【専門】
化学プラントの設計・建設

【略歴、経歴】
化学工学会主催の講座として「撹拌・混合」「ガス吸収」の分野について講師を担当した実績あり。

【アーカイブ（録画）配信】 ２０２６年２月１７日まで受付（視聴期間：２月１７日〜２月２７日まで）
※２０２６年２月５日（木）　１３：００〜１６：３０の録画配信です

1名につき ４９,５００円（消費税込、資料付）
〔１社２名以上同時申込の場合のみ１名につき４４,０００円〕

〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

【講座の趣旨】
撹拌・混合装置は化学プラントでは溶解、希釈、反応、乳化、分散等の各種単位操作にて使用されていますが、その設計に関しては理解されていない人が多いと思われます。本講座では撹拌・混合装置の基礎（撹拌翼種類とフローパターン、撹拌設計に関わる無次元数等）を学んだ上で、スケールアップの方法について実例（ラボ→パイロット→実設備）を通じて設計の進め方を習得し、撹拌混合装置の設計・運転条件の最適化等、実務レベルで役に立つ知識を得ることができます。更には混合時間の推算、撹拌槽伝熱、2相系の撹拌等について演習問題を解きながら撹拌・混合の理解を深めていきます。

【習得できる知識】
撹拌・混合装置の原理や理論の説明に加え、いくつかの事例に基づく例題を解きながら学べる機会を提供し、専門知識の習得だけでなく、装置設計への活用・運転条件の最適化等、実務に役立てる知識を得ることができます。

１．撹拌とは
　1.1　撹拌の目的
　1.2　撹拌機の選定
　1.3　撹拌機の構成

２．撹拌翼
　2.1　フローパターン
　2.2　撹拌翼の種類
　2.3　撹拌翼の選定

３．スケールアップ法
　3.1　撹拌に関わる無次元数
　3.2　実例に基づくスケールアップの手法

４．混合時間の推算
　4.1　混合特性
　4.2　混合時間の算出方法

５．撹拌槽伝熱
　5.1　撹拌槽壁伝熱係数の推算
　5.2　スケールアップに伴う撹拌槽伝熱への影響

６．２相系の撹拌
　6.1　液液系
　6.2　気液系
　6.3　固液系

７．その他
　7.1　撹拌槽への異物付着
　7.2　撹拌シミュレーション

【質疑応答】