第1章
増感色素の種類と耐久性の向上
第1節は著作権の都合上、掲載しておりません
第2節は著作権の都合上、掲載しておりません
第3節 クマリン系色素その他有機色素の材料設計と効率向上への課題
1.開発課題
2.クマリン系色素の開発
3.その他の増感色素
3.1 スチリル系色素
3.2 ポリエン系色素
第2章 電解質の種類と耐久性の向上および課題と対策
第1節 電解質の種類とそれぞれの特性・課題
[1] は著作権の都合上、掲載しておりません
[2] 擬固体色素増感太陽電池と電解質
1.電解質組成
1.1 イオンの拡散
1.2 イオン性液体を用いた電解質
1.3 開放電圧、短絡電流を向上させるための添加物
2.ゲル電解質
2.1 チタニアと固体電解質の界面構築の方法
2.2 高分子物理ゲル
2.3 低分子物理ゲル
2.4 化学架橋ゲル
2.5 固体電解質
2.6 ゲル電解質のイオン拡散に関する報告
2.7 イオン性液体を用いたゲル電解質
[3] は著作権の都合上、掲載しておりません
第2節 電解質の擬固体化技術における課題と対策
1.イオン伝導性ポリマーとは
1.1 イオン伝導性ポリマーの種類
1.2 固体タイプ・イオン伝導性ポリマーの特徴
1.3 ゲルタイプ・イオン伝導性ポリマーの特徴
1.4 化学架橋タイプ
1.5 物理架橋タイプ
2.常温溶融塩(イオン性液体)とは
3.イオン伝導性ポリマーを用いた色素増感太陽電池の研究開発動向
3.1 化学架橋タイプ
3.2 物理架橋タイプ
3.3 常温溶融塩の適用
4.PVDF-HFP系イオン伝導性ポリマーを用いた色素増感太陽電池の研究開発
第3章 電極における材料・耐久性向上に向けた課題と対策
第1節 電極材料の要求特性と耐久性における課題
1.電極材料における要求特性(変換効率と耐久性)
2.酸化亜鉛/酸化スズ複合電極を用いた色素増感太陽電池
4.酸化スズ/酸化マグネシウム複合系
5.CuIをp-型半導体層とする固体型色素色素増感太陽電池
6.ヨウ化銅の特長
7.TiO2電極の作成法と短絡防止層の効果
8.ヨウ化銅層の形成とチオシアン酸イミダゾリウム添加効果
第2節 各種電極における課題と対策技術
[1] 多孔質酸化物半導体電極
1.湿式光化学電池に用いられる半導体電極材料
2.色素増感太陽電池に用いられる酸化物多孔質電極
3.色素増感太陽電池における酸化物多孔質電極の設計
[2] 湿式太陽電池の対極材料への導電性高分子の応用
[3] は著作権の都合上、掲載しておりません
第4章
セル・モジュールの効率シミュレーションと耐久性評価
第1節 Ru錯体色素の材料設計と耐久性
1.日本工業規格(JIS)での環境評価試験
1.1 環境試験および耐久性試験
1.2 性能の測定
2.太陽電池モジュールの信頼性試験項目
3.加速試験法
4.長期耐久性試験および曝露試験
5.評価法
5.1 太陽電池評価装置における単色光量の校正
5.2 太陽電池評価装置における分光感度計算式
5.3 太陽電池評価装置における白色光量の校正
6.分光感度特性の測定
6.1 受光器の分光感度測定法
6.2 測定結果に表示すべきパラメータ
6.3 測定上の留意点
6.4 分光感度測定システム
7.分光感度測定装置を構成する要素
7.1 分光器
7.2 回折格子(Grateing)
7.3 光源
7.4 検出器
8.電気特性測定法
9.色素増感太陽電池(DSC)評価装置
第2節 効率シミュレーション技術とポイント
〜電流-電圧特性、光電変換効率へ物性パラメータが及ぼす影響に関して〜
1.湿式セル、モジュールにおける効率シミュレーション
2.乾式セル、モジュールにおける効率シミュレーション
第5章 オールプラスチック化への課題と技術展開
第1節 オールプラスチック化への課題と技術展開
1.プラスチック化への動き
2.プラスチック電極に適した低温製膜技術
3.導電性プラスチックフィルムにかかわる課題
4.半導体膜と電解液にかかわる課題
4.1 導電膜との密着性
4.2 ガスバリアー性の付与
4.3 短絡防止(セパレータ材料の使用)
5.泳動電着法によるチタニアプラスチック電極の作製
6.泳動電着膜の変換効率の高効率化
6.1 電着技術による効率改善
6.2 電着膜の化成処理
6.3 プラスチックフィルム電極の光電特性
7.対極の設計
8.オールプラスチックセルの特性
9.用途開発のタスク
第2節 フィルム化への課題と対策
1.水熱処理を利用する酸化チタン微粒子光電極の作製と太陽電池
1.1 本法の概略
1.2 得られる酸化チタン圧膜の評価
1.3 太陽電池特性
2.水溶液からの電析法を利用する金属酸化物薄膜の作製と太陽電池への応用
2.1 自己組織化電析
2.2 カラフル酸化亜鉛薄膜の作製
2.3 太陽電池としての特性
第6章 有機薄膜太陽電池におけるセルの特長・課題とその対策
第1節 有機ヘテロ接合型セル
第2節 ドナー・アクセプターブレンド膜を用いた有機薄膜太陽電池
〜ドナー・アクセプター分子間の光誘起電子移動が光電変換に果たす役割〜
1.ドナー・アクセプター分子間の光誘起電子移動が光電変換に果たす役割
2.フラーレン60+ポリフェニレンビニレンのブレンド膜により
達成された高効率バルクp-n接合型有機薄膜太陽電池
2.1 混合しただけで配位結合して形成される
ポルフィリンヘテロダイマーを薄膜材料としたショットキー型素子の光電変換特性
2.2 ポルフィリン・ポリチオフェンブレンド膜を用いた素子の光電変換特性
3.「基板面に垂直方向にネットワークを持つミクロ相分離複合膜」
作製のためのモルフォロジー制御技術に関するFriendらの先駆的な試み
3.1 C60+MEH-PPVブレンド膜中における分子間光誘起電子移動
3.2 PCBM+MEH-PPVブレンド膜の光生成電荷の運搬機構
3.3 MDMO-PPV+PCBMブレンド膜を用いた高効率有機太陽電池 第3節 分子素子型セル
〜分子素子型セルの大面積化と集積化における問題点と対策〜
第7章 有機薄膜太陽電池の高効率化における課題と具体策
第1節 光電荷分離の効率アップ
第2節 電子・正孔の移動度の向上に向けた取り組みと課題およびその対応
第3節 キャリアーの導電性の向上技術と課題
第4節 色素の効率的励起と長寿命化への課題
第8章 有機太陽電池の今後の技術展望と市場予測 |