医薬品導入・ライセンスでのCMC・品質デューデリジェンス|製造・品質リスクと導入判断 セミナー

                  
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導入後の「追加費用、開発遅延」の火種となる、製造・品質上の課題とは?
限られた資料からリスクを見抜き、導入判断に活かす!


医薬品導入・ライセンス評価における
CMC・品質デューデリジェンスの実務

―製造・分析・規格・CDMO・Comparabilityから開発リスクを見抜く―


■ このセミナーで学べること

医薬品の導入・ライセンス評価において、CMC・品質情報を事業性評価につなげるための実務的な視点を習得する。製造工程、原材料、工程管理、分析法、規格・試験方法、安定性、製造所・CDMO、変更管理、Comparability、スケールアップ、技術移管等について、限られた資料から潜在的な開発・承認・供給リスクを抽出する方法を理解する。また、データルームで確認すべき資料、相手企業への質問事項、Red Flagの設定、追加調査の優先順位付け、ライセンス契約・導入判断への反映方法について、具体例を交えて習得する。

■ 講師

(同)鈴木聡薬業事務所 代表社員 鈴木 聡 氏

■ 開催要領
日 時 :

2026年12月7日(月)10:00〜16:00

【アーカイブ(録画)配信】
 2026年12月16日(水)まで申込み受付(視聴期間:12/16〜12/26)

受講方法 :

Zoomを利用したLive配信 or アーカイブ配信いずれか  ※会場での講義は行いません
 セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。

聴講料 :

聴講料 1名につき55,000円(消費税込/資料付き)
 〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49
,500円〕
 〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

■ プログラム

【講座主旨】

医薬品の導入・ライセンス評価では、臨床成績や市場性、知的財産だけでなく、CMC・品質面の評価が案件価値を大きく左右する。臨床的に有望な候補品であっても、製造工程の再現性、分析法の妥当性、規格設定、原材料管理、安定性、スケールアップ、製造所・CDMOの能力、技術移管、変更履歴、Comparabilityなどに問題があれば、導入後に追加試験、工程変更、製造所変更、開発遅延、追加投資が必要となり、場合によっては事業計画そのものが成立しなくなる。
一方、ライセンス評価の段階では、承認申請時のように完成されたCTDやCMC資料が揃っているとは限らない。限られたデータルーム資料から「何が確認できているか」だけでなく、「何が確認できていないか」を見抜き、その不確実性が将来どのような開発・承認・供給リスクにつながるかを評価する必要がある。
本講座では、医薬品導入・ライセンス案件を想定し、製造、分析、規格、安定性、CDMO、変更管理、Comparability等の観点からCMC・品質デューデリジェンスを実施するための実務的な評価方法を解説する。さらに、Red Flagの抽出、質問リストの作成、リスクの優先順位付け、追加調査、契約条件や導入判断への反映まで、実際の評価プロセスに沿って解説する。

【講座内容】

第1部 なぜ導入・ライセンス評価でCMC DDが重要なのか
 1.医薬品ライセンス評価におけるCMC DDの位置付け
 2.臨床・非臨床・薬事・知財・事業性評価との関係
 3.「良い製品」と「製造・承認できる製品」は同じではない
 4.CMC問題が企業価値・案件価値に与える影響
 5.開発ステージによって異なるCMCの完成度
 6.Preclinical、Phase I、II、III、承認申請段階の評価ポイント
 7.導入側と導出側で異なるCMCの見方
 8.CMC DDで確認すべき資料体系
 9.Data Roomの構成と資料確認の順序
 10.「資料がない」こと自体をリスクとして評価する
 11.CMC DDにおけるRed Flagとは何か
 12.Critical/Major/Minorの考え方
 13.技術リスクと事業リスクをつなぐ
 14.Go/No-Go判断だけではないDDの役割
 15.契約条件・Milestone・Closing条件への反映

第2部 製造工程・原材料・工程管理をどう評価するか
 1.製造フロー図から最初に確認するポイント
 2.原材料・出発物質の管理
 3.Critical Raw Materialの考え方
 4.CPPとCQAの関係
 5.工程内管理(IPC)の妥当性
 6.工程パラメータ設定根拠
 7.製造工程の再現性
 8.バッチ間変動の評価
 9.開発ロットと臨床ロットの関係
 10.スケールアップの履歴
 11.商用スケールへの移行可能性
 12.製造工程変更履歴をどう読むか
 13.Process Validation/PPQへの道筋
 14.製造収率と事業性
 15.製造失敗・逸脱履歴から何を読むか
 16.Single-source原材料のリスク
 17.製造設備・施設への依存性
 18.将来の製造コスト増加要因
 19.製造面での代表的Red Flag
 20.製造リスクを金額・期間に置き換える視点

第3部 分析法・規格・安定性からリスクを見抜く
 1.CQAと規格設定の関係
 2.規格値の設定根拠を確認する
 3.Release SpecificationとShelf-life Specification
 4.分析法の開発状況
 5.分析法Validationの成熟度
 6.分析法移管のリスク
 7.Reference Standardの管理
 8.不純物プロファイルの評価
 9.Degradation Productの評価
 10.OOS/OOT履歴の確認
 11.ロット分析結果のトレンドを見る
 12.安定性試験データの読み方
 13.Shelf Life設定の妥当性
 14.保存条件・輸送条件のリスク
 15.規格変更履歴から見える問題
 16.分析法変更とComparability
 17.開発段階に応じた分析法の完成度
 18.「試験できる」と「品質を管理できる」の違い
 19.分析・規格面でのRed Flag
 20.追加試験が必要となるケース

第4部 CDMO・製造所・Supply Chain DD
 1.CDMO評価はなぜCMC DDの重要項目なのか
 2.製造委託契約と品質契約
 3.CDMOの技術能力
 4.GMP適合状況
 5.査察履歴・指摘事項の確認
 6.製造設備の適合性
 7.専用設備/共用設備のリスク
 8.製造キャパシティ
 9.将来の商用供給能力
 10.Technology Transferの状況
 11.Analytical Method Transfer
 12.原材料Supplier管理
 13.Single-source CDMOのリスク
 14.Second Source戦略
 15.製造所変更に伴う薬事リスク
 16.Supply Chainの地政学的リスク
 17.Quality Agreementで確認すべき事項
 18.CDMO変更が必要になった場合の時間と費用
 19.CDMOに関するRed Flag
 20.「製造できる」と「安定供給できる」の違い

第5部 Comparability・変更管理をどう評価するか
 1.なぜComparabilityがライセンス案件で重要なのか
 2.開発中の製造変更を時系列で整理する
 3.製造所変更
 4.スケール変更
 5.原材料変更
 6.製造工程変更
 7.分析法変更
 8.規格変更
 9.製剤・容器施栓系変更
 10.Pre-change/Post-change lotの比較
 11.Analytical Comparability
 12.Nonclinical/Clinical Bridgingの必要性
 13.変更が臨床データの解釈に与える影響
 14.Comparability資料が不足している場合
 15.過去の変更履歴を一覧化する方法
 16.Change Controlの成熟度
 17.将来予定されている変更の確認
 18.導入後に必要となる変更を予測する
 19.Comparabilityに関するRed Flag
 20.「現在の品質」だけでなく「品質の履歴」を評価する

第6部 CMC DDの実践―質問、Red Flag、リスク評価、導入判断
 1.DD開始時に何を要求するか
 2.CMC Request Listの作り方
 3.Data Roomレビューの進め方
 4.資料間の不整合を見つける
 5.「書いてあること」と「書いていないこと」を区別する
 6.Q&A Listの作成方法
 7.相手企業への質問の優先順位
 8.Follow-up Questionの設計
 9.Red Flag Listの作成
 10.Risk Registerへの落とし込み
 11.Probability × Impactによる評価
 12.技術リスク・薬事リスク・供給リスクの整理
 13.Mitigation可能なリスクと困難なリスク
 14.追加試験・追加開発費用の推定
 15.開発スケジュールへの影響評価
 16.Deal Teamへどう説明するか
 17.CMC DD Reportの構成
 18.契約条件・表明保証・前提条件への反映
 19.導入後100日で確認すべきCMC課題
 20.ケーススタディ:一見有望な案件の「隠れたCMCリスク」を見抜く

【質疑応答】


◆◆講師プロフィール◆◆◆

専門分野:
バイオロジクス、再生医療等製品、希少疾患領域における薬事・CMC・品質保証、医薬品導入・ライセンス評価

学位:
博士(医学)、MBA(経営学修士)

略歴・活動・著書など:
製薬・バイオ領域において、バイオロジクス、再生医療等製品、希少疾患領域を中心に、薬事、CMC、品質保証、医薬品導入・ライセンス評価等に従事。国内外の医薬品・バイオ関連企業に対し、開発・製造・品質・薬事および日本市場参入に関する支援を行う。一般社団法人日本薬業支援家協会(JPBSA)代表理事として、薬業分野の専門人材育成・教育にも取り組む。著書・教材に『創薬ベンチャー大全』、『薬業支援家養成講座 公式テキスト』、『薬業支援家養成講座 公式問題集』等。