外観検査の自動化技術とシステムの構築 Live配信セミナー
        
既存工場,製造現場への生成AI/AI導入と活用の仕方
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<セミナー No.601421>
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★ 品質基準の明確化、検査装置の開発、自動検査システムの構築方法を徹底解説!

外観検査の自動化技術とシステムの構築


■ 講師

新潟国際情報大学 経営情報学部 情報システム学科 教授 博士(工学) 阿部 淑人 氏

■ 開催要領
     
日 時

【Live配信】2026年1月13日(火) 13:00〜17:00
【アーカイブ(録画)配信】2026年1月22日まで受付(視聴期間:1月22
日〜2月2日まで)

会 場 ZOOMを利用したLive配信またはアーカイブ配信 ※会場での講義は行いません
セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料 1名につき49,500円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき44,000円(税込)〕
〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕
■ プログラム

【講座概要】
製造業において、品質保証の一翼を担う外観検査。その自動化は、生産性向上、人手不足解消、品質安定化、そして「製造DX」推進の重要な一歩です。しかし、「自動化の目的をどう設定すべき?」「最適なシステムはどう選ぶ?」「ベンダーとどう連携すれば成功する?」「導入後の運用や精度維持が不安…」といった、多くのユーザー企業様が直面する課題があります。
本ウェビナーは、品質管理部門や設備部門をはじめとするユーザー企業の皆様を対象に、外観検査自動化プロジェクトを成功させ、導入後の運用を軌道に乗せるための実践的な知識とノウハウを提供します。単に技術の紹介にとどまらず、自動化の背景にある製造DXとの関係、品質管理・品質保証との連携、そして何よりもベンダー企業様とユーザー企業様がどのように協力し、共にプロジェクトを進めるべきかに焦点を当てます。
ウェビナーでは、外観検査自動化の始め方・続け方、成功する組織・失敗する組織の特長といった導入の羅針盤から解説。次に、システム構築における品質基準の明確化(限度見本、評価尺度)や、ユーザーとベンダー双方にとって最適な開発体制・検査体制の構築方法を具体的に学びます。また、目視検査からの移行プロセスや、自動化プロジェクトを成功に導くための「勘所」を惜しみなく公開。導入後の安定運用、継続的な改善、そして今後の動向までを網羅することで、皆様の自動化推進を力強く後押しします。
技術的な内容は、システム方式を検討する上で役立つ基本的な知識として補足的に触れますので、事前の深い専門知識は問いません。本講座を通じて、ベンダーとの建設的なパートナーシップを築き、皆様の工場における外観検査自動化を成功に導く確かな一歩を踏み出してください。

【受講対象】
・外観検査の自動化を検討しているが、何から始めて良いか分からない方
・自動化システムの導入に際し、システムインテグレータとの連携に不安を感じる方
・現在の検査精度やコストに課題を感じており、改善策を探している方
・製造DXを推進する上で、検査工程の自動化をミッションとしている方
・自社の「目視検査」の人的負荷を軽減しし、将来に繋げたい方

【受講後習得できること】
単なる技術解説に留まらず、現場の視点から「どうすれば自動化プロジェクトがうまくいくのか?」という実践論をお伝えします。システム開発の経験がなくても大丈夫です。自社の知識を整理し、外部の専門家と協働しながら、確実な一歩を踏み出すための羅針盤として、ぜひ本講座をご活用ください。

1.なぜ今,外観検査の自動化が必要なのか?(現状認識と目的の明確化)
 1.1 外観検査自動化の背景と目的
 1.2 外観(画像)検査の概要
 1.3 製造DXと検査自動化の関係

2.自動化プロジェクトを始める前の準備
 2.1 検査・計測と品質管理・品質保証
 2.2 業務・道具の標準化と機器の校正
 2.3 品質マネジメントシステムとは

3.システム要件の整理とシステム構築プロセス
 3.1 評価尺度〜性能評定と品質協定
 3.2 自動外観検査の始め方と続け方
 3.3 要求仕様と検査装置の開発プロセス
 3.4 開発体制の構築と検査体制の構築

4.検査システムを構成する主要技術の概要(ベンダーとの協働のための周辺知識)
 4.1 我々の視覚と光学現象
 4.2 照明と撮像の技術
 4.3 画像認識による検出技術の概略
 4.4 検査のためのマテリアルハンドリング

5.導入後の運用,評価,そしてその先へ
 5.1 目視検査の役割軽減〜自動化とその先へ
 5.2 自動化のための勘所と今後の動向

6.まとめ


【質疑応答】