高分子材料の架橋・硬化反応と評価・分析技術 セミナー
        
易解体性材料の設計と応用事例
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<セミナー No.612281>

【 アーカイブ配信】 (2026年11月26日(木)Live配信の録画配信です)

★ 架橋反応の種類から反応・架橋率・硬化率の評価・解析のコツまで解説!
★ NMR、DSC、単一分子蛍光イメージングにより得られたデータをどう解釈するのか?

高分子材料の架橋反応、硬化挙動の評価、解析


■ 講 師

1.

テクノリエゾン事務所 代表 今井 昭夫 氏
2. 大阪大学 大学院基礎工学研究科 准教授 博士(工学) 伊都 将司 氏
3. (元)積水化学工業(株) R&Dマネージャー 工学博士 七里 徳重 氏
■ 開催要領
日 時 :

【アーカイブ(録画)配信】 2026年12月7日まで受付(視聴期間:12月7日〜12月17日まで)
※2026
年11月26日(木) 10:30〜16:15の録画配信です

会 場 : Zoomを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません
Live配信セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料 :

1名につき60,500円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき55,000円〕
〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

※定員になり次第、お申込みは締切となります。

■ プログラム

【10:30-12:00】

1.高分子材料の架橋反応と評価

●講師 テクノリエゾン事務所 代表 今井 昭夫 氏

【元・住友化学(株)、日本エイアンドエル(株)】

【専門】
高分子材料設計、ポリマー合成、化学プロセス

 

【講座の趣旨】
 工業的に提供されている高分子材料の強度改良・弾性率向上・形状固定などの目的で高分子鎖を架橋する技術は 広範に適用されている。高分子架橋には、種々の技法が開発されており、高分子化合物の種類に応じて選定・適用されている。本講では、まず、高分子架橋体を得るための架橋方法の種類とその特質について全般的な解説を行った上で、実例として特にゴム材料の加硫に関する技術や熱硬化性樹脂の硬化にかかわる反応について架橋率の測定や物性の変化などについての実用面での技術情報を紹介する。

【習得できる知識】
架橋反応の種類、高分子の架橋の目的、架橋高分子の特性、架橋高分子の用途、架橋率の測定

1.高分子の架橋とは?
 1.1 架橋による高分子鎖の分子構造の変化
 1.2 架橋反応・架橋設備の種類
 1.3 架橋剤の種類と特性
 1.4 架橋による高分子の特性変化
 1.5 ゲル化の理論

2.ゴム材料の架橋(加硫)
 2.1 加硫剤と加硫反応
 2.2 加硫反応の進行度の測定
 2.3 加硫装置の種類と特性
 2.4 ゴムの加硫点と架橋構造
 2.5 加硫前後のゴムの物性・粘弾性の変化
 2.6 加硫ゴムの特性と用途
 2.7 加硫と脱加硫(架橋部の選択的分解)
 2.8 疑似架橋を利用した熱可塑性エラストマー

3.熱硬化性樹脂
 3.1 熱硬化(架橋)反応
 3.2 熱硬化性樹脂の種類と架橋反応
 3.3 熱硬化性樹脂の特性と用途

4.架橋技術の応用
 4.1 異種材料の架橋接着
 4.2 架橋体(ゲル)の合成
 4.3 架橋製品開発の実例

【質疑応答】


【13:00-14:30】

2.単一分子蛍光イメージングによる高分子材料の分析・評価

●講師 大阪大学 大学院基礎工学研究科 准教授 博士(工学) 伊都 将司 氏

【専門】
光物理化学

 
【講座の趣旨】
 主に高分子薄膜を対象に,極微量添加した蛍光分子をプローブとして,高分子材料の空間的な不均一性や重合・架橋反応に伴う粘性の変化などを高い空間分解能で評価する手法を解説する。

1.単一分子蛍光イメージング
 1.1 はじめに:単一分子測定と集団測定の違い
 1.2 単一分子蛍光イメージングの装置構成例

2.超解像イメージング技術
 2.1 ローカリゼーション顕微鏡
 2.2 単一分子追跡
 2.3 3次元観察

3.高分子薄膜材料の評価
 3.1 プローブ分子の拡散挙動から観るミクロな不均一性
 3.2 光架橋・重合材料の評価
 3.3 熱架橋・重合材料の評価

4.超解像イメージングと物性の同時評価
 4.1 MEFS単一分子追跡
 4.2 ミクロ相分離系材料の評価

【質疑応答】


【14:45-16:15】

3.光遅延硬化型エポキシ接着剤の重合反応解析および易解体への展開

●講師 (元)積水化学工業(株) R&Dマネージャー 工学博士 七里 徳重 氏

【専門】
エポキシ樹脂、ポリイミド合成、ウレタン接着剤

【略歴】
1992‐93年 カリフォルニア大学サンタバーバラ校 客員研究員

 

【講座の趣旨】
 エポキシ樹脂は、熱硬化の他にカチオン重合による光硬化材料として応用され、硬化時の酸素阻害がない・硬化収縮が小さいなどの利点を有する。これらの特長に加え、エポキシの光カチオン重合ではUV照射後も触媒が失活しないことから、通常のUV硬化とは異なる特長ある機能を持たせることができ、これまで�@光遅延硬化接着剤や�A易解体接着剤を開発してきた。本講義ではこれらの材料の原理や評価、応用について講演する。

【習得できる知識】
・エポキシの光カチオン重合機構および遅延硬化機構
・遅延硬化挙動の評価、測定方法
・NMR評価、分析技術
・カチオン触媒による分解反応機構と評価

1.光遅延硬化接着剤
 1.1 光遅延硬化接着剤の概要
 1.2 光遅延硬化接着剤の原理
 1.3 硬化遅延剤の種類と特長
 1.4 遅延硬化接着剤の評価
  1.4.1 可使時間測定
  1.4.2 DSC測定
  1.4.3 硬化率
 1.5 NMRによる反応解析
 1.6 光遅延硬化接着剤の応用

2.カチオン重合エポキシ接着剤の易解体への展開
 2.1 易解体接着剤の概要
 2.2 エポキシ樹脂の分解機構
 2.3 光遅延硬化型接着剤での熱分解

3.まとめ

【質疑応答】