ポリマーの高屈折率化技術 セミナー
        
ウェブハンドリング、 Roll to Rollを利用した生産技術とトラブル対策
次世代ディスプレイへの応用に向けた 材料、プロセス技術の開発動向
 

<セミナー No.610221>

【Live配信のみ】 アーカイブ配信はありません

★分子構造、粒子分散状態、加工法により透明性への影響は? さらなる高屈折率化に向けた新しい手法を一挙公開!

ポリマーの高屈折率化技術

〜有機無機ハイブリッド/フィラー分散/骨格導入〜

■ 講師

1. 京都工芸繊維大学 新素材イノベーションラボ   特任教授 松川 公洋 氏
2. 大阪ガスケミカル(株) ファイン材料事業部   製品開発部 部長 宮内 信輔 氏
3. 日本ゼオン(株) 創発推進センター ものづくりスタジオ 兼 ZEON NEXT探索本部 ZEON NEXTフロンティア 摺出寺 浩成 氏

■ 開催要領

日 時

2026年10月5日(月)  10:30〜16:00

会 場 Zoomを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません
Live配信セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料 1名につき 60,500円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき55,000円〕

〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕
■ プログラム

【10:30-12:00 】

1.有機無機ハイブリッド材料の開発と 高屈折率材料への応用

京都工芸繊維大学 新素材イノベーションラボ   特任教授 松川 公洋 氏

 

 

1.有機無機ハイブリッド材料の基礎
 1.1 有機無機ハイブリッド材料について
 1.2 有機無機ハイブリッド材料の合成方法

2.チオール基含有シルセスキオキサンを用いた
 有機無機ハイブリッド
 2.1 チオール基含有シルセスキオキサンの合成と特徴
 2.2 高屈折率ソフトマテリアルとしての機能と応用
 2.3 自己修復材料としての可能性

3.ジルコニアナノ粒子分散と有機無機ハイブリッドへの応用
 3.1 ビーズミルによるナノ粒子分散の特徴と課題
 3.2 デュアルサイト型シランカップリング剤によるジルコニアナノ粒子分散と応用
 3.3 酸無水物によるジルコニアナノ粒子分散と応用

4.チタニアナノ粒子分散と有機無機ハイブリッドへの応用
 4.1 重合性チタニアナノ粒子の合成
 4.2 チタニアナノ粒子を含有する光架橋薄膜への応用

5.高屈折率有機無機ハイブリッド材料のまとめ

【質疑応答】


【12:50-14:20 】

2.フルオレン骨格による 樹脂の高屈折率、高耐熱化

大阪ガスケミカル(株) ファイン材料事業部 製品開発部 部長 宮内 信輔 氏

 

【講座趣旨】
 光電子材料では小型化・軽量化・高画素化・高耐久化などのトレンドが今なおある。その中でも重要な材料の一つである透明樹脂の高屈折率化、高耐熱化等のニーズへのアプローチの例として、フルオレン骨格を有する光学樹脂の特性・成形性及び応用事例について紹介する。特に高屈折、高耐熱、高流動性などの特性向上の効果と、評価方法の例を挙げ、熱可塑性樹脂、光硬化性樹脂などについて、特徴となる物性例を紹介する。


1.フルオレンとは
 1.1 フルオレンの特徴
 (高屈折率、低複屈折、高耐熱、 樹脂分散性、カーボン親和性等)
 1.2 フルオレンの用途例

2.フルオレン骨格の導入による 樹脂の高屈折率、高耐熱化の事例
 2.1 熱可塑性樹脂(ポリエステル)
 2.2 光硬化性樹脂(アクリレート)
 2.3 熱硬化性樹脂(エポキシ)
 2.4 その他


【質疑応答】


【14:30-16:00】

3.シクロオレフィンポリマー及び  新規熱可塑性エラストマーの特性と機能性付与

日本ゼオン(株) 創発推進センター ものづくりスタジオ 兼 ZEON NEXT探索本部 ZEON NEXTフロンティア 摺出寺 浩成 氏

 

【講座の趣旨】
  前半は、シクロオレフィンポリマーの重合方式から結晶性シクロオレフィンポリマーの特性について説明し、後半は、現在、用途探索中である新規熱可塑性エラストマー(Morphology Control(MC)樹脂)の特徴や相分離構造について説明する。

1. 日本ゼオンの会社概要と事業展開

2. 結晶性シクロオレフィンポリマー
 2.1 シクロオレフィンポリマー(COP)
 2.2 syndiotactic hydrogenated poly (endo-dicyclopentadiene)について
 2.3 非晶性シクロオレフィンポリマーとの特性比較
 2.4 フレキシブル性
 2.5 球晶サイズが小さく、 かつ異方性も小さい結晶構造の観察手法
 2.6 結晶性COPの結晶化処理による屈折率向上 

3. 新規熱可塑性エラストマー(Morphology Control(MC)樹脂)
 3.1 MC樹脂の特徴と種類
 3.2 他樹脂との比較
 3.3 MC樹脂の相分離構造観察(TEM、SAXS)
 3.4 MC樹脂の相分離と引張物性との関係


【質疑応答】