洗浄バリデーションのリスク評価と残留許容値設定・運用セミナー|GMP・ICH対応

                  
 
 
 
<セミナー No603181(アーカイブ配信)>
【 アーカイブ配信】 (2025年9月5(金) Live配信の録画配信です)

・どの残留許容値を選択すべきか?PDE、TTC、10ppmなど各基準の特徴と使い分け、
 最近の傾向をふまえた実務ポイントを豊富な事例で解説。


洗浄バリデーションにおける
リスク評価と残留許容値設定/運用


■ 講師

NPO−QAセンター 理事兼事務局長、エイドファーマ 代表 薬学博士 高平 正行 氏

■ 開催要領
視聴期間

2026年3月9日(月)〜3月19日(木) (2026年3月9日(月)まで申込み受付)

視聴方法

弊社システムを利用したアーカイブ配信です。
視聴期間前に、視聴用のURLを、担当者よりe-mailでご連絡いたします。
セミナー内容に関する講師への質問も可能です。視聴期間内に、担当者にe-mailにてご連絡ください。

聴講料

聴講料 1名につき55,000円(消費税込/資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき44
,000円〕
〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

コンテンツ

2025年9月5日に開催した同タイトルLive配信セミナーのアーカイブ配信

■ プログラム

【講座主旨】

cGMPに「医薬品の製造装置は、製品の安全性、本質、力価、品質または純度を劣化させるような汚染を防止するため、適切に洗浄されたければならない。」とある。更にICH Q7 12章に、「共用設備の品目切り替え時には完全に洗浄すること、専用設備であっても望ましくない物質や微生物汚染を防ぐため、適切なインターバルで洗浄するべきこと。」として、洗浄バリデーションの最も基本的な考え方が示されている。 初めに洗浄バリデーションの3極規制を解説した上で、洗浄バリデーションのリスク評価・管理、残留許容値の算出、設定での考え方、回収率の測定と残留許容値の設定、サンプリング(スワブ法、リンス法)、許容値内でのアラート設定の在り方や社内運用のポイント、洗浄の計画、実施と手順書作成、そして封じ込め技術や漏洩防止対策等を事例により紹介する。

【講座内容】

1.洗浄バリデーションによる交叉汚染の防止について
 1.1 海外の洗浄バリデーションに関わる法規制
 1.2 PIC/S GMP Annex 15の改定に対応した洗浄バリデーション
 1.3 cGMPにおける洗浄バリデーション
  「FDA Guide to Inspections of Validation of Cleaning Processes」
 1.4 ICH Q7(原薬GMPガイドライン)における洗浄バリデーション
 1.5 改正GMP省令(H25 年8月30日)における洗浄バリデーション
 1.6 改正GMP省令(R3年8月1日施行)第8、9条「交叉汚染防止規定」新設とその背景

2.洗浄バリデーションのリスク評価と残留許容の算出・設定の考え方、サンプリング等
 2.1 洗浄工程のリスク評価・管理と交叉汚染のリスクアセスメント
 2.2 毒性学的評価に基づく残留許容値の設定方法
 ・0.1%基準、10ppm基準、目視限度基準(Eli Lilly社残留基準値の設定根拠)
 ・PDE(一日暴露許容量)の算出
 ・EMA暴露限界値設定に関するガイドラインとリスクアセスメント
 ・NOAEL(無毒性量),NOEL(無作用量),PDE(一日暴露許容値)からの閾値設定
 ・TTC(毒性学的閾値)及びOEL(職業暴露限界)
 ・原薬製造工程、製剤包装工程における残留許容限度の算出方法(事例)
 2.3 手洗浄のバリデーション、洗浄バリデーションで基準外だった場合の対応
 2.4 情報量の少ない治験薬や毒性不明の新規化合物に対するアプローチ
 2.5 閾値設定が出来ない場合の留意点
 2.6 改正GMP省令案に提示された「設備共用の禁止」への考察
 2.7 ニトロソアミン類問題を踏まえた封じ込めと洗浄バリデーション

3.ダーティーホールドタイム(DHT)・クリーンホールドタイム(CHT)の設定と評価方法
 3.1 DHT, CHT
 3.2 バイオフィルムや非接薬部分の洗浄対応

4.洗浄バリデーションにおけるサンプリング及び分析法の実施ノウハウ
 4.1 スワブ法、リンス法と他の方法(TOC測定,PHなど)の併用、妥当性評価
 4.2 サンプリング法の妥当性とバリデーション
 4.3 分析法バリデーション及び回収率の評価方法

5.3極によるGMP 洗浄バリデーションの査察指摘事例と押さえるべきポイント
 ・PMDA、cGMP(FDA Warning Letter)、PIC/S(EU)GMP、ICH Q7指摘事例と対策

6.洗浄バリデーションの手順書(SOP)及び計画書・報告書作について

7.医薬品ライフサイクルにおける洗浄手順の構築
 ・ワーストケースアプローチとグルーピング

8.βラクタム系抗生物質など高生理活性物質やステロイド等製造施設の暴露対策・封じ込め技術及びGMPハード要件
 8.1 原薬GMPガイドライン、PIC/S GMPにおける交叉汚染の防止
 8.2 改正GMP省令における交叉汚染防止の新規制
 8.3 高生理活性物質製造施設の暴露対策、そして封じ込めとGMPハード要件
 8.4 封じ込め設備の設計検討、及び封じ込め性能の検証
 8.5 交叉汚染防止と封じ込め設備(2022年版GMP事例集)について
 8.6 試験室、実験室、新設ラボ設備での封じ込め対策とその対応

9.高度な封じ込め設備を必要とする高生理活性医薬品
  (βラクタム系抗生物質などを含む)の洗浄バリデーションと 設備共用・専用化に関する判断基準
 9.1 固形製剤設備の洗浄バリデーション(事例1)
 9.2 マルチパーパス製造設備における高生理活性化合物製造時の洗浄バリデーション及び設備共用/専用設備化の可否について
   (事例2:FDAへの質問と回答)

10.まとめ

【質疑応答】

◆◆講師プロフィール◆◆◆

<専門>
 GQP/GMP品質保証、医薬品製造管理・品質管理、プロセス開発

<講師略歴>
 1979年3月:東北大学薬学部製薬化学科大学院博士前期課程修了
 1979年4月:塩野義製薬株式会社入社、尼崎杭瀬工場で治験薬製造及び原薬・製剤のプロセス開発業務を担当
 1994年5月:金ヶ崎工場医薬品製造管理者、同 製薬研究所
 2004年4月:塩野義製薬品質保証部GMP統括管理グループ長として、
       約150箇所以上ある関連医薬品製造所のGQP/GMP/QMS監査を主導、
       FDAを初めとするGMP査察対応、各種GMP関連ガイドラインの
       カスタマイズ化を推進
 2011年12月:塩野義製薬退社後、潟Gースジャパン取締役として
       原薬を中心とした品質保証やFDA査察対応
 2018年4月:NPO-QAセンター理事兼事務局長、エイドファーマ代表
 現在に至る

<活動等>
 特定非営利活動法人 医薬品・食品品質保証支援センター(NPO-QA)理事兼事務局長
 シーエムプラス社提携コンサルタント
 日本製薬工業会ICHプロジェクト委員会研修
 現在、国内外当局査察対応、各国GMP規制対応、GMP監査対応、
 3極GMPレギュレーションの解説、原薬及び不純物ICHガイドラン、GDPガイドライン、洗浄バリデーション、高生理活性物質の封じ込め、ハザード物質取扱い、
 変更管理・逸脱管理、GMP教育、薬事申請等に関し、講演、執筆活動を広範囲に展開中