|
【講座概要】
2026年に全ての一般送配電事業者が出力制御を実施したこととなり、今後一層、変動性再生可能エネルギー(電力)の余剰をリチウムイオン電池の充放電で調整する事が必要となる。このような状況においてリユースを含むリチウムイオン電池の経済的運用は重要であり、そのための残量推定・劣化診断技術への期待が高まっている。以上を踏まえ、本講義ではリチウムイオン電池の劣化・特性・安全性および劣化診断技術を体系的に説明する。
【受講後習得できること】
・リチウムイオン電池の性能(安全性、特性、劣化)に関する体系的知識
・リチウムイオン電池の残量推定、劣化診断技術に関する体系的知識
・リチウムイオン電池群制御の運用効率最適化の重要性に関する基礎知識
・リチウムイオン電池の効率劣化診断技術に関する基礎知識術
1.蓄電池・リチウムイオン電池(LIB)の種類・役割と課題
1.1 2050年脱炭素化に向けた社会の動向
1.2 蓄電池の種類と役割
1.3 LIBの価格面・資源面での課題とリユースの動向
1.4 LIBの設計・安全マネジメント
2.LIBの性能診断・評価と試験(安全性・特性・劣化)
2.1 評価試験の体系分類
2.2 安全性規格試験
2.3 特性・寿命劣化規格試験
2.4 規格化されていない試験
3.LIBの劣化に係る現象、症状および残量推定・劣化診断技術
3.1 基本的特性を示す重要なパラメータ
3.2 劣化の要素と症状
3.3 従来の劣化診断(容量劣化診断)
4.LIBおよび蓄電システム制御に向けた効率劣化診断
4.1 効率劣化診断とは
4.2 定量的な運用経済性向上シミュレーション
4.3 劣化モデルに必要な教師データの低減検討
4.4 効率劣化診断の蓄電システム全体への拡張
【質疑応答】
|