難燃剤・難燃助剤の反応機構・選定と難燃性評価 セミナー

        
エポキシ樹脂の配合設計と高機能化
次世代半導体パッケージの最新動向とその材料,プロセスの開発

<セミナー No 611204>

【Live配信のみ】 アーカイブ配信はありません
 

★「どの難燃剤を,どの樹脂に,どのように使うか?」難燃化技術を基礎から実践まで!
★ノンハロゲン化,アンチモン規制,ドリッピング対策など難燃に関する課題と対応技術!
★材料設計,混練加工,規制対応,代替技術,評価法を体系的に学ぶ!

 

難燃剤および難燃助剤の種類と

反応機構,選び方,使い方と難燃性の評価

 
■ 講 師

【第1部】

林 難燃技術研究所 代表 工学博士 林 日出夫 氏

【第2部】

(株)ADEKA 樹脂添加剤開発研究所 改質剤開発室 高根 涼修 氏

【第3部】

(株)ケンシュー 代表取締役 工学博士 倉地 育夫 氏

【第4部】

日本精鉱(株) 技術開発部 技術課長 技術士(化学部門 吉谷 真哉 氏

【第5部】

三洋貿易(株) ゴム事業部 ゴム1部 第2グループ  立石 陽子 氏

【第6部】

中部大学 大学院工学研究科 創造エネルギー理工学専攻 講師 中島 江梨香 氏
■ 開催要領
日 時

2026年11月10日(火) 9:50〜17:10

会 場 Zoomを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません
Live配信セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料

1名につき66,000円(消費税込み,資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につ60,500円〕

〔大学,公的機関,医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

■ プログラム

【9:50〜11:30】

第1部 難燃樹脂組成物の混練の基礎,トラブルと対策,難燃化技術 〜難燃剤と安定剤の相乗効果、禁忌を含めて〜

●講師 林 難燃技術研究所 代表 工学博士 林 日出夫 氏

 

【講座の趣旨】

 難燃樹脂組成物の混練加工の基礎とトラブル対策、樹脂と難燃剤の特性を考慮した難 燃剤の選定方法、 代表的な熱可塑性樹脂の難燃処方、さらに難燃剤と安定剤の相乗効果や混合禁忌につ いて解説する。


【セミナープログラム】

1.混練加工の基礎
  (1)ブレンド・フィーダー工程
  (2)混練機の種類
  (3)混練機の構造
  (4)混練機の働き
  (5)各種混練押出機の特徴まとめ
  (6)難燃剤の高濃度マスターバッチを作るとしたら

2.混練加工時のトラブルと対策
  (1)混練生産設備の概要
  (2)混練工程
  (3)冷却・カット工程
    ブロッキング、分級、その他
    ベントアップ、目ヤニ、焼け、ビルドアップ
    ストランド切れ、ストランド水引き、ペレットトラブル

3.混練加工での難燃剤選定のポイント
  (1)樹脂と難燃剤の分解温度からの難燃剤の選定
  (2)難燃剤の酸・塩基性からの難燃剤の選定
  (3)樹脂と難燃剤の相溶性からの難燃剤の選定
  (4)代表的な熱可塑性樹脂の難燃剤選定例

4.代表的な熱可塑性樹脂の難燃剤処方例
  (1)ポリオレフィン(PP、PE)
  (2)ポリスチレン(PS、ABS)
  (3)ポリカーボネート(PC、PC/ABS)
  (4)ポリアミド(ナイロン6、66)
  (5)ポリエステル(PET、PBT)

5.難燃剤と安定剤の相乗効果、混合禁忌
  (1)ハルス耐候剤
  (2)フェノール系酸化防止剤

【質疑応答】


【11:40〜12:30】

第2部 ノンハロゲン系難燃剤およびドリップ制御による難燃化およびその応用について

●講師 (株)ADEKA 樹脂添加剤開発研究所 改質剤開発室 高根 涼修 氏

 

【講座の趣旨】

 プラスチック材料の難燃化技術について、燃焼メカニズムや難燃規格、各種難燃剤の作用機構とともに、樹脂・用途に応じた難燃剤の選定法および難燃性と他性能を両立する配合設計について解説する。


【セミナープログラム】

1.プラスチックの難燃化
  1.1 難燃化が求められる背景
  1.2 燃焼現象の基礎と難燃化の考え方

2.難燃剤の種類と特徴
  2.1 主な難燃剤の分類
  2.2 難燃剤ごとの難燃メカニズム

3.ノンハロゲン難燃剤による難燃化
  3.1 イントメッセント系難燃剤の難燃性
  3.2 イントメッセント系難燃性に与えるドリップ防止剤の影響
  3.3 リン酸エステル系難燃剤の難燃性
  3.4 ドリップ促進型難燃剤の難燃性

4.ノンハロゲン難燃剤と添加剤による付加価値の創造
  4.1 各種用途に向けた難燃剤+添加剤の処方事例

【質疑応答】


【13:20〜14:10】

第3部 燃焼試験のドリッピングについて

●講師 (株)ケンシュー 代表取締役 工学博士 倉地 育夫 氏

 

【セミナープログラム】

1.高分子の難燃化設計におけるドリッピング
  1.1 炭化促進型設計の場合
  1.2 溶融型設計の場合

2.燃焼試験に影響を与えるドリッピング
  2.1 LOIにおけるドリッピング
  2.2 UL94−V試験におけるドリッピング

3.ドリッピング防止技術
  3.1 フッ素系ポリマーの添加
  3.2 その他の方法

【質疑応答】


【14:20〜15:10】

第4部 アンチモン系難燃助剤とその規制,その対応について

●講師 日本精鉱(株) 技術開発部 技術課長 技術士(化学部門 吉谷 真哉 氏

 

【講座概要】

  アンチモン系難燃助剤は臭素系難燃剤との併用による優れた難燃効果によって、プラスチック難燃処方において確固たる存在である。しかし一方で労働安全衛生上の問題や環境影響の懸念から様々な法規制の対象となっており、その取扱いには注意が必要である。本講座ではアンチモンを取り巻く各種適用法令や環境規制について確認し、適切な法令遵守対応やアンチモン製品の合理的な運用について解説する。


【セミナープログラム】

はじめに

1.アンチモン系難燃助剤の難燃効果と難燃メカニズム
  1.1 アンチモン系難燃助剤の基本物性
  1.2 アンチモン系難燃助剤の難燃機構
  1.3 アンチモン系難燃助剤の難燃効果、優位性と適用用途
  1.4 アンチモン系難燃助剤の樹脂物性への影響

2.日本国内の法規制
  2.1 国内主要法令におけるアンチモン製品の規制全体像
  2.2 労働安全衛生法・特化則による規制と事業者の義務
  2.3 毒物及び劇物取締法における劇物指定と実務管理事項
  2.4 化学物質排出把握管理促進法(PRTR法)の対応事項
  2.5 各種材料に対する法規制の該当性と法令遵守対応

3.グローバルの環境規制
  3.1 RoHS指令
  3.2 REACH規制
  3.3 米国の有害物質管理(TSCA等)

4.中国輸出管理規制の影響
  4.1 地政学的リスク:世界のアンチモン埋蔵・生産構造の偏在
  4.2 2024年9月:中国による輸出規制の開始と世界市場への影響
  4.3 2024年末以降の原料価格の高騰推移
  4.4 アンチモン製品の安定供給に向けて

5.アンチモン規制影響の回避・代替アプローチ
  5.1 マスターバッチ(MB)化による特化則適用除外
  5.2 マスターバッチへの切り替えによるメリット(性能・ハンドリング)
  5.4 複合難燃剤によるアンチモン使用量の低減

まとめ

【質疑応答】


【15:20〜16:10】

第5部 三酸化アンチモン代替に向けた難燃技術とその応用について

●講師 三洋貿易(株) ゴム事業部 ゴム1部 第2グループ  立石 陽子 氏

 

【講座概要】

 三酸化アンチモン代替に向けた市場背景を概説するとともに、主にハロゲン系材料における難燃メカニズムや代替難燃技術の性能特性について解説する。


【セミナープログラム】

1.三酸化アンチモン代替難燃剤ニーズ増加の背景

2.Huber社難燃剤「Kemgard」のご紹介

3.電線・ケーブル被覆材向け難燃性データのご紹介

4.カレンダー成形フィルム/シート向け難燃性データのご紹介

5.ノンハロゲン材料向け難燃剤のご紹介


【質疑応答】


【16:20〜17:10】

第6部 難燃材料の評価・試験法について

●講師 中部大学 大学院工学研究科 創造エネルギー理工学専攻 講師 中島 江梨香 氏

 

【セミナープログラム】

1.はじめに

3.コーンカロリーメータとその使い方について

2.UL規格・試験方法について

4.おわりに

【質疑応答】