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【10:30〜12:15】
第1部 ポリマーグラフト化のメカニズム:ナノ粒子表面のグラフト化を例に
●講師 新潟大学 名誉教授・フェロー 工学博士 坪川 紀夫 氏
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【講座の趣旨】
グラフトポリマーの合成法は,古くから各種の方法が報告されている。最近では,グラフト鎖の分子量や分子構造が制御されたグラフトポリマーの合成が可能になっている。本講座では,ナノ粒子表面へのポリマーのグラフト反応を例にあげ,グラフト化のメカニズムや手法について解説する。
【セミナープログラム】
1.はじめに
1.1 グラフトポリマーとは
1.2 グラフト化で何ができる
1.3 グラフト化の方法論(メカニズム)
2.グラフトポリマーの合成 (ナノ粒子表面グラフト化を例に)
2.1 Grafting from 法
2.1.1 表面開始付加重合
2.1.2 表面開始リビングラジカル重合
2.1.3 その他
2.2 Grafting from 法
2.2.1 高分子反応法
2.2.2 成長末端停止法
2.2.3 ナノカーボンによるラジカル捕捉法
2.2.4 ナノカーボンとの配位子交換法
2.2.5 その他
3.ポリマーグラフト化ナノ粒子の評価技術
3.1 表面分析機器による評価
3.2 熱分解GC-MSによる評価
3.3 分散性,表面濡れ性評価
3.4 その他
4.グラフト化による機能付与
5.おわりに
【質疑応答】
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【13:15〜14:45】
第2部 固相グラフト化のメカニズムおよびポリマーグラフト化を用いた添加剤の種類と応用
●講師 (株)ビックケミー・ジャパン(株) テクニカルアドバイザー 和�ア 博昭 氏
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【セミナープログラム】
1.グラフト化プロセスで利用できるポリマーおよびモノマー
1.1 ポリマー
・ホモポリマー,コポリマー,ブロックポリマー,バイオベースポリマー
1.2 グラフトモノマー
・無水マレイン酸,アクリル酸,グリシジルメタクリレート,ビニルシラン など
2.固相グラフトについて
2.1 固相グラフトの反応メカニズム
結晶構造と固相グラフト反応との関連性
2.2 固相グラフト化プロセス
グラフト化反応,未反応物除去,他
2.3 固相グラフトポリマーの応用例
・オレフィン樹脂の密着性,相溶性向上
・各種繊維,フィラーのカップリング剤として分散性,物性向上
・ポリアミドの衝撃強度・溶融粘度の向上,調整
・PET樹脂の靭性,引裂き強度の向上
・PLAの溶融粘度調整・ブレンド相溶性向上
・ポリオレフィン・ポリアミドの混合リサイクル時の相溶性向上
【質疑応答】
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【15:00〜16:30】
第3部 計算と実験で解き明かす ナノ材料表面のグラフト化 ― その構造解析と可能性 ―
●講師 東京大学 大学院 農学生命科学研究科 生物材料科学専攻 准教授 博士(農学) 藤澤
秀次 氏
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【講座の趣旨】
ナノ材料の表面にポリマーをグラフト化したとき,その界面が実際にどのような 構造をとっているのかは直接観察が難しい。本講演では,植物由来のナノ材料である
セルロースナノファイバー(ナノセルロース)を主な題材とし,小角X線散乱や 原子間力顕微鏡と全原子分子動力学シミュレーションを組み合わせて,グラフト層を
分子レベルで解き明かした検討例を紹介する。あわせて,複合材料などへの界面設計 の展開と今後の可能性について解説する。
【セミナープログラム】
1.ナノセルロースとその表面グラフト化
1.1 セルロースナノファイバー(ナノセルロース)とは ― 調製方法と基本物性
1.2 表面グラフト化の目的と,界面が材料物性を決める理由
1.3 ナノセルロース表面の官能基(カルボキシ基)を起点とした修飾
2.分散状態におけるグラフト化ナノセルロースの構造
2.1 グラフト化と分散安定性
2.2 全原子MDシミュレーションによるポリマーブラシ層の可視化
2.3 小角X線散乱による解析
3.乾燥にともなうグラフト層の形態変化
3.1 液中AFMで見る水−基板界面での断面形状
3.2 乾燥後の断面形状
3.3 乾燥過程のMDシミュレーションと,AFM観察
4.材料物性への展開と可能性
4.1 グラフト密度と複合材料の力学物性
4.2 界面設計の指針と今後の展望
【質疑応答】
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