【習得できる知識】
流動シミュレーション初心者の方でも、実成形のトラブルシューティングが出来るよう、平易な言葉でご説明いたします。
【講座趣旨】
単軸押出機の仕事は、「溶かす、混ぜる、均一にする」です。この3つの仕事がきちんと出来ているか、シミュレーションソフトを使って評価する具体的な方法をご紹介いたします。
そもそも粘度って何? せん断って何?という内容のご説明から、シミュレーションによく出てくるパラメータについての分かりやすいご説明、最新のミキサのご紹介までを、どなたにも分かりやすい言葉と豊富な動画でご説明いたします。
1.スクリュのセクション毎の役割と理想的な状態
1.1 動画で見る押出機内部の様子〜溶融の様子とパラメータ化〜
1.2 セクション毎の役割と,シミュレーションによる評価
1) 溶融速度の評価
2) 溝内の滞留の危険性を知るパラメータ
3) 混練性能を知るパラメータ
4) 吐出樹脂の温度ムラ
6) ミキサの種類と効果
2.押出機の評価の際に必要なパラメータ
2.1 シミュレーションで使用されるパラメータとその解釈
2.2 シミュレーション結果と実際の成形性の関連性
2.3 成形トラブルは,シミュレーションからどのように読み取れるか?
2.4 メルトの品質向上にシミュレーションはどう貢献できるか?
3.バリアセクション,ミキサの効果
3.1 バリアやミキサの有無と溶融樹脂の品質の違い
3.2 より安定した押出の為に必要な,ミキサの基礎
1) 全く新しいミキサ、ウェーブミキサの混練パターン
2) バリア・ウェーブミキサ内の流動
3) ミキサの違いによる顔料の均一混練性の違い
4.二軸押出機のシミュレーションについても少々
【質疑応答】
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