ用合成ゴムの開発
 4.2 防振ゴム用途のポリマー/配合処方開発

5.まとめ

【質疑応答】