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【講演ポイント】
有機資源の循環利用に向けた技術開発は,今や世界的な課題である。我が国はプラスチック資源循環戦略のもと、2035年までにすべての使用済みプラスチックをリユースまたはリサイクル等により有効利用すると掲げている。
スーパーエンジニアリングプラスチックやエポキシ樹脂は、その優れた堅牢性、安定性から、輸送機や先端機器の開発において不可欠な樹脂材料である。しかし、その安定性ゆえケミカルリサイクルが困難であり、現状のままでは上記の課題対応への懸念が想定され、研究開発が取り組まれている。
本講演では,発表者が取り組んできた上述の高安定プラスチックのケミカルリサイクルに向けた取り組みについてご紹介する。
【習得できる知識】
プラスチックのケミカルリサイクルについて,特にスーパーエンジニアリングプラスチックやエポキシ硬化物に関する難分解性プラスチックにおいて、論文等で紹介されている最新の研究動向および用いられている有機反応技術,触媒技術についての情報
【プログラム】
1.産総研グループの取り組みについて
1-1 産総研グループの紹介
1-2 資源循環に関する取り組み
2.エンジニアリングプラスチックのケミカルリサイクル
2-1 社会動向がもたらす技術課題の移り変わり
2-2 安定プラスチックのケミカルリサイクルの研究動向
3.エポキシ硬化物の化学分解
3-1 背景と有価物の回収
3-2 有機原料の再利用を指向した研究動向
4.スーパーエンジニアリングプラスチックの化学分解
4-1 ケミカルリサイクルに関する研究開発の背景と研究動向
4-2 ポリエーテルエーテルケトンの化学分解
4-3 化学分解を利用する研究展開
【質疑応答】
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