ガラスの強度評価と割れ解析・破壊メカニズム
        
AI、シミュレーションを用いた劣化・破壊評価と寿命予測
 
 

<セミナー No 609211>

【Live配信のみ】 アーカイブ配信はありません

★ クラックや破面形状から何がわかるのか? 解析のポイントを詳説!

ガラスの強度評価と割れ解析

-破壊現象の基本から解析のテクニックまで-

■ 講師

GMS研究所 代表 博士 (工学) 荒谷 眞一 氏 (元・セントラル硝子(株)、元・帝京大学)

■ 開催要領
日 時

2026年9月2日(水) 10:30〜16:30

会 場 Zoomを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません
Live配信セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料

1名につき 55,000円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49
,500円〕

〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

■ プログラム

【講座の趣旨】
 ガラスは、透明で、燃えにくく、経年劣化もほとんどない上に任意の形状に切断できるという特徴をもったすばらしい素材です。その組成や構造を変えることにより、希望の特性を得ることも可能です。一方、ガラスは脆性破壊を示す代表的な材料でもあり、安全性を検討する上でその強度評価と割れ解析は極めて重要です。
 開発したガラス商品がその価値を満足するか否か予め評価する必要があります。また、市販しているガラス商品でもガラスの割れが発生するか否かを推察する、いわゆる強度評価は重要です。従来の考え方としては、ガラスは割れない強度が必要とされてきました。しかし、ガラスが割れたとしても一定の安全性が守ることができれば良いというSafety レベルや生命や財産が守ることができれば良いというSecurityレベルの考え方も世界的に広まってきました。当然ながら、Safety レベルやSecurityレベルでは従来よりも過激なガラス強度試験法で評価することになりますが、日本ではあまり知られていません。
 ガラスが割れる現象には必ず何らかの原因があります。その原因を探るためには、破壊したガラスに現れる様々な情報を調べて解析する、いわゆる割れ解析が必要です。割れ解析を行うためには、ガラスの破壊現象をできるだけ把握しておくことが重要です。
 ガラスの強度評価や割れ解析に対してどのように考えるべきかという観点でお話します。また、Safety レベルやSecurityレベルの強度評価法も紹介します。これらの情報を得ることにより、ガラスの商品開発に携わっている研究者や技術者に加え、品質管理や他の関連部門の方々にも大いに役立つことを願っています。



1.ガラスと破壊の基礎

 1-1 ガラスとは?
 1-2 板ガラスの特性
 1-3 応力と歪
 1-4 ガラスの強度と表面欠陥
 1-5 主な板ガラス商品
 1-6 表面欠陥と雰囲気の影響 
 1-7 ガラス強度とガラス組成
 1-8 ワイブル解析

2.強度評価

 2-1 3つのレベルとその考え方
 2-2 Strengthレベルの強度評価
 2-3 Safetyレベルの強度評価
 2-4 Securityレベルの強度評価

3.割れ解析の基礎

 3-1 割れの流れ
 3-2 負荷の供与と負荷モード  
 3-3 破壊始点の形成
 3-4 クラックの進展
 3-5 新たなクラックの生成とクラック分岐

4.割れ解析の応用

 4-1フロートガラスの割れ解析
 4-2 網入りガラスの割れ解析
 4-3 合わせガラスの割れ解析
 4-4 熱強化ガラスの割れ解析
 4-5 化学強化ガラスの割れ解析

【質疑応答】