全固体電池 安全性 セミナー
        
EV用電池の安全性向上,高容量化と劣化抑制技術
二次電池の材料に関する最新技術開発
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<セミナー No 608251>

【 アーカイブ配信】 (2026年7月28日(火)開催 Live版セミナーの録画配信です)

★「なぜEVは発火するのか?」電池材料・セル設計・安全規格の観点から事故原因を読み解く!
★「全固体電池=安全は本当か?」硫化物系電解質,熱暴走,H?Sリスクまでを詳細解説!
★安全規格はなぜ整備が遅れるのか?/JIS・UL・UN輸送規制など最新安全規格を体系整理!

 

〜全固体電池,ナトリウムイオン電池,硫黄系電池などの安全性とは?〜

蓄電池,二次電池の安全性規格,

事故・火災対応の規定化・規格化,

市場形成の"遅れ"の現状と展望

 
■ 講師


泉化研(株) 代表 菅原 秀一 氏


  【略歴】 1972年〜2000年 呉羽化学工業(株) 機能材料部技術担当部長
  【略歴】 2000年〜2005年 三井物産(株) 無機化学本部PM
  【略歴】 2005年〜2009年 エナックス(株) 米澤研究所 先端技術室PM
  【略歴】 2005年〜2009年 NEDO 系統連系蓄電池システム 研究PM

  ※その他電池関連の技術指導および講演,執筆多数

 
■ 開催要領
日 時

【アーカイブ(録画)配信】2026年8月6日まで受付(視聴期間:8月6日〜8月16日まで)
2026年7月28日(火) 10:30〜16:00   開催セミナーの録画配信です

会 場 Zoomを利用したLive配信 または アーカイブ配信 ※会場での講義は行いません
セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料

1名につき 55,000円(消費税込,資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49
,500円〕

〔大学,公的機関,医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

■ プログラム

【講座の趣旨】

【化学電池の安全性】 1991年にSONY(株)によって創成された“リチウムイオン”電池の歴史は,安全性との戦いでもあった。初期のノートPCの発火事故は,2008年制定の電気用品安全法のPSEマークで一応の安全は確保出来た。リスクの背景には過充電や過放電,あるは使用温度などに関する認識の欠如があった。

【EVの走行時発火】 その後の2010年代は海外,中国と欧米におけるEVの発火が多発した。電池テクノロジーとEV技術のミスマッチなどが原因であるが,欧米の名だたる自動車メーカーが,急速に衰退して行ったのもこの時期である。

【安全性規格】 日本のJIS C 8712が最初の安全性試験方法である。JISはその後2019年の C 8715−1,2で電解液系リチウムイオン電池の安全性試験はほぼ完成された。グローバルにはUL−1642などの安全性規格と,UN輸送安全勧告のCLASS−9が運用されて効果を発揮している。

【安全性対策 1) LFP正極材】 ハイニッケル系正極材など,高電圧で性能の正極材は,安全なセル設計が難しい。出力電圧は低いが熱暴走し難い,リン酸系正極材LFPがEV用途に多用された。これは安全性と言うよりは,コストダウンが主目的であろうが,安価なEVの拡販には有効であったが,脱炭素EVの普及には道筋を外れた選択ではなかったか。

【安全性対策 2) 非電解液系の全固体電池】 可燃性の有機電解液を,燃えない無機化合物である固体電解質に置き換える。これが究極の安全性対策としてアピールされてから10年。研究は進展したが,ラボで出来たことが実際の電池生産に移行出来ない,これが現状であろう。硫化物系電解質から発生する可能性の高い,有毒な硫化水素発生は原理的には回避出来ない。

【ナトリウムイオン電池 客観的な安全性の証明と認知は】  目的はリチウムをナトリウムに入れ替えて,電池性能の低下と,コストダウンのバラアンスを図るのが目的である。安全性は高いと推定されるが,証拠が求められている。


【セミナープログラム】

1.化学電池の安全性の基礎
  1.1 電気化学設計と充放電
  1.2 過充電&過放電
  1.3 内部短絡と外部短絡
  1.4 電解液と電解質
  1.5 熱暴走と発火
  1.6 開発過程における安全性チェック

2.現行の安全性規格,リスクとハザード
  2.1 JISと電気用品安全法
  2.2 ULなどグローバルな認証制度
  2.3 UN,ISOなどの輸送安全
  2.4 EV関連の安全性規格
  2.5 定置や電力システムの安全性
  2.6 労働安全衛生法などの改定動向

3.ナトリウムイオン電池NIC(1)
  3.1 リチウムとナトリウム,電気化学の基礎
  3.2 正極材と容量
  3.3 負極材の組合せ
  3.4 電解液と電解質
  3.5 電圧,電流と比容量
  3.6 企業の開発動向 3.7 関連事項

4.ナトリウムイオン電池NIC(2)
  4.1 安全性の課題,必要条件と十分条件
  4.2 安全性規格の整備状況(国内)
  4.3 安全性規格の整備状況(グローバル)
  4.4 応用分野と安全性の担保
  4.5 関連事項

5.硫黄系リチウムイオン電池と安全性
  5.1 硫黄系正極材の発展性
  5.2 非遷移元素安全性
  5.3 電極反応と電池特性
  5.4 電解液系か全固体系か
  5.5 石油精製との連携と関連企業

6.全固体リチウムイオン電池の安全性
  6.1 電解液系から固体系へ
  6.2 硫化物系電解質の物理化学
  6.3 硫化水素の化学とハザード
  6.4 UN安全性規格のシュミレーション
  6.5 関連資料

【質疑応答】


※受講者の皆様の抱える疑問点や問題点について,セミナー開催3日前までに 「事前リクエスト用紙」 (請求書に同封)を御寄せ頂けましたら,講演中に対応させて頂きます。