導電性高分子のキャリア伝導機構と導電性向上技術セミナー
        
ペロブスカイト太陽電池の開発動向と特性改善
リビングラジカル重合の精密制御と応用事例
 
<セミナー No.512454>
【 アーカイブ配信】 (2025年12月9日(火) Live配信の録画配信です)

★電気伝導メカニズム、ドーピング方法、導電特性向上のための手法
 半導体材料、電極材料、熱電素子など最新の応用技術

導電性高分子のキャリア伝導機構と導電性向上技術


■ 講師

名古屋大学 大学院工学研究科 応用物理学専攻 准教授 博士(理学) 伊東 裕 氏

■ 開催要領
日 時 【アーカイブ(録画)配信】 2025年12月18日まで受付(視聴期間:12月18日〜12月28日まで)
 
※2025年12月9日(火) Live配信の録画配信です)
会 場 ZOOMを利用したLive配信またはアーカイブ配信 ※会場での講義は行いません
セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料 1名につき49,500円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき44,000円(税込)〕
〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕
■ プログラム

【本セミナーで学べること】
・導電性高分子のドーピング方法
・導電性高分子薄膜の電気伝導機構
・導電性高分子の高導電化の方法
・導電性高分子の熱電素子応用

【講座概要】
導電性高分子は、軽量で安価、フレキシブルな電子材料としてIoT社会での活躍が期待されています。しかし、高分子薄膜は、高分子が配向した結晶領域と配向が乱れた境界領域が複雑に絡み合っており、この構造のため電気伝導モデルの構築が難しく、性能向上はまだ試行錯誤の段階にあります。
本セミナーでは、まずドーピング時に現れる電荷キャリア、ドーピング方法の基礎について説明します。その後、ドーピング濃度の増加がキャリア伝導機構に与える変化を解説し、導電特性向上のための取り組みを紹介します。また、電極材料や熱電素子への応用についても最新の研究と今後の展望を述べます。

1.導電性高分子とは

2.ドーピングによって発生する電荷キャリア

3.ドーピングの方法
 3.1 化学ドーピング
 3.2 電気化学ドーピング
 3.3 ドーパント量の決定

4.導電性高分子薄膜の構造

5.キャリア伝導機構
 5.1 電気伝導の基礎
 5.2 最近接ホッピング
 5.3 可変領域ホッピング
 5.4 金属的伝導
 5.5 弱局在伝導

6.導電特性向上への取り組み

7.応用技術
 7.1 半導体材料
 7.2 透明電極
 7.3 熱電素子


【質疑応答】