レアアース・レアメタルのサプライチェーンの動向と資源循環技術 アーカイブ配信セミナー
        
造粒プロセスの最適化と設計・操作事例集
既存工場,製造現場への生成AI/AI導入と活用の仕方
 
<セミナー No.611472>
【 アーカイブ配信】 (2026年11月4日(水) Live配信の録画配信です)

★ 重要鉱物の供給リスクを乗り越える資源循環・回収技術と事業化のポイントを詳解!

レアアース・レアメタル

サプライチェーンの動向と資源循環技術


■ 講師

(株)DCTA 代表取締役 畠山 達彦 氏

■ 開催要領
日 時

【アーカイブ(録画)配信】 2026年11月13日まで受付(視聴期間:11月13日〜11月23日まで)
  ※2026年11月4日(水) 13:00〜16:30Live配信セミナーの録画配信です

会 場 ZOOMを利用したLive配信またはアーカイブ配信 ※会場での講義は行いません
セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料 1名につき49,500円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき44,000円(税込)〕
〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕
■ プログラム

【講座概要】
 2026年1月以降の中国による対日レアアース・レアメタル輸出規制により、特定国に依存するサプライチェーンの脆弱性が改めて露呈いたしました。使用済み製品からの回収(都市鉱山)は、経済安全保障上の現実的な選択肢として急浮上しております。一方で、採掘地点を分散しても精製・加工段階で特定国を経由せざるを得ない構造が、大きな課題となっております。
 
本講演では、レアアース・レアメタルのサプライチェーンの動向を整理したうえで、国内での回収・精製技術の確立という論点にフォーカスいたします。永久磁石からの希土類回収やリチウムイオン電池リサイクルなど、資源循環技術の到達点と現場での適用ポイントを整理し、あわせて国内外の事業化事例をご紹介いたします。
 
講師は、大手ケミカルHDにて30か国以上の工場運営と、リサイクル技術開発・事業化に携わった経験を踏まえ、都市鉱山を「理念」ではなく「事業」として、採算・オペレーション・サプライチェーンの観点から具体的にお話しできればと考えております。解体・選別・回収という静脈系の現場を熟知しており、レアアース回収の実装上のボトルネックについても、実務者の目線でわかりやすくお伝えいたします。製造業の現場が明日から取り得る現実的な一手を、ご一緒に考えてまいりたいと存じます。

【受講対象】
・化学・素材メーカー、電池・モーター・磁石メーカーの研究開発・技術部門の方
・リサイクル事業者・処理事業者で、新規回収プロセス開発・事業化を検討されている方
・自動車・電機・産業機械メーカーで、材料調達リスク低減を検討されている方
・経営層・経営企画・調達戦略・サプライチェーン管理を担当されている方
・法務・コンプライアンス・サステナビリティ部門で経済安全保障対応に関わる方
・商社・流通業における資源循環・重要鉱物関連ビジネスの担当者の方
・自治体・官公庁・研究機関で、レアアース・レアメタル資源循環に関わる方

【受講後習得できること】
・レアアース・レアメタルのサプライチェーン構造(どこに、何が、どれだけ依存しているか)
・永久磁石向け(ネオジム、ジスプロシウム、テルビウム等)の供給構造と、電池・半導体材料向けの調達状況
・規制の広がりと、製造業の現場に表れる影響のタイムライン
・国家備蓄・代替調達ルートの位置づけと限界
・使用済みモーター、電子機器、電池からの回収技術の現状と、解体・選別現場の課題(混合物、微量、コスト)
・永久磁石からの希土類回収技術(湿式法、乾式法、物理分離法)の比較と到達点
・リチウムイオン電池リサイクル技術(湿式精錬、乾式製錬、直接リサイクル)の最新動向
・解体・選別技術の高度化(AI画像認識、センサー融合、自動化)と、ブラックマスの前処理・品質管理の実務
・国内外の研究開発動向と、技術成熟度(TRL)レベルでの判断軸
・国内の都市鉱山事業化の事例(三菱マテリアル、住友金属鉱山、JX金属等の動き)
・海外のレアアース調達多元化の事例(豪Lynas、米MP Materials、欧州CRMA関連プロジェクト)
・自動車・電機メーカーの取り組み事例、CLOMA・AEPW・RECEICを活用した国際連携プロジェクトの事例
・回収レアアースのコスト構造と市況変動の影響、製品回収スキームの設計、リサイクル材利用側との連携の進め方
・重希土類フリー磁石など、設計段階での依存低減という合わせ技
・国内での回収・精製拠点づくりに向けた産官学連携、重要鉱物の国内循環を促す政策動向とフレンドショアリングの動き
・都市鉱山を「理念」ではなく「事業」として捉え直すための、具体的な視点

1.はじめに:資源が「武器」になる時代の製造業
 1.1 講師のリサイクル技術開発・静脈系現場の経験紹介
 1.2 対日輸出規制が突きつけた、特定国依存サプライチェーンの脆弱性
 1.3 「採掘地を分散しても、精製で特定国を経由する」という構造問題
 1.4 都市鉱山を、理念ではなく事業として捉え直す視点

2.レアアース・レアメタルのサプライチェーンを理解する
 2.1 どこに、何が、どれだけ依存しているか
 2.2 永久磁石向け(ネオジム、ジスプロシウム、テルビウム等)の供給構造
 2.3 電池材料、半導体材料向けレアメタルの調達状況
 2.4 規制の広がりと、製造業の現場に表れる影響のタイムライン
 2.5 国家備蓄、代替調達ルートの位置づけと限界

3.都市鉱山という選択肢:使用済み製品からの回収
 3.1 使用済みモーター、電子機器、電池からの回収技術の現状
 3.2 解体・選別の現場で起きる課題(混合物、微量、コスト)
 3.3 回収を成立させるための、静脈ルートの設計
 3.4 回収から精製・再利用までをつなぐ難しさ

4.資源循環技術の紹介
 4.1 永久磁石からの希土類回収技術(湿式法、乾式法、物理分離法)の比較と到達点
 4.2 リチウムイオン電池リサイクル技術(湿式精錬、乾式製錬、直接リサイクル)の最新動向
 4.3 解体・選別技術の高度化(AI画像認識、センサー融合、自動化)
 4.4 触媒・電子部品からのレアメタル回収プロセス
 4.5 ブラックマスの前処理と品質管理の実務
 4.6 国内外の研究開発動向と、技術成熟度(TRL)レベルでの判断軸

5.事例紹介
 5.1 国内の都市鉱山事業化の事例(三菱マテリアル、住友金属鉱山、JX金属等の動き)
 5.2 海外のレアアース調達多元化の事例(豪Lynas、米MP Materials、欧州CRMA関連)
 5.3 自動車・電機メーカーの取り組み事例(部品設計、回収スキーム、サプライヤー連携)
 5.4 CLOMA・AEPW・RECEICを活用した国際連携プロジェクトの事例
 5.5 株式会社DCTAが関わるASEAN・インドネシアでのリサイクル実証事業の知見
 5.6 事例から学ぶ、自社事業への展開のヒント

6.事業化の壁:採算と仕組みづくり
 6.1 回収レアアースのコスト構造と、市況変動の影響
 6.2 回収量を確保するための、製品回収スキームの設計
 6.3 リサイクル材を使う側(磁石・部品メーカー)との連携
 6.4 重希土類フリー磁石など、設計段階での依存低減という合わせ技

7.国内循環と国際連携:強靭なサプライチェーンへ
 7.1 国内での回収・精製拠点づくりに向けた産官学連携
 7.2 重要鉱物の国内循環を促す政策動向と、現場での活かし方
 7.3 友好国との資源連携(フレンドショアリング)の動きと、企業の関わり方

8.まとめ:調達リスクを、循環で乗り越える
 8.1 自社製品に含まれる重要鉱物を、まず把握することから
 8.2 回収・代替・備蓄を組み合わせた、現実的なリスク低減策


【質疑応答】