イオン液体の特性、分子設計と応用の解説セミナー
        
ペロブスカイト太陽電池の開発動向と特性改善
 
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<セミナー No 601265>

【 アーカイブ配信】 (2026年1月21日(水) Live配信の録画配信です)

★ 難溶性物質の溶解、環境負荷の少ない反応溶媒、安全性の高い電解質!
  イオン液体を活用するためのポイントがわかる!

イオン液体の特性、分子設計と応用


■ 講師

上智大学 理工学部 物質生命理工学科 教授 博士(工学) 藤田 正博 氏

■ 開催要領
日 時

【アーカイブ(録画)配信】 2026年1月30日まで受付(視聴期間:1月30日〜2月9日まで)
 ※2026年1月21日(水) 13:00〜16:30 Live配信の録画配信です。

会 場 Zoomを利用したLive配信 または アーカイブ配信 ※会場での講義は行いません
Live配信セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料

1名につき 49,500円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき44
,000円〕

〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

■ プログラム

【講座の趣旨】
イオン液体は、イオンだけからなる常温で液体の塩であり、構成イオンの分子設計を通して機能設計が可能な新規材料群である。そのような背景から、イオン液体の活躍分野はイオニクスデバイスからバイオサイエンスと多岐にわたることが特徴として挙げられる。本講演では、イオン液体を活用するために必要な基礎知識について紹介し、演者らが取り組んでいる研究分野を中心としたイオン液体の実用ノウハウについて述べる。

【習得できる知識】
・イオン液体の合成方法
・イオン液体の基礎物性
・イオン液体の各種応用・適用事例
・イオン液体の分子設計

1.イオン液体とは
 1.1 主な特徴
 1.2 合成方法
 1.3 物理化学特性
 1.4 電気化学特性

2.溶媒としての応用
 2.1 反応溶媒
 2.2 高分子の可溶化
 2.3 イオンゲル

3.電解質としての応用
 3.1 イオニクスデバイスへの展開
 3.2 イオン液体の高分子化
 3.3 中間相を示すイオン液体

4.目的に応じたイオン液体の分子設計
 4.1 多糖類の溶解及び分解
 4.2 セルロース誘導体の合成
 4.3 電気化学的特性の向上
 4.4 アミノ酸イオン液体の合成と物性、応用
 4.5 LCST挙動
 4.6 水和イオン液体とタンパク質の溶解性
 4.7 バイオ・医療分野への応用

5.統括:各分野におけるイオン液体の可能性

【質疑応答】