KOL選定・評価とエンゲージメント戦略セミナー

                  
 
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<セミナー No602113 (Live配信)、602165(アーカイブ配信)>
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KOLをブランド戦略と結びつけるための実務プロセスを体系化
日本市場特有の影響構造を踏まえ、選定・評価・エンゲージメントを最適化する


医薬品マーケティング・メディカル活動における
KOL選定評価とエンゲージメント戦略


■ 講師

MedBeStrat株(株) 代表取締役 鈴木 幸也 氏

MedBeStrat株(株) 取締役副社長 縣 直樹 氏

■ このセミナーで学べる事

1.ブランドプランと連動した、クロスファンクショナルなKOL選定基準・
   重み付けスコアリング・ポートフォリオ最適化の構築方法
2.MA主導のエンゲージメント設計(アドバイザリーボード、
  サイエンティフィックエクスチェンジ・インサイト把握、
   メディカルエデュケーション、エビデンス創出とパブリケーション
3.MedBeStrat独自のPC-VICTM(Patient-Centric Value Impact CycleTM)フレームワークによる
  患者中心主義に基づくCommercial/MA統合戦略の実装体系
4.MSL/MRの適正協業に向けた役割設定、コミュニケーション・情報フロー設計に基づくコンプライアンス適合
5.共同KPI設計、ダッシュボード運用、早期警戒シグナル、改善サイクル
6.施設セグメンテーション、紹介ネットワーク可視化、デジタルチャネル活用、外部パートナー活用の具体手順
7.上市前後の統合ロードマップ、Pilot設計、プライバシー対応を含む再現性の高い運用テンプレート

■ 開催要領
日 時

2026年2月9日(月)13:00〜17:00

【アーカイブ(録画)配信】
 2026年2月19日(木)まで申込み受付(視聴期間:2/19〜3/1)

会 場

Zoomを利用したLive配信 or アーカイブ配信いずれか  ※会場での講義は行いません
 セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。

聴講料

聴講料 1名につき49,500円(消費税込/資料付き)
 〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき44
,000円〕
 〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

■ プログラム

【講座主旨】

本セミナーは、製薬企業のマーケティング(Commercial)とメディカルアフェアーズ(MA)の双方の視点を融合し、KOL(Key Opinion Leader)の選定・評価・エンゲージメント設計を実務レベルで体系化する。鈴木(マーケティング)はブランド戦略との整合、スコアリング設計、タッチポイント/チャネル最適化を担当し、縣(メディカル)はサイエンティフィックエクスチェンジ・インサイト把握、メディカルエデュケーション、エビデンス創出・パブリケーションを担当する。さらに、MedBeStrat独自の患者中心主義の実践フレームワーク「PC-VICTM」に基づく統合運用についても解説する。国内学会・ガイドライン・研究ネットワークの影響構造を踏まえた日本市場特有のKOLマッピング、施設セグメンテーション、MSLとMRの適正協業体制、監査可能な文書化実例まで具体的に示す。4時間のライブ配信で、ゼロからの立ち上げ のみならず、既存プログラム刷新に即応可能な標準プロセスと実践手順を提供し、患者価値最大化と適正使用推進を両立させる。

【講座内容】

第0部 イントロダクション(鈴木・縣)
0.1 セミナーの目的と全体構成
0.2 MedBeStratのPC-VICTMモデル:患者中心価値統合の全体像と強み

第1部 マーケティング視点:KOL選定・戦略設計(鈴木)
1.1 CommercialにおけるKOL活用の目的と役割
1.2 ブランドプランとKOL戦略の双方向整合プロセス(PC-VICTMとの連動)
1.3 KOLの定義と類型(多軸評価)
1.4 データソースと客観指標
1.5 重み付けスコアリング設計とポートフォリオ最適化
1.6 タッチポイント設計とメッセージ・マトリクス
1.7 KPI設計とダッシュボード運用、早期警戒シグナル
1.8 リスク管理(SOP準拠、利益相反、オーサーシップ、再評価・監査)
1.9 国内学会・ガイドライン・委員会ネットワークの影響分析
1.10 施設セグメンテーションと紹介ネットワークの可視化・優先順位付け
1.11 改善サイクルの実装

第2部 メディカル視点:評価・エンゲージメント実装(縣)
2.1 MAにおけるKOLの役割と期待成果
2.2 MSL/MRの適正協業に向けた役割設定
2.3 エンゲージメント設計(アドバイザリーボード、サイエンティフィックエクスチェンジとインサイト把握、メディカルエデュケーション、エビデンス創出とパブリケーション)
2.4 RWEとQOL/PRO指標を含むアウトカム連動の研究設計
2.5 オーサーシップ基準遵守と利益相反管理プロセス
2.6 再評価頻度、ガバナンス、監査可能性の担保
2.7 KOLマッピングにおける国内学会・ガイドライン・研究委員会ネットワークの科学的理解と客観的分析の重要性映
2.8 SOPを基盤とした継続的な人材育成と コンプライアンスの徹底

第3部 Commercial×MA統合セッション:患者価値最大化の実践(鈴木・縣)
3.1 PC-VICTMに基づく戦略統合ロードマップ:マーケティングとメディカルの連携に基づいた0〜6か月Pilot/6〜24か月拡張計画
3.2 共同KPI設計:適正使用指標、エビデンス創出進捗、教育到達度
3.3 施設セグメンテーションと紹介ネットワークの可視化・優先順位付け
3.4 デジタル・アナリティクスの共同活用
3.5 ケーススタディ:疾患XにおけるKOLマップ構築からエンゲージメント、パブリケーション計画まで
3.6 成功要因・失敗要因分析
3.7 テンプレート配布:スコアリング、KPIダッシュボード等
3.8 まとめと質疑応答

◆◆講師プロフィール◆◆◆

◆鈴木 幸也◆

専門分野:
製薬業界のコマーシャル、マーケティング、セールス、組織横断プロジェクトマネジメント他

略歴・活動・著書など:
国内外の大手・スタートアップ製薬企業 [山之内製薬、アステラス製薬、アステラスアムジェンバイオファーマ(アムジェン)、ファーマエッセンシア等] に勤務。希少疾患を含む泌尿器、血液・腫瘍、骨・炎症、高脂血症などの領域で、営業およびマーケティング業務に従事。担当者からマネージャー(グループ長、本部長)まで幅広い役割を経験。マーケターとしては、10以上の製品を上市し、市場浸透を推進・実現。また、上市準備・上市後対策、業務改革、部門統合、薬価戦略、DX戦略など、さまざまな課題に対する組織横断的なプロジェクトを多数リード。

主な著書:
1.『患者中心主義の実践:製薬企業の持続的成長と信頼構築』 共著(ラーニングス株式会社), 2025

◆縣 直樹◆

専門分野:
メデイカルアフェアーズ、マーケットアクセス、オンコロジー、薬理学、医薬品開発学

略歴・活動・著書など:

国内外の大手およびスタートアップ製薬・診断薬企業(Genzyme、Pfizer、AbbVie、Shire、Guardant Health、PharmaEssentia 等)にて、腫瘍・免疫疾患・希少疾患領域の創薬研究、メディカルアフェアーズ、マーケットアクセス(薬価・HTA・患者支援など)を統括し、医薬品・診断薬の上市を主導。Stanford University、Dana?Farber Cancer Institute での基礎研究経験を有し、実践と学術の双方の視点を融合した開発戦略構築に貢献。東邦大学薬学部客員教授。

主な著書:
1.『患者中心主義の実践:製薬企業の持続的成長と信頼構築』 共著(ラーニングス株式会社), 2025
2.『がんゲノム医療遺伝子パネル検査実践ガイド』 分担執筆(医学書院), 2020