|
|
<10:30-12:00>
【第1部】企業における研究開発テーマの
評価・優先順位付けとリソース配分の進め方
アサヒグループ食品(株) 田頭
素行 氏
|
【講演趣旨】
企業において、未来の価値を創造する研究開発テーマをどのように評価し、どのような基準で優先順位をつけるのかは重要な問題である。特にこの変化の激しい時代において、新価値を目指す長期的な研究開発テーマを時間軸に落とし込んで適切なタイミングで実装につなげることは、研究開発管理の中で難しい問題と考えられる。企業の目指す姿に研究開発部門がいかに貢献していくのかが問われている。今回は、研究開発テーマの評価とリソースの配分時に注意するべき点について、過去の事例や筆者の経験を踏まえて考察する。
|
|
【講演項目】
1.はじめに
2.VUCA・BANIの時代
3.「漫然と踏襲」は罪
4.未来は見通せるか
5.ウエスタンユニオンの失敗
6.見えない市場と時間軸を考える
7.いま投資すべきは何か
8.自社は何になりたいのか
9.リソースが戦略を決める
10.シナリオは複数持つ
11.トヨタに戦略はあるか
12.研究者の熱い想いは必要か
13.ステージゲートは人治か法治か
14.狸寝入りも知恵のうち
15.戦略で差別性は実現できるか
16.本当の差別性とは
17.まとめ
【質疑応答】
|
|
|
<13:00-14:30>
【第2部】重点すべきR&Dテーマの決定と継続強化・見直し判断のポイント
(株)デンソー 小峰
重樹 氏
|
【講演趣旨】
自動車産業が激変する中、特に「時間」の価値が増大し、従来型の「スペック重視・技術プッシュ」にこだわるR&Dは見直しの時期を迎えています。本セミナーでは、自社(先端技術研究所)で検討・実践している事例を交え、現状に即したR&Dマネジメントの要諦を解説します。顧客課題起点への転換、ポートフォリオの設計と評価手法、不確実性を迅速に低減する検証サイクル、そして適切な見直し・撤退判断の仕組みを紹介します。最後に次世代R&Dを牽引し、死の谷を越えるためのテーマ決定・見直しの具体論と、組織・人材変革の道筋を提示します。
|
|
【講演項目】
1.自動車産業の環境変化とR&Dの現在地
1-1.スペック重視アプローチの限界と新たな開発要件
1-2.研究開発における「時間」の価値と遅延リスクへの対応
1-3.技術起点(プッシュ型)から課題解決(プル型)への移行
2.顧客課題を起点とした研究開発アプローチ
2-1.開発テーマ(出口)を見据えた研究テーマの定義
2-2.現場の課題から未来の社会ニーズを繋ぐシナリオ構築
3.R&Dポートフォリオの設計と柔軟な評価手法
3-1.投資目的に応じたテーマの分類(既存事業と新規領域)
3-2.市場ポテンシャルを客観的に見極めるユースケース抽出
4.不確実性に向き合う検証と見直しのマネジメント
4-1.研究と開発の分離
4-2.事前合意と透明性の高い見直し判断
5.新たな価値を創出する研究開発エコシステム
5-1.柔軟な意思決定を可能にする独立した研究環境の整備
5-2.プロジェクトの知見を組織の資産として再活用する仕組み
6.次世代を牽引する組織・人材
【質疑応答】
|
|
|
<14:45-16:15>
【第3部】研究テーマの評価と資源配分判断のためのテーマ計画と管理について
日鉄ケミカル&マテリアル(株) 宮永
俊明 氏
(大阪大学 招へい教授)
|
【講演趣旨】
研究テーマの評価とそれに基づく資源配分判断は、テーマの計画に対して評価され、且つ判断されるものであり、評価とは進捗管理に他ならない。さらにその判断は取り巻く事業環境や企業環境の変化を考慮しなければならない。本講演では、計画の立案の考え方を述べた後、進捗評価と管理について説明する。さらに、参考として2点、世の中の変化の早さ(事業環境への影響として考えるべきこと)と、直近経産省のGI基金プロジェクトの中間報告で行われた資源配分結果の分析例を紹介させて頂く。
|
|
【講演項目】
1.はじめに
1-1.ステージゲートの存在
1-2.計画策定の重要性と進捗管理
2.計画の立案
2-1.現在市場と顧客ニーズ
2-2.他社にとっての市場と顧客にとっての市場
3.マネジメント(進捗評価と管理)
3-1.競争相手の存在と研究開発計画期限の設定者
3-2.自社と比較した他社の進捗状況と自社計画の達成状況
4.管理上の課題(対話の重要性)
4-1.管理の仕方
4-2.対話の重要性
5.参考1:世の中の変化の早さ
5-1.燃料電池車
5-2.カメラ用フィルムとデジカメ、スマートフォン
5-3.Open AI
6.参考2:国プロにおける資源配分の事例
6-1.ポートフォリオ図に基づく分析MAP例
6-2.知識多様体MAP思考での評価例
【質疑応答】
|