金属材料の破壊メカニズムと破面の見方、解析法セミナー
        
AI、シミュレーションを用いた劣化・破壊評価と寿命予測
セラミックス・金属の焼成、焼結技術とプロセス開発
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<セミナー No.602401>
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★実際の破面写真を事例に挙げて、破壊機構や破面の見方を解説
 そこから機械部品の破壊原因を推定する視点と手法を学ぶ

金属材料の破壊メカニズムと破面の見方、解析法


■ 講師

日鉄テクノロジー(株) 研究試験事業所 エネルギー・材料ソリューション部 エネルギー・環境技術室 主幹 阿座上 静夫 氏

■ 開催要領
日 時 【Live配信】2026年2月5日(木) 10:30〜16:30
【アーカイブ(録画)配信】 2026年2月17日まで受付(視聴期間:2月17日〜2月27日まで)
会 場 ZOOMを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません
Live配信セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料 1名につき55,000円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込)〕
〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕
■ プログラム

【この講座で学べること】
・金属材料の破面の見方(マクロ・ミクロ観察での観察方法・着眼点)
・代表的な金属材料の破壊機構に関する知識
・破面観察方法(試料調整方法・観察方法)
・ストライエーション間隔を用い疲労破面応力推定方法

【講座概要】
機械部品の破壊原因を推定する場合、最も有効であるとされる手法の一つが、フラクトグラフィ(破面解析)と呼ばれる技術である。フラクトグラフィとは、破面全体を巨視的に観察するマクロ観察と、電子顕微鏡等でのミクロ観察によって、破損原因を推定する手法である。破壊品の破面を解析することによって、疲労破壊や応力腐食割れといった破壊機構や、き裂の進展方向・負荷状況を推定することが可能であり、条件が揃えば応力の大きさも推定可能とされる。一方で、金属の破壊機構は多数有り、破面の様相からその破壊機構を推定するには、ある程度の経験・技術・知識が必要となる。今回のセミナーでは、実際の破面写真を例に、疲労破壊や応力腐食割れなどの代表的な破壊機構や破面の見方を解説する。さらに、破面観察の作業の手順や使用機器についても説明を行い、初歩的なフラクトグラフィ技術の理解を目的とする。

1.金属材料の基礎的事項
 1.1 引張試験
 1.2 多結晶構造
 1.3 結晶格子
 1.4 弾性変形と塑性変形

2.破面のマクロ観察
 2.1 破面のマクロ観察
 2.2 破壊原因の推定
 ・疲労破壊
 ・応力腐食割れ
 ・延性破壊
 ・脆性破壊
 2.3 起点位置および進展方向の推定
 ・ビーチマーク
 ・ラチェット模様
 ・放射状模様 等
 2.4 負荷の大きさについて
 ・巨視的変形の有無
 ・最終破断部

3.金属の代表的な破壊
 3.1 延性破壊
 ・ディンプル破面の見方
 3.2 脆性破壊
 ・へき開破面とリバーパターン
 3.3 疲労破壊
 ・疲労破壊に影響する因子
 ・低サイクルと高サイクル
 ・ストライエーション形成機構
 ・疲労破壊の実例等
 3.4 応力腐食割れ
 ・粒内破壊と粒界破壊
 ・ステンレス鋼・炭素鋼
 ・断面でのき裂進展状況
 ・銅合金・アルミ合金
 3.5水素脆性 (遅れ破壊)
 ・遅れ破壊の特徴と破面観察
 ・昇温水素分析と拡散性水素
 3.6 その他の破壊機構
 ・液体金属脆性割れ
 ・焼き割れ
 ・脱亜鉛腐食

4.破面観察の手順と方法
 4.1 破面観察手順
 4.2 破面観察方法
  ・き裂位置の確認
  ・破面試料の採取方法
  ・破面洗浄方法
  ・観察すべき位置
 4.3 疲労破面の定量解析

5.破損原因調査事例紹介


【質疑応答】