2010年 8月号 「COSMETIC STAGE」
■巻頭インタビュー OEMメーカーの現状と今後
(株)コスモビューティ 山添 隆 氏
■特集■香粧品の使用感に関する研究開発の最前線
@化粧品の使用感評価手法〜キー品質特定のための工夫〜≪金沢工業大学≫
はじめに 1方法 2結果 3.1 官能プロファイル 3.2 グラフィカルモデル 4 考察
A化粧品の嗜好性の解析技術と市場のトレンド操作のための知識工学的アプローチ ≪近畿大学≫
1 化粧品市場の暗号情報とトレンド制御 2 嗜好性の暗号解読と技術翻訳システム 3 化粧品開発支援システムの構築 4 おわりに
B低真空走査型電子顕微鏡を用いたパウダー化粧品の使用感物性の可視化と湿式充填品の解析 ≪近畿大学≫
1 パウダー製品の物性の暗号解読技術 2 光学微粒子のスパイク形状と塗布使用感 3 パウダー品の塗布膜の低真空SEM画像 4 流しこみプレス品の技術解読 終わりに
Cメイクアップ化粧品の使用感を考慮した油系ソフトマテリアルの制御技術 ≪東京工科大学≫
1 油系ソフトマテリアルの分類とその物性 2 成分がメイクアップ化粧品の物性・感触に与える影響 3 オイル固化剤とメイクアップ化粧品の使用感:口紅の場合 4 化粧品の使用感向上と品質課題 4.1 複数の固化剤の併用による軟化現象 4.2 オイルの分離現象 終わりに
Dシリコーンを利用した感触設計技術とその評価 ≪東レ・ダウコーニング(株) ≫
はじめに 1 各種シリコーンの感触傾向 2 感触間の相関 3 感触に影響を与える物性 4 その他の感触制御 終わりに
消費者がわかりやすい“うるおい”の可視化(ビジュアル)法への取り組み ≪小林製薬(株) ≫
香粧品有用性評価におけるデータのバラつきをおさえるコツ、原因と対策 ≪P&G イノベーション合同会社≫
はじめに 1 香粧品有用性評価におけるバラつきの7大原因 1.1 被験者 1.2 測定方法 1.3 試験デザイン 1.4 試験施行時期(季節) 1.5 試験機関・測定条件 1.6 被験者サンプル数 1.7 試験製品 2. 香粧品有用性評価におけるバラつきを抑える対策 2.1 バラつきの原因に対応した対策案 2.2 主要な測定項目ごとのバラつき対策案 2.2.1 3.2.2 皮膚色及びシミの評価 3.2.3 シワやキメ、毛穴等の評価 3.2.4 角質水分量の評 3.2.5 皮膚バリアー機能評価 3.2.6 皮脂量の評価 3.2.7 ハリ、柔らかさの評価
安全・安心を志向する化粧品の現状と課題≪合同会社ブローテラボ≫
はじめに 1. 安心安全に関わる化粧品のトレンド 2.化粧品市場 3.化粧品の基準 4.化粧品の防腐性 5.ナチュラル・オーガニック化粧品 6.安心安全のための化粧品の基準 まとめ
化粧品に使用される原料の相性の基礎知識〜高級アルコールと界面活性剤≪日油(株)≫
はじめに 1.高級アルコール 2.カチオン活性剤水溶液 おわりに
香粧品開発におけるHPLC分析の必須知識〜HPLC分析の基礎〜【連載 第1回】 ≪(株)資生堂≫
はじめに 1 なぜ分離が起こるのか? 2 HPLC装置 2.1 溶離液槽 2.2 ポンプ 2.3 試料注入装置 2.4 カラム(クロマト管に充填剤が詰められたもの) 2.5 カラム恒温槽 2.6 検出器 2.7 記録装置 まとめ
コストと品質を両立させた化粧品の効率化設計〜安定性設計〜【連載 第1回】 ≪(株)アルビオン≫ 第1講:安定性設計
1. 安定性設計とは 1.1 プリウスのABS問題 1.2 従来の設計スタイル 1.3 安定性設計手法 1.4 化粧品の安定性設計
グローバルにみた化粧品の規制や訴求表現における共通点と相違点 〜カテゴリーによる違い【連載 第2回】 ≪ポーラ化成工業(株)≫ 1 化粧品というカテゴリー 2 用途別の分類 (categorized by usage) 3 剤型の違いによる分類 (categorized by formulation) 4 効能効果・機能の違いによる分類 (categorized by efficacy or function) 5 表示・広告での訴求表現における違反事例 5.1 日本の事例 5.2 米国の事例 5.3 各国における共通点
【連載 第6回】≪香粧品研究家≫
香粧品開発におけるManagement of Technology【連載 第2回】≪(株)DMR Lab≫
第二回 イノベーションのジレンマとリード・ユーザー・プロセス
1 破壊的技術とは何か 2 ジレンマへの解 3 リード・ユーザー・プロセス リード・ユーザーとは 4 主要顧客以外の話を聞く 5 ブレークスルーへの活用