|
【本講座で学べること】
・大気圧下での簡便な処理によるハイブリッドボンディングのための活性化処理
・各種表面分析の事例(化学状態およびモルフォロジー)、接合評価の事例
・エキシマランプを用いた光化学反応による紫外線表面処理の原理と事例
【講座概要】
ハイブリッド接合は、はんだバンプを用いず絶縁物間および金属間を直接接合することで、3D集積技術における超微細配線接続を可能にする重要な手法である。従来のハイブリッド接合の活性化工程に用いられる真空プラズマ処理は結合強度を高める一方で、表面に損傷を与えるリスクも伴う。これに対し、エキシマランプを用いた紫外線照射は、大気圧下の処理によって、表面平坦性を保持しつつ、試料表面の有機汚染を分解・除去して親水性官能基を導入できる有望な代替手段である。しかし、酸素や水蒸気が含まれる雰囲気でのUV処理ではCuを酸化させて電気抵抗が増加する課題がある。近年、水素/水蒸気混合ガス雰囲気下でのUV照射が、銅の酸化を抑制しつつ有機汚染を除去できることが示されている(VUV-Redox法)。本講演では、エキシマランプを用いたVUV-Redox法の概要と、それを適用したハイブリッド接合サンプルの表面活性化および接合評価の事例について紹介する。
1.エキシマランプとは
1.1 エキシマランプの構造と発光原理
1.2 エキシマ光(VUV光)による光化学反応
1.3 エキシマ光(VUV光)を用いた表面処理技術
2.ハイブリッド接合のためのエキシマランプを用いた表面活性化
2.1 ハイブリッド接合の流れ
2.2 ハイブリッド接合の前処理工程
2.3 VUV-Redox −酸化を抑制した紫外線表面洗浄−
3.ハイブリッド接合における評価事例
3.1 表面化学状態分析
3.2 表面形状分析(プラズマ処理との比較)
3.3 化学反応シミュレーションとプロセスガスの最適化
3.4 接合評価
【質疑応答】
|