亜鉛 空気電池 セミナー
        
カーボンナノチューブの表面処理、分散・複合化技術と産業応用事例
セラミックス・金属の焼成、焼結技術とプロセス開発
 

<セミナー No 507221>

【Live配信のみ】 アーカイブ配信はありません

★ 安全性の高い低コストな電池として注目されている亜鉛二次電池!
★ 充放電劣化の抑制、デンドライトによる短絡対策は?最新技術とともに解説します!

亜鉛空気電池
開発動向と充放電劣化対策

■ 講師

1. 九州大学 カーボンニュートラルエネルギー国際研究所 石原 達己 氏
2. 京都大学 大学院工学研究科 化学工学専攻 教授 佐野 紀彰 氏

3.

山形大学 理学部 准教授 石ア 学 氏
■ 開催要領
日 時

2025年6月9日(水)  10:30〜16:00

会 場 Zoomを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません
Live配信セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料 1名につき 60,500円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき55
,000円

〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕
■ プログラム
 
【10:30-12:00】

1.亜鉛二次電池の現状と今後の展開・課題 〜充放電劣化・デンドライト対策〜
              
九州大学 カーボンニュートラルエネルギー国際研究所 石原 達己 氏
【講座趣旨】
 金属―空気電池は、極めて大きなエネルギー密度を有する2次電池として開発が加速している。本講座では亜鉛空気電池の2次電池化の現状と課題を解説するとともに、組電池の構造や繰り返し充放電のための課題について説明する。とくに空気極触媒の現状と繰り返し特性の現状と課題を紹介する。

1.現状と課題
 1-1 空気極触媒の現状
 1-2 空気極の原理と課題
  1-2-1 現在までの材料設計
  1-2-2 ペロプスカイト型酸化物の空気極特性
  1-2-3 新しい空気極触媒としてのスピネル酸化物
 1-3 繰り返し特性の向上のための課題
  1-3-1 劣化と劣化機構
  1-3-2 劣化抑制のための対策
  1-3-3 設計指針
 1-4 セルとしての課題
  1-4-1 Zn負極の現状と課題
  1-4-2 電解液の現状と課題、添加物
  1-4-3 セルとしての2次電池特性
  1-4-4 劣化機構と対策
  1-4-5 2次電池としての現状
 1-5 今後の展望と課題
  1-5-1 スタック化と課題


【質疑応答】

【12:50-14:20】

2.亜鉛空気電池電極のためのカーボンナノチューブ/活性炭複合材料

京都大学 大学院工学研究科 化学工学専攻 教授 佐野 紀彰 氏
 

1.低温液体中プラズマを利用した材料合成
 1.1 液体中レーザーアブレーション
 1.2 液体中アークプラズマによる Si ナノ粒子の合成
 1.3 液体中アークプラズマによる カーボンナノチューブの合成

2. 低温液体中プラズマを利用した材料開発における 冷却効果に関する検討の試み

3.低温液体中プラズマを利用した新規材料の創製の可能性

4.亜鉛空気電池電極の作製

5.まとめ


【質疑応答】


【14:30-16:00】

3.正極構造に注目した超高速充放電可能な亜鉛イオン二次電池開発

山形大学 理学部 准教授 石ア 学 氏

 

【講座趣旨】
  バインダーを含む既存の正極作製法から脱却した新たな正極構造の提案・作製を行い、1000 C(3.6秒での充放電速度)で駆動する超高速充放電可能な亜鉛イオン二次電池を開発した。ここでは、開発の背景、設計指針、電池特性や課題について講演を行う

1. 持続可能なエネルギーサイクルの構築に向けて

2. 金属亜鉛の利点

3. イオン二次電池の高速充放電化の指針

4. 当研究室での取り組み

5. 亜鉛空気二次電池への応用

6. まとめ

【質疑応答】



 

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