【習得できる知識】
・IMDSを用いた基本的な報告手順と運用上のポイント
・設計情報保護と法規制・顧客要求を両立させる実務的な考え方
・顧客やサプライヤーとのやり取りのポイント
・顧客からの代表的な要求やエラー/警告(アラート)事例への対処
【講座の趣旨】
IMDSの基本を整理し、現場で直面する課題やエラー事例をわかりやすく解説します。顧客要求に対する理解力と対応力を高め、効率的な業務運用と品質向上に直結する実務スキルを提供します。
1.製品化学物質管理規制の動向と企業に求められる対応
1.1 国際的な活動・条約
1.2 自動車産業に関わる主要規制
1.3 企業における製品化学物質管理業務の意義
2.国内外の化学物質情報伝達の枠組みとIMDSの位置づけ
2.1 電機・自動車産業における化学物質情報伝達
2.2 国内での環境変化とIMDSの位置づけ
2.3 PCF(製品カーボンフットプリント)入力機能の概要
3.IMDSの基本構造と報告手順
3.1 IMDSの全体像と主要ワークフロー
(化学物質、材料、セミコンポーネント、コンポーネント)
3.2 設計変更管理について
3.3 設計情報流出抑制の考え方
3.4 実務でよく使う公式文書と参照情報
4.用語解説とアラート対応
4.1 用語、システムの補足解説(組成報告のルール、リサイクル関連用語、PCF関連、SCiPなど)
4.2 アラート(エラー/警告)発生事例と対応について
5.MDS実例紹介と演習
5.1 事例の紹介
5.2 作成演習(エクセルシートでの模擬形式)
6.演習解説と質疑応答(全般)
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