導電助剤のリチウムイオン電池適用セミナー
        
カーボンナノチューブの 表面処理、分散・複合化技術と産業応用事例
EV用電池の安全性向上、 高容量化と劣化抑制技術
 
<セミナー No.602412>
【Live配信のみ】 アーカイブ配信はありません

★湿潤分散材の使い方と黒鉛、グラフェン、マキシンの特性、電極材適用を徹底解説

★電池特性の改善に直結する効果的な活用法とは?

導電助剤

リチウムイオン電池への適用技術


■ 講師
1.

ビックケミー・ジャパン(株) テクニカルセンター 工業用添加剤部 Endsue Electronics 課長代理 杉岡 優 氏

2. (株)ADEKA 環境材料本部 電池材料開発研究所 電池材料評価室 室長 兼 バッテリースペシャリスト 博士(工学) 撹上 健二 氏
3. 日本材料技研(株) 機能材料事業部 第2グループ グループリーダー 大井 寛崇 氏
4. 日本黒鉛工業(株) R&Dセンター 係長 鳥居 和人 氏
■ 開催要領
日 時

2026年2月9日(月) 10:30〜17:00

会 場 Zoomを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません
Live配信セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料

1名につき66,000円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき60,5
00円(税込)〕
〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。
         詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

※定員になり次第、お申込みは締切となります。

■ プログラム

<10:00〜11:30>

1.リチウムイオン電池向けカーボン・CNT ペースト作製のための湿潤分散剤の使い方

ビックケミー・ジャパン(株) 杉岡 優 氏 

 

【講演ポイント】
 リチウムイオン電池において、導電助剤であるカーボン・CNTは必要不可欠な部材であり、導電性向上のために高比表面積化や難分散化等が進んでいる。その結果、従来以上に分散湿潤分散剤へのニーズは高まっており、弊社としてもこのニーズに応えるべく、開発を継続している。
  本講座では最新の実例を交えつつ湿潤分散剤全般や開発動向を提示する。

【習得できる知識】
・リチウムイオン二次電池向けの湿潤分散剤の特徴
・湿潤分散剤の一般情報
・各分散機による違いと特徴

【プログラム】
1.会社紹介
2.弊社添加剤について
 2.1 添加剤一般
 2.2 電池向け添加剤
3. リチウムイオン二次電池向け添加剤について
 3.1 導電助剤向け湿潤分散剤
 3.2 水系と溶剤系の違い
 3.3 分散性以外の注意点
4.開発動向と実験例・レオロジー特性等について
 4.1 分散〜セル評価
 4.2 分散機による違い
 4.3 正極への適用効果
 4.4 負極への適用効果
 4.5 全固体電池向け分散例

【質疑応答】


<13:00〜14:30>

2.産業用グラフェンの特性とリチウムイオン二次電池導電助剤への応用

(株)ADEKA 撹上 健二 氏

 

【講演ポイント】
 リチウムイオン二次電池の高性能化や次世代/革新二次電池の社会実装は、GSC推進とSDGs達成に向けて必要不可欠であり、長寿命化、充電・放電の高速化、高エネルギー密度化、高電圧化など、様々な特性改善が要求されている。
本講座では、グラフェンのリチウムイオン二次電池における導電助剤としての機能について、当社の産業用グラフェン「Thick-Graphene」を中心に解説する。また、近年注目を集めているドライ電極プロセス、ならびに次世代/革新二次電池へのグラフェン適用効果についても紹介する。

【プログラム】
1.株式会社ADEKAの紹介
2.リチウムイオン二次電池と導電助剤
3.産業用グラフェンの特性
 3.1 グラフェンとは?
 3.2 市販されている産業用グラフェン
 3.3 リチウムイオン二次電池の導電助剤としての期待
4.ADEKAのグラフェン 〜Thick-Graphene〜
 4.1 基本物性
 4.2 リチウムイオン二次電池への適用
 4.3 ドライ電極プロセスへの適用
 4.4 次世代/革新二次電池への適用

【質疑応答】


<14:40〜15:50>

3.導電性二次元材料MXene(マキシン)の導電助剤への応用

日本材料技研(株) 大井 寛崇 氏
 

【講演ポイント】
 MXeneは、2011年に初めて報告された、一般式Mn+1XnTx (M = Ti, V, Nb, etc.; X = C, N; T = F, O, etc.; n = 1-4)で表される二次元層状遷移金属炭化物/窒化物の総称である。中でもTi3C2の組成を有するMXeneは高い導電性と分散性を併せ持つ。一方、リチウムイオン電池の高性能化を目指し、カーボンナノチューブやグラフェンに代表される低次元材料の活用検討が進んでいる。
  本講演では、二次元材料であるTi3C2Tx MXeneを導電助剤として用いたリチウムイオン電池の開発について講演する。

【習得できる知識】
・近年注目が集まる二次元材料MXeneに関する基礎知識や研究動向
・MXeneの取り扱い方法
・MXeneを用いたリチウムイオン電池特性

【プログラム】
1.日本材料技研のご紹介
2.導電性二次元材料MXeneの基礎知識
 2.1 MXeneの概要
 2.2 MXeneの合成方法
 2.3 MXeneの物性
 2.4 MXeneの応用例
3.MXeneの蓄電池応用に関する研究動向
 3.1 リチウムイオン電池の負極活物質応用
 3.2 次世代電池の負極活物質応用
 3.3 リチウムイオン電池の導電助剤応用
 3.4 次世代電池の導電助剤応用
 3.5 その他電池材料(集電体、バインダー)への応用
4.当社で開発するTi3C2Tx MXene導電助剤
 4.1 Ti3C2Tx MXeneの物性
 4.2 Ti3C2Tx MXene分散液の作製方法
 4.3 Ti3C2Tx MXene分散液の物性
 4.4 Ti3C2Tx MXene分散液の分散安定性
 4.5 Ti3C2Tx MXeneを正極導電助剤として用いたリチウムイオン電池の特性
 4.6 Ti3C2Tx MXeneを正極導電助剤として用いたナトリウムイオン電池の特性
 4.7 Ti3C2Tx MXeneをSi負極の導電助剤として用いたリチウムイオン電池の特性

【質疑応答】


<16:00〜17:00>

4.二次電池向け黒鉛材料の適用事例と開発状況

日本黒鉛工業(株) 鳥居 和人 氏

 

【講演ポイント】
 黒鉛は、電気・電子部品、潤滑剤、耐熱製品、冶金材料など様々な分野で幅広く用いられています。本講演では、まず黒鉛に関する基本特性等について解説します。
 また、二次電池における黒鉛材料の適用事例や開発状況について紹介します。

【習得できる知識】
・黒鉛に関する基本特性
・二次電池における黒鉛材料の適用事例と活用方法

【プログラム】
1.はじめに
2.黒鉛の特性と一般的な用途
 2.1 黒鉛の歴史
 2.2 黒鉛の基本性状と評価方法
 2.3 黒鉛の特性
 2.4 黒鉛の一般的な用途
 2.5 黒鉛の導電メカニズム
3.日本黒鉛について
 3.1 日本黒鉛の歴史
 3.2 日本黒鉛の事業形態
4.二次電池向け黒鉛材料の紹介と適用事例
 4.1 導電助剤について
 4.2 導電ペーストについて
 4.3 カーボンコート集電箔について
 4.4 二次電池向け黒鉛材料の開発状況

【質疑応答】