昇華精製による有機材料の高純度化と純度分析
        
化工計算によるプロセス設計とスケールアップ
晶析プロセスの設計・制御と結晶解析手法
 

<セミナー No 607215>

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★ 先端半導体材料、有機エレクトロニクス材料の高純度化に向けて!

★ 純度と収率の両立! 精製物の純度分析!

昇華精製の装置、プロセス設計と応用例


■ 講師

1.

(株)ナード研究所 マテリアルサイエンス研究部 部長 郷田 慎 氏

2.

分子科学研究所 名誉教授 博士(工学) 平本 昌宏 氏
■ 開催要領
日 時

2026年7月30日(木) 13:00〜16:15

会 場 Zoomを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません
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聴講料

1名につき 49,500円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につ
44,000円

〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

■ プログラム

【13:00-14:30】

1.昇華精製の装置、設備と実験

(株)ナード研究所 マテリアルサイエンス研究部 部長 郷田 慎 氏
 

【講座の趣旨】
有機エレクトロニクス材料を中心に、近年ますます高純度化が求められる材料開発において、昇華精製は溶媒フリーで高純度を実現できる有効な手法である。本講座では、昇華精製装置の種類や構造、温度勾配を用いた精製プロセス設計、実験手順といった実務に直結する知識を体系的に整理する。また、有機機器分析装置を用いた不純物分析と組み合わせた高純度化プロセスの進め方を解説し、現場で頻出する課題やトラブル事例、材料特性に応じた適用例を紹介する。材料開発から品質保証まで、昇華精製を活用した高純度化に必要な視点と実践的な知識を提供する。

【習得できる知識】
・昇華精製の原理と他の有機化合物の精製法との位置づけ
・昇華精製装置の構造(昇華部、温度調節部・真空系)
・温度勾配設計や析出位置制御など、装置設計における最適化の考え方
・昇華が適する材料の特徴と、適否判断のための指標
・有機・無機不純物の挙動と除去に関する理解
・HPLC、ICP MS などによる純度分析
・有機半導体における高純度化の実践例
・品質保証に向けた昇華精製プロセス管理方法
・スケールアップ時の設計・運転上の注意点

0.導入:昇華精製が必要とされる背景と市場動向

1. 精製法の全体像と昇華精製の位置づけ
 1.1 有機合成プロセスと精製法(再結晶、カラム精製、蒸留など)
 1.2 各精製法の特徴・限界(純度・スケール・熱安定性)
 1.3 昇華精製の特長(溶媒フリー・金属不純物除去など)
 1.4 昇華精製が特に有効な材料例

2.昇華精製による高純度化の技術基盤
 2.1 昇華の熱力学と平衡
 2.2 プロセスを支配する因子(温度・圧力・分子構造)
 2.3 不純物挙動の整理(揮発性・非揮発性・金属系)

3.昇華精製装置と設備設計
 3.1 昇華装置の基本構造(昇華チャンバー・温度制御系・真空系)
 3.2 装置種類と精製品質への影響
 3.3 トレインサブリメーション法における温度勾配設計と析出位置制御
 3.4 スケールに応じた装置設計(ラボ〜工業生産)

4.HPLC、ICP-MSによる不純物分析
 4.1 HPLCの原理と測定
 4.2 ICP-MSの原理と測定
 4.3 分析のポイントと品質管理への応用

5.昇華精製の応用事例
 5.1 各種材料における高純度化要求と低金属化手法(有機EL)
 5.2 昇華精製の代表的事例(有機トランジスタ材料)
 5.3 不純物が機能特性へ与える影響

6.昇華精製による製品製造と注意点
 6.1 製品製造プロセスづくり
 6.2 昇華精製のためのクリーン環境
 6.3 高純度物質を安定的に製造する(品質と安全への配慮)

7.ナード研究所で取り組む新しい化学合成プロセス
 7.1 メカノケミカル有機合成×昇華精製

【質疑応答】


【14:45-16:15】

2.温度勾配昇華精製のメカニズムと応用例

分子科学研究所 名誉教授 博士(工学) 平本 昌宏 氏
 

1.有機材料の純度と物性への影響

2.温度勾配昇華精製による有機材料の高純度化の原理

3.温度勾配昇華精製の装置構成

4.温度勾配昇華精製のメカニズム

5.精製効率の向上法-単結晶成長

6.有機半導体の高純度化事例

【質疑応答】